優しさと厳しさ

桜庭みゆき

第1話 優しさと厳しさ

 優しさってなんですか?


 何度も何度も考えることです。


 いつでも何処でもぶつかる問題です。


 平和ってなんですか?


 思ってることを言わなければ、どんな場所でも平和と言えるのかも知れません。


 それって無関心になれ、ということですか?


 わたしは優しい人間ではないのかも知れません。厳しい人間なのかも知れません。


 それは無関心でいられないからです。


 自分に関係の無い人間、好きでもなんでもない人間に対して、優しさも厳しさも出てきません。


 だけどちょっとお節介なところもあり、人が困ってると知らぬふりは出来ません。


 助けを求めているのだと感じると、何か出来ないかと考えます。


 そして答えを探します。


 そうすると、伝えていることが正しいことでも、相手が怒り出すこともあります。


「あなたはいったい何を言っているのですか?さっきから」


 などと言われることがあります。


 知らぬ顔をして通り過ぎれば良かったのですか?


 言葉をオブラートに包んで、言えばいいのですか?


 それはやっているのです。何度もオブラートに包んで言っているのです。


 でもそれでは伝わらないので、結局ハッキリと言わなければならなくなるのです。


 そうすると、どうなるのか分かりますか?


 わたしが悪者になるのです。


 人のために?言っていること、やっている事が、結果、人から嫌われることになります。


 下手くそか!


 そうかも知れませんね?


 もっと上手く伝えることが出来たなら、みんなが幸せで、わたしも幸せで、丸く収まるのかも知れませんね。


 だけど、自分の考えを伝えようとする時、ゆるく伝えてても伝わらないのです。


 その人にわかって欲しい時、こちらも必死になりますね。


 それが厳しいとか、攻撃しているとか、捉えられてしまうことが多いのです。


 まあわかってくれる人も多いのですけどね。


 一年に一回は優しさについて考えているような気がします。


 一年を振り返る時なんか特にね。


 今年は人に優しく出来たかなあとかね。


 今年もいろんな人と出会い、一生懸命になり、仲間も増えましたけど、サヨナラもたくさんありましたね。


 わたしが出会った人たちが、わたしを通じて出会い、そこにわたしがいなくなり、ということも多くありました。


 わたしがいないことで、その人たちが幸せなら、それでいいんですけどね。


 でも嬉しいこともあります。


 直ぐにはわかってもらえなくても「みゆきの言う通りだったよ!ごめんね!もっと早く気がつけば良かった」そういう連絡を貰ったこともありました!


 その時、声を出して泣いてしまいました。


 厳しいと言われても、嫌われても、わたしは常に好きな人ちに一生懸命でありたいです。


 そしてわたしは綺麗事かもしれないけど、誰のことも嫌いにはなりません。


 荒らしや犯罪者は別ですけどね(笑)


 いまエッセイを書き始めたんですけど、このテーマだけは、別に書きたくなりました。


 ありがとうございます。


 皆さんの考えも聞かせて頂けると嬉しいです!


 続きは応援コメントでやりたいですね。

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優しさと厳しさ 桜庭みゆき @Koorihime

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