第30話帰還
「はい!付与が終わりました。」
ものの数秒で付与が終わった。
「これで使えるのか?」
「はい!物理攻撃、魔法攻撃、スキルどれにも作用するはずですよ」
俺がもらったユニークスキルは〈手加減〉である。
〈手加減〉
ユニークスキル
攻撃するとき意識的にダメージを軽減する。
「これで反撃できる…」
やたら絡まれるわりに小突いただけで即死する奴らばっかりだったからな。
「ではボスモンスターの事よろしくお願いします…」
「ああわかったよ」
目の前が真っ白になり意識が遠退く。
「そう言えば…最近のスマホって丈夫なんですね彗星が当たっても傷ひとつつかないなんて」
アルマーナの呟きはユウトには届かなかった。
「戻ったのか?」
辺りを見回すと森のようだ。
「ゴブ!(主人殿!)」
ゴブ蔵が駆け寄ってくる。
「ギィーギーゴブゴブ(中々目を覚まさないので心配しましたよ)」
「ああ…すまない…もう大丈夫だ」
「今日は帰るからもういいよ。ありがとう。」
ゴブ蔵を返還する。
「さてとそろそろ向かわないと日暮までにつけなくなるな。」
門に向かい歩き始めた。
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