アイドル
年長の娘が、アイドルにハマってしまった。
始まりは、小4の兄が「推しの子」にハマったこと。主題歌を延々流し、DVDを二人で鑑賞。なんと保育園でも流行ってるのだとか。
「推しの子」は、ざっくりいうと伝説のアイドルの子ども(双子)に転生した男女の物語。母であるアイドルは二人の目前で何者かに刺殺されてしまい、兄はその復讐を誓い、妹は母のようなアイドルを目指す……みたいな?(ながら見なので詳しくは知らない)。
原作読んだことないのだけど、芸能界の裏事情がよく取材されてるらしく、30歳過ぎて落ちぶれていくアイドルやら、顔だけの大根役者に合わせて演技の質を落とす役者の苦悩やらが綴られていて……コレこどもに見せてよいのかしら💦
しかしユヅは、キラキラしたアイドルのシーンだけしか頭に入っていない様子。
ある日、私にこっそり耳打ち。
「私、アイドルになる! みんなには内緒だよ♡」
もともと保育園の先生志望だったのだけど、保育園で働きながらユーチューバー活動をし、バズってアイドルになるらしい。令和キッズ、すごい(*´∀`*)
「ほら私って、優しくて可愛くて天才だから!」
Wow! うちの子の自己肯定感、天井知らずやな〜(*´∀`*)
そんなこんなでアイドル目指して頑張るユヅ。
動画を観ながら一緒にダンス。鏡の前でポーズの練習。入浴時、「お疲れ様です、よろしくお願いします〜」と言いながら入ってきたので何事かと思ったら、オーディションの練習だったそうな(✽ ゚д゚ ✽)!
ライブごっこに興じ、踊りながら投げキッス❦をしてくる娘に、「可愛い! 最高!!」と叫ぶ客役の私。ペンライト代わりに、ペンをブンブン振り回しながら。
あなたは今だけの、私だけの、「推し」アイドルだよ(*˘︶˘*).。.:*♡
☆おまけ☆
就寝前。布団に入ったユヅが私にぎゅっと抱きつく。
「寝るの、イヤ」
どうして? (;´・ω・)
「夢に、お母さんが出てこないから……」
ずっきゅうぅぅぅん!! 💛(≧▽≦)💛
「お母さんが夢に出てくるように、手を握って寝よう」と言うユヅ。
どうやら娘の「推し」は、「お母さん♡」なのでした( *´艸`)
( 親バカでごめんなさい(#^^#)ゞ )
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