第756話 2021/11/8 本日も休業

 本日は11時起き。曇天。んおー、頭が死んでいる。もう5年ほどになるのか、こうして毎日何やかんや書いてきた訳だが、そろそろ肉体的限界が近付いているのだろう。原因は老化とか鬱とか運動不足とかイロイロある訳だが、とにかく体が上手く動かせなくなるように、脳も動かせなくなるのだな。


 理屈としては人間の脳は80歳くらいまで発達し続けるとも言われるが、すべての部分が均等に発達する訳でもあるまい。発達する部分はあるが衰亡して行く部分もあるはずだ。「扱いやすさ」を考えるのなら、どんどん扱いにくくなって行くのではないか。その始まりがいま来ているのかも知れない。


 まあ客観的に見れば、5年も続けば結構たいしたものだと思えなくもないのだが、5年続けて実力が右肩上がりにグングン上がって面白いモノがドンドン書けるようになったかと言えば、必ずしもそうとは言えない。文章にまとまりはできたと思う。頭の中にある情景をどう言葉で表現していいのかサッパリわからない、ということはほぼなくなった。だから多少は上手くなったのだろう。でも面白さはそこにはないのだよなあ。


 面白さとは何か、何をどうすれば面白いのか、解答らしきものは自分の中にうっすらとあるのだが、それが正解なのかどうかは自信がない。明確な手応えを感じたことがないからだ。ではどうなれば明確な手応えを感じるのだろう。これがよくわからない。もしかしたら何をどうしても永遠に手応えなど感じないのかも知れない。死ぬ瞬間までずっと「面白いって何だ」と思い続けねばならないのか。さすがにそれはまだかなり先の話ではあるのだろうが。


 しかしまあ、5年続けたおかげで頭が死んでるこんな日でも、それなりの文字数を書くことはできるようになった。これは成長と言えるだろう。本当にどうしてもまったく何も書けない日というのは年に数回あるかないかだ。ゼロにできないのは口惜しいが、我ながらそこそこ優秀だなとは思う。


 いま書いているファンタジーは1万2500文字ほど。それなりに順調に進んでいる。なるべく早く終わらせたいので話のスケールを小さくしたのだが、かえって選択肢の幅が増えて物語が膨らみ続けている。なるほどこういう書き方もあるのだな、と感心したりしているところ。


 さて、今日は犬を動物病院に連れて行かねばならない。なのでこの辺で。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る