第573話 2021/5/9 実弾とか

 本日は3時半起き。眠い。だが外は良い天気の模様。多少体も気分も軽い気がする。水曜日くらいだったかな、雨降るのは。週間天気予報を見るだけで軽く気分が低下傾向になる。沖縄ではもう梅雨に入っているからな、もうそろそろ心の準備をしておかねばなるまい。ああ陰鬱陰鬱。


 訓練で使用する銃弾の数があらかじめ決められており、排莢された薬莢を全部回収し、もし使用弾数と薬莢の数が1個でも合わなければ部隊全体で地面を這いつくばって薬莢を探す、というのは自衛隊に関する話としてはかなり有名であろう。これはフィクションではなく実際にある事なのだそうな。

 まあそれもこれも「自衛隊など税金の無駄遣い! ムキーッ!」と金切り声を上げる連中のおかげなのだろうけれど、国防を合理的かつ効率的に考えるなら、まったく無駄で無意味な行為と言える。たとえ直接的ではなくても、これを自衛隊に強いている連中は日本の国防力を低下させるテロリストにして事実上外患を誘致するスパイであり、国の平和のためには排除せねばならん敵である。

 誤解のないよう書いておくと、虫けらは自衛隊を完全無欠の正義の組織だなどとは思っていない。所詮人間の集団である、腐った部分もあるだろう。金に汚いヤツもいるだろうし性的に倒錯した者、「いじめ」「かわいがり」等々、人間社会の闇は自衛隊の中にも存在するはずだ。ときには非難され社会から攻撃される事もあるに違いない。だがそれでも、だ。

 自衛隊は必要だ。この国に暮らす人々のために、絶対に必要な組織なのだ。税金の無駄遣いなどでは決してない。この国を支える太い柱の1つである。それは動かしようのない事実であると確信している。

 さて、そんな自衛隊より規模の大きな軍事組織は世界中探しても一桁しか存在しないが、その中の1つ、フランス軍にも闇はあるのだそうな。

 2019年、フランス軍のパイロットとしてフランス領コルシカ島に配属された男性が、新人に対する「しごき」のターゲットとなった。頭の上から袋をかぶせられた男性は、同僚らに粘着テープで縛られて実弾射撃場に連れて行かれた。そして標的に縛り付けられ、その後20分間に渡り周囲に向けて戦闘機から実弾射撃を受けたという。

 戦闘機からの射撃と言うからには拳銃でパンパン撃った訳ではあるまい。まあそれでもメチャクチャ怖いのだが、状況的に考えれば機関砲で撃たれたのだろう。1発かすっただけで人間の体など肉の断片に変わる。とんでもない事だ。男性は一昨日の7日、加害者らを告訴した。

 ネチネチとした陰湿さはあまり感じないものの、人として許されるレベルを超えている。犯罪者として裁かれるのは当然である。フランス軍の存在意義とかそういうレベルの話ではない。悪い事をしたヤツはしょっぴかれて牢屋にぶち込まれるのがお似合いなのだ。

 ただ、これ直接の加害者だけが罪を問われて終わりになるのだろうか。何せ実弾を使っているからな。果たしてフランス軍では現場の裁量で、明確な目的もない実弾射撃が許されているのかどうか、少し疑問である。薬莢1つで問題になる日本の自衛隊ならまず無理だ。もし自衛隊で同様の事が行われたとすれば、確実に組織の上層部も知っているはず。その辺フランス軍の組織はどうなっているのかと思うところ。

 機関砲の弾丸の値段というのはググった程度では出て来ないが、1発100円200円の世界ではあるまい。1秒間に50発とか100発が発射される訳だから、何千発も撃ったのだろう。税金払ってるフランス国民は頭にくるのではないか。軍事組織をあまり執拗にがんじがらめにするのもどうかとは思うが、多少の縛りは必要だなと感じた次第。


 昨日書いた中国のロケットは今日午前11時24分に大気圏に再突入し、インド洋に落ちたとの発表が中国からあった。そこに落ちる事は最初からわかっていた、みたいな顔でまた報道官がコメントするのだろうが、運が良かっただけである。

 本来なら事前に落下地点周辺海域や空に警告を出しておかねばならないのに、落ちてからドヤ顔されても意味がない。まったく迷惑な。


 大富豪ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの株価が、世界的に知られるアメリカの電子株取引所ナスダックのシステムで処理できる上限に迫ったため、ナスダックはバークシャーの株価データの送信を停止する措置を取ったそうだ。

 虫けらはバークシャーと聞くと豚の品種を思い出す。元はイギリスの地名である。まあアレだ。経済とか証券市場の事は全然わからないのだが、ドラゴンボール風に表現すればバークシャーの戦闘力が上がりすぎてナスダックのスカウターが爆発したのだろう。何にしても金持ちは凄いな。


 イスラエルのエルサレムで7日、イスラム教の聖地アルアクサ・モスク周辺で夕方の金曜礼拝を終えたパレスチナ人とイスラエル警察の機動隊が衝突、少なくとも205人が負傷し、うち88人が病院に搬送された。主にゴム弾による負傷だという。

 この手の話があったとき、たとえばミャンマーなどの場合には、アメリカは権力側を非難する。でも今回はイスラエルだから、アメリカはスルーしようとするのではないか。少なくとも政権側を批判はしないだろう。ぶっちゃけダブルスタンダードなのだが、他にどうしようもないしな。世界のリーダーも大変である。


 短いが本日はこんなところで。

 ああ、昨日はゼロ。「ここからどうすれば面白い展開になるんだろう」と考え込んだまま、ただ時間だけが過ぎ去った。頭がパンパンになってしまった。また仕切り直しだ。

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