第443話 2020/12/30 本日休業

 本日は11時起き。北風がゴウゴウ唸っている。今夜からは真冬になる。ああイヤだねえ。また電気代が跳ね上がるのか。ため息しか出ない。強風で家が揺れて気持ちが悪い。そろそろ風やんでくれないかなあ。


 昨日はクロアチアで大規模な地震があり、今朝は関東で広範囲に地震があった。そして今日はそれくらいしか書くネタがない。面白くも興味深くも感慨深くも腹立たしさも何も感じないような話なら転がっているが、これは書いておきたいなと思う話はまるで見つからなかった。そんな訳で本日は休業。


 詳細不明な話なら1つだけなくはないのだけれど。インドではいま農業改革に反対する農民たちの大規模なデモが行われているのだが、そのデモが各地の電波塔を1600基ほどぶっ壊しているそうなのだ。これが何のための電波塔なのか、詳細な報道が見当たらないので何とも言えないところ。


 このデモは農業が将来的に大企業に乗っ取られる可能性に対する抗議であるから、大企業の象徴、富める者たちのアイコンとしての電波塔に怒りがぶつけられているのかも知れない。ただ、いまこのタイミングで電波塔といえば、どうしても「5G」との関連を疑ってしまう。


 世に都市伝説や陰謀論は数あれど、5Gにまつわるものほど一瞬で広範囲に、そしてネタではなく真面目な話として広がった例はあるだろうか。比較的最近で、短時間に広範囲に広がったものと言えば、「○○人が白いバンで子供を誘拐している」という話があった。○○人に入るのは特定の民族であったり外国人だったりするのだが、これがヨーロッパや中南米などに広まって、犯人と間違えられた人が殺される事態となった。これでも十分過ぎるほどに酷い話ではあるものの、5Gに関連する話の方が広がる範囲もスピードも上回っているような印象がある。


 とりあえず虫けらの知る限り、5G関連で何人も殺されたというのはいまのところないはずなのだが、現状このままで放置しておくと、遠からず人が死ぬのは間違いない。こないだアメリカのナッシュビルで起きた自爆とか、一歩間違えば大惨事であったろう。インドの電波塔破壊が5G関連であるのかは不明だが、この手の動きは時間が経つほどエスカレートするものである。各国政府や科学者団体などは大きな被害が出ていないいまのうちに、一度真面目に陰謀論者と対峙した方が良いのではないか。そんな事を思う冬の日である。


 昨日一昨日と、NHKの『岸辺露伴は動かない』を見た。日本のテレビドラマは見ていると寒くなる事が大半なので原則あまり見ないのだが、この作品はそれほど寒くなる事もなく見ていられた。もちろん文句をつけようと思えばいくらでもつく。昨日など死体がピクピク動いてたぞ、とか初歩的な部分で気になったりはしたものの、まあそれでもかなり良くできている方ではないか。とにかく文句をつけなければこの腹立たしさは収まらない、といった気持ちにはならなかった。


 中でも感心したのは、綺麗な物は綺麗に、そして汚い物はちゃんと汚く描けていたところである。日本のドラマとか映画とか見ていると、端から端まで全部小綺麗というのをよく見かける。アニメや漫画の実写映画化とか、その頻度が比較的高いのではないか。そういう面で安心して見ていられる映像作品ではあった。今日は第3話である。とりあえず期待して見ていよう。


 昨日は2200文字ほど書けた。何とか目標の5万文字達成である。これで1日から更新できる。しかしこの辺りから先はもうイメージだけというか、ちゃんとしたプロットが書けていない領域に入っている。今後書ける文字数も減るだろうが、何とか頑張って行きたいところ。明日は大晦日、何か書くことがあるといいな。

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