第301話 2020/8/10 送り火とか

 本日は9時起き。夢を見た。車を買わなければいけない、という夢。いまの車が使えなくなってしまった、新しく車を買わなければならない、そんな場面が何度も何度もエンドレスで続く。何だコレ、お告げか? そんなんお告げされても金がないんだからどうしようもないぞ。中古車屋で格安の車を探すシーンまであったが、どんだけ買わせたいのやら。10万円給付があと5回くらいあったら買い換えても良いが、ないからな。無理なものは無理なのである。


 京都の五山の送り火と言えば夏の風物詩だが、その起源が明確になっていない謎の行事でもある。現代ではお盆に帰ってきた魂を送るための火とされているものの、もっとも有名な「大文字」の意味すら諸説あるらしい。まあ、伝統は継承する事にこそ価値があるのだろう。始まった当初と意味が変わってしまっても、存在する意義があるのなら構わないというところだろうか。

 さてそんな五山の送り火も、昨今の新型コロナの情勢により今年は規模の縮小を余儀なくされた。人が集まる事を避けるため、形や文字を描かずに実施する事がすでに決まっている。ところが8日夜、大文字の描かれる如意ケ嶽に何者かが侵入し、かなり大がかりな照明装置で「大」の文字をライトアップしたとのこと。

 ちなみに送り火の灯される五山のうち、如意ヶ嶽以外は基本、入山禁止らしい。だから如意ヶ嶽を狙ったのか、それとも如意ヶ嶽の大文字が一番有名だったからやったのかは不明だが、まあ状況を考えれば悪質と言えるだろう。

 大文字保存会の理事長は、

「登山者がいたことなどは全く把握していない。このようなことをする人がいると、16日の点灯もできなくなる」

「周到に準備されていたようで非常に腹立たしい。行政や警察とも連携を取りながら、2度とこのようなことがないようにしたい」(以上京都新聞)

 と大変に憤っている模様。実行した者たち――さすがに1人ではあるまい――はイタズラのつもりだったのかも知れないが、かなり大事になる可能性もある。いまごろドキドキしているのだろうか。

 ただ多少疑問もない事はない。単なるイタズラにしては金がかかりすぎているようにも思えるのだ。何らかのスポンサーが居たのではないのか。背後関係を洗えば意外なところにたどり着くかも。京都府警の皆様には頑張っていただきたい。


 先般大爆発事故のあったレバノンの首都ベイルートでは政府に対する大規模な抗議デモが発生、政府庁舎に市民が突入し、占拠する事態になっているのだそうな。首相は早期の議会選挙を主張しているそうだが、たぶんそれでは間に合うまい。シリアのような展開にならねば良いがと思うところ。


 先頃亡命を表明したスペインの前国王フアン・カルロス氏が、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに到着した、とスペインメディアが報じたらしい。しかしまだ実際の居場所は確定されていない。ヨーロッパ圏内の別の国に身を隠すのではないかと思っていたのだが、UAEとは意外である。もちろん金はあるのだろうけれど、それでも中東かあ。石油王みたいな暮らしができるのだろうか。


 9日、JR瀬戸大橋線を走る観光列車「瀬戸大橋アンパンマントロッコ2号」の運転士が熱中症で倒れ、救急搬送されたそうだ。いまどき空調設備のない列車だったとのこと。まあ熱中症では力は出ないわな。


 阪神甲子園球場では今日から選抜大会に出場するはずだった32校が集まり、交流試合が開催される。イロイロな意見はあるのだろうが、やるからには可能な限り安全に行ってもらいたい。なお、余計な事かも知れないが、「第一回」とつけなくても良いのかと思うところ。


 野球と言えば、パリーグの試合がアメリカ国内のスポーツチャンネルで、しかも生中継で放送されるらしい。これにダルビッシュ選手が「誰が見るんだ」と突っ込んでいるが、まあたいした需要はないだろう。在米の日本人、それもかなりの野球好きだけが視聴者になるのではないか。なんせ朝4時とか5時の放送だからな。これを観る一般のアメリカ人ってもの凄いマニアだけだろう。まあそれでも何もしない(できない)セリーグよりはマシであるとは思うが。


 この虫の日記に、昨日は203もPVが付いている。何があった。またGoogleにでも拾われたのだろうか。でもそんな突出して見られているところもないしな。自主企画とかもにも参加はしているものの、イマイチ謎である。

 昨日は休んだ。とりあえずたっぷり休んだ。それで何か良い影響があるのかどうかは不明だが、まあたまには必要だろう。さあ今日からまた頑張ろう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る