第278話 2020/7/18 またまた小ネタ集

 本日はまた3時起き。今日は二度寝をしない。まあ昼寝はするかも知れないけれど。しかし何とも困った体。眠れなければ睡眠導入剤を増やせばいいだけだが、目が覚めるのはどうしようもない。まったくもう。老人が早朝に覚醒するというのはこんな感じなのだろうか。

 それはともかくネタがない。まるで見つからなかった。という訳でまたまた小ネタ集である。短くて少ない。


 何かにつけて、幾つになっても、第一歩を踏み出すには勇気が必要なものである。自分に出来るのだろうか、恥をかくだけなんじゃないだろうか、そんな気持ちが頭をよぎる。しかし踏み出さねば何事も始まらないのだ。そして踏み出すのに遅すぎる事はない。

 99歳のイギリスの退役軍人トム・ムーア氏が、不自由な足で歩行器を使いながら庭を100往復すると言いだしたのは4月の事。新型コロナウイルスへの対策に従事する医療関係者を支援するための1000ポンド(約13万4500円)の寄付を集めようというのが、その目的だった。100往復は4月16日に無事達成したのだが、この話題はイギリス中に広まり、最終的に3300万ポンド(約44億円)を集める事になる。

 退役大尉の彼にはこの功績により、4月30日の100歳の誕生日にイギリス軍より名誉大佐の称号が贈られた。当日の空にはイギリス空軍機が儀礼飛行を行い、エリザベス女王やジョンソン首相からのメッセージも届いた。そして国中から14万通のバースデーカードも。

 一躍イギリスの英雄となったムーア氏だったが、昨日17日、彼に更なる名声が加わった。イギリス王室よりナイトの爵位が与えられ、サーの称号を得たのだ。この日はウィンザー城でエリザベス女王から対面で爵位の授与式が行われた。イギリスのロックダウン以降、女王が行う最初の公務であった。何とも名誉な話である。

 まあそれもこれも、彼が一歩歩き出した事によって始まったのだ。何もせず、指をくわえて羨んでばかりもいられない。虫けらも前に進まねばなるまい。まずは新作を書く事かな。


 イタチとはネコ目イヌ亜目クマ下目イタチ科イタチ属の哺乳動物であり、ミンクやフェレットと同じグループである。昔、ミンクのマフラーという毛皮から骨や内臓をはぎ取ったミンクの姿そのままのマフラーがあったが、いまもあるのだろうかと調べてみたら、あった。動物愛護云々を言うつもりはないが、悪趣味だよな、アレ。いまはフェイクファーで作られている物もあるのだろうけど、身に着けている者には想像力が足りていないのではないかという気がしてしまう。

 それはともかくイタチである。イタチは昔、狐狸やカワウソと同様に妖怪の仲間であった。カマイタチなどが有名なところであろうか。当時の人間にとっては不気味かつユーモラスな存在であったのだろう。

 そう言えば大阪市内には「立売いたち堀」という地名があるが、これは別にイタチが出没したからこの地名となった訳ではない。かつて大阪冬の陣、夏の陣において、奥州の伊達氏がここに陣地を構えていたのだ。伊達の堀でイタチ堀である。冗談のようだが本当の話だ。独眼竜も形無しだな。

 さて本日7月18日、大阪は曇天ではあるが穏やかな日。昨夜は遅くにザンザン雨が降っていたが、とりあえず大阪はもうこれで当分大雨の心配をせずに済む模様。しかし日本全体で見ると、関東甲信や東海で大雨が予想されている。ことわざには「イタチの最後っ屁」というのもある。最後の最後で何かが起こるかも知れない。雨の降る地域の方々は、十分に注意していただきたいところ。


 京アニの放火殺人事件から今日で丸1年か。早いな。この件に関しては何とも言葉として書きようのない複雑な、暗い思いが胸に渦巻いている。とは言え、虫けらにできる事など手を合わせるくらいだろう。黙って合掌する。


 今日はこんなところで。天気をネタにしているときは、本当にネタが何も見つからなかったのだと思っていただいて間違いない。『忍者部隊月光』における拳銃のような扱いである。

 昨日は何とか1500文字ほど書けた。かなり頑張ったつもりだ。今日も何とか進められると良いのだが。あと新作も。

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