第254話 2020/6/24 小ネタ集

 本日は10時起き。朝から暑い。今月もあと1週間。あと1週間で今年も半分終わり。ぬあー、何をモタモタしているのやら。ミステリーは今月中に終わらせたい。何とか自分のケツを蹴り上げなければ。締め切りは9月末だが、そんなにノンビリしていられないのだ。何とか頑張ろう。

 それはさておき、本日は小ネタ集。始まり始まり。


 日本時間の今日午前0時29分、メキシコ南東部オアハカ州で、マグニチュード7.4の地震が発生、少なくとも5人死亡、30人が負傷した模様。現地時間では午前10時29分、日本の感覚で考えれば、通勤時間帯からは外れているのではないか。複数の病院が損壊しているとの報道もあるが、とりあえず現時点において想定し得る最悪の事態にはなっていないように思える。被害はまだ増えると思われるが、極端には増加しないのでは。震源の深さも26キロ、そんなに浅くはない。震度も比較的小さかっただろう。とは言え、地震に備える事を前提として社会が成り立っているような国ではないだろうし、これからしばらくは様々な問題が出て来るに違いない。


 先般の脱北者団体によるビラ撒きから緊張感の高まった朝鮮半島情勢であるが、一昨日にもまた脱北者団体がビラを撒いたと発表した。しかし、風向きから考えてこのビラは北朝鮮には届いていないのではと言われている。実際、一部はすでに韓国国内で発見された。

 24日に朝鮮中央通信が伝えたところによると、23日に金正恩委員長指導の下、朝鮮労働党中央軍事委員会予備会議がテレビ会議形式で開かれ、軍総参謀部が提起した開城ケソンへの軍部隊展開などの韓国に対する軍事行動計画を保留したそうだ。

 まあ、南北共同連絡事務所の爆破なんてパフォーマンスだからな。一定の効果があったと思えば、それ以上の事はしても意味がない。北から南に向かってビラを撒くのは予定通り行われるのかも知れないが、せいぜいその程度だろう。地域の清掃業者は大変な思いをするのだろうけれど。


 コードネーム「ジンジャー」として開発され、2001年に発表されたときは「夢の発明」とまで言われた立ち乗り電動スクーター『セグウェイ』の生産が来月15日に終了されるそうだ。現在セグウェイ同様の物、あるいはもっと小型の物が様々なメーカーから販売されている。日本でも研究している企業はある。そういう意味では世界に影響を与えた商品なのだろうが、正直、なくて困る物でもないしな。よく20年も続いたと思う感じの方が強い。まあ、お疲れ様である。


 ノバク・ジョコビッチ氏といえば、虫けらですら名前を知っているテニス界のスーパースターであるが、今月彼が主催して、セルビアのベオグラードとクロアチアのザダルで、テニスのエキジビション大会『アドリア・ツアー』が行われた。新型コロナの蔓延で、テニスの国際大会も開催中止が相次いでいる。それに危機感を覚えての事だとは思うのだが、結果としては早過ぎた。参加選手3人に新型コロナ陽性反応が出て、決勝戦が中止となったのだ。そして昨日23日ジョコビッチ氏は、自らと妻も新型コロナに感染していたと発表した。

「われわれの大会が災いをもたらしたことは大変申し訳ない。この1か月間に主催者らと自分がしたことはすべて、純粋な心で、誠実な意図をもって行ったことだった。大会はすべての保健手順を守って行われ、われわれの地域の保健状況も良好で、慈善目的のためにようやく人々が一堂に会することができるとわれわれは思っていた。われわれは間違っていた。時期尚早だった」(AFP)

 と、ジョコビッチ氏はTwitterで謝罪している。謝れば済むって話でもないような気はするものの、まあ彼を叩いて何がどうなるものでもないしな。傍迷惑な話ではあるが。


 ホワイトハウスに出版差し止め請求訴訟を起こされたものの、請求は棄却され、無事に出版されたボルトン前大統領補佐官の回顧録であるが、NHKがその中身について、かなり詳細に報じている。それは重要な事であり、何としても報じたいという気持ちは理解できる。しかし、これって事実上の宣伝行為ではないのか。日本での翻訳出版が決まっているのかどうかは知らんが、こんだけNHKがプッシュすれば、大ベストセラー間違いなしであろう。

 そう言えば『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』でも宣伝としか言いようがない番組をつくってたな、NHKは。そもそも出版事業もやっているし、何かあるんじゃないのか、これ。文春あたりが突っ込んでくれないものかと思ったりするところ。


 アメリカ国務省は22日、中国中央テレビ(CCTV)、中国新聞社(CNS)、人民日報(People's Daily)、環球時報(Global Times)の中国の4メディアを、報道機関ではなく外交使節団と分類した事を発表した。しかし外交使節団というのは非常に持って回った呼び方であり、要は中国のイデオロギーを垂れ流すプロパガンダ機関と認定されたという事だ。この4社は報道に関して特に規制は課されないが、アメリカを拠点として活動する従業員や、不動産取引の詳細について国務省への報告が義務付けられるという。

 これに対し中国外務省の趙立堅副報道局長は、23日の記者会見で、

「誤ったやり方を直ちにやめ、正すよう強く促す。さもなければ中国は必要かつ正当な対応をせざるを得ない」

「中国メディアに対するむき出しの政治的圧迫だ。米国での正常な報道活動を著しく妨害する」(以上時事通信)

 必要かつ正当な対応といっても、要は中国国内でアメリカのメディアが活動しにくくなるというだけだろう。それならいままでと何が違うのか。これまでだって自由な報道を認めてこなかったくせに、「正常な報道活動」が聞いて呆れる。


 アメリカのワシントン州シアトルでは2週間以上に渡ってデモ隊が「自治区」を設置している。20日にはその内側で殺人事件が起きたものの、警察が立ち入る事を拒まれており、無法地帯化が懸念されている。

 そんな中、22日に首都ワシントンでは、第7代ジャクソン大統領の銅像がデモ隊に倒されそうになった。これを受けての事なのだろう、23日トランプ大統領は例によって例の如くTwitterに、

「首都ワシントンに自治区を作るのは許さない。その場合は、強大な力に直面するだろう」(NHK)

 と投稿している。トランプ大統領が差別的でないと言うつもりはないし、黒人が怒りを爆発させている事にも理由はあるのだろうが、自治区はやり過ぎだと思う。これを放置するのは内乱状態を許可するようなものだ。軍隊で蹴散らせと言うのは間違いだが、しかし何らかの手段で解散させる必要はある。できれば平和的に解決してもらいたいのだが。


 Twitterといえば、橋下徹氏を批判する根拠不明な投稿をリツイートしたとして訴えられていたジャーナリストに対し、23日大阪高裁は、名誉毀損を認めて33万円の支払いを命じた一審の大阪地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。まあ平たく言えば、リツイートは責任を持って、という事であるな。


 本日はこんなところで。はあ、昨日は600文字ほどしか書けていない。今日は頑張れると良いのだが。

 そういえば、昨日『探偵・由利麟太郎』を初めて見た。とりあえず最初から最後まで見たが、正直ビックリするほど面白くなかった。他のミステリードラマ、それも海外の番組と比較してはいかんのだろうけど、ちょっともうイロイロ何と言うか、開始5分で「見るのやめようかな」と思ってしまった。昔から「神は細部に宿る」と言う。細部をなおざりにして物語の上っ面だけ見せたら、そりゃ安っぽくなるわな。ツッコミどころは多々あるのだが、虫けらはもう二度と見ないので、どうでもいいや。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る