第134話 2020/2/25 本日休業

 本日は8時半起き。買い物にも行って来られたし、さて日記でも書こうかと思ったのだが。はあ、集中力がない。昨日の夜からまるで頭が回らない。あくびばかり出て何も思い浮かばない。何かをしている訳ではないのに、時間ばかりが凄い勢いで流れて行く。そんな訳で本日は休業。このところ週休2日くらいのペースだな。


 最近はネットに触れるのがしんどい。ニュース関係だけならまだ我慢はできるが、Twitterを見ても野球やアニメの関連サイトを見ていても、新型コロナウイルスの話題が目に飛び込んでくる。言いたい事はイロイロあるのだが、言いたい事がまとまらない。何かもう、面倒臭くなっている。大規模な自然災害が起こるたび、政治家もメディアも反省した顔をするくせに、今この状況でその反省は活きているのか。何も変わっていないのではないか。


 そりゃあ東日本大震災が起きたときには、虫けらだって「東日本と北日本は終わった」と本気で考えたりはした。しかし現実はどうだ。新型コロナウイルスがどれだけ感染力が高かろうと死亡率が高かろうと、エボラや狂犬病とは訳が違う。安倍政権は終わるかも知れないが、日本が終わる事はないのだ。いま「新型コロナウイルスがやって来る!」と騒いでいる人々は、原発事故のときに「放射能がやって来る!」と騒いでいた人々なのだろう。何故進歩しないのか。何故経験を活かさないのか。


 放射能汚染も現実のことであるし、新型コロナウイルスの蔓延も現実のことである。でも世の中の大半の人間は死なないし、この国も終わらない。自分が少数派の被害者になる事を恐れる気持ちはわかるが、この世に死なない人間は居ない。放射能や伝染病で死ぬのが間違いで、交通事故で死ぬのが正しい訳でもない。それも現実。今回の騒動に関して言えば、政府は有能とは言えなかった。責められても仕方ない。いまの政権がこのまま続けば被害は拡大するという指摘は正しいと思う。しかし次の政権がちゃんとした対応をしてくれる可能性は低い。それもまた現実である。


 もちろん低くてもゼロよりはマシだ、という考え方はあるだろうし、それを否定するつもりは毛頭ない。ただし次がゼロ以下のマイナスになるリスクは受け入れなければならない。それはどこの国に暮らす国民であっても、思想が右であろうと左であろうと真ん中であろうと間違いなく存在するリスクである。回避する手段はほぼない。もし唯一それがあるとするなら、国民がこぞって優秀な人材を国会に送り込む事だけであろう。「国会議員など誰がなっても同じ」と思っている限り、我々はマイナスの政府を受け入れねばならない覚悟を要求されるのだ。


 何か書けば書くほど気が重くなる。精神的にしんどくてかなわん。何もかも億劫でグッタリだ。今日の空模様のように気分がどんよりしている。何か楽しい事はないか。何か気分が明るくなる事はないか。エロ漫画でも買おうかな。

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