第109話 2020/1/31 また小ネタ集

 本日も9時起き。んあー、もう何とかならんものか。まあ、頭をひねってひねって、そのままの状態で寝落ちしてるからな、寝る前は安静にした方が朝スッキリ起きられるのかも知れない。でもいまは仕方ないか。ミステリーは佳境に入っているし、いま頭をひねらずに、いつひねるのか。

 そんなこんなで、今日もまた小ネタ集。これといったネタが見つからないのだ。


 子供は無条件で守られるべきだし、問題行動を起こしたとしても、反省と更生の機会が与えられるべきである。それはまったく正しいと思う。ただ問題は、いつまでが子供なのかだ。正直なところ、せいぜい15歳、中学3年生で区切って良いのではないかと虫けらは思う。現行の少年法は20歳未満を少年と規定しているが、これは過剰な保護であろう。

 30日、『少年犯罪被害者当事者の会』のメンバーらが、法務省の川原刑事局長に意見書を手渡した。少年法の適用年齢を20歳未満から18歳未満に引き下げる事に賛成するとの内容の意見書である。この会のメンバーは、自分の子供の命を少年犯罪によって奪われている。彼らの主張は当然と言える。いや、まだ随分と優しい方だろう。「18歳、19歳の少年に選挙権や民法上の権利を与えるのであれば、社会的責任を受ける義務も課してほしい」(産経新聞)という、至極真っ当な事しか言っていないのだから。

 少年法の適用年齢引き下げには日本弁護士連合会や一部メディアなどが反対しているが、これは被害者遺族の感情を踏みにじるものである。なぜ加害者を一方的に守る事ばかり躍起になるのか。「少年法は機能している」と言うのなら、それは機能していてこの程度という事だ。失敗法であると認めているようなものではないか。

 少年は保護されてしかるべきだし、少年法は存在すべきだろう。ただし、「何でもかんでも守ってしまえ」ではなく、何を守るべきか、どこまで守るべきかを明確にすればの話だ。一度20歳未満と決めたらそれを一切動かしてはならない、などという思考停止は話にならない。罰せられるべきは正しく罰せられる社会を目指すべきだと考える次第。


 タバコを吸うと肺の中が真っ黒になる、というのは知識としては知っている。しかしこのたび科学誌『Nature』に掲載された論文によると、禁煙すると肺の中の細胞が置き換えられ、タバコを吸う前の健康な状態に戻るらしい。もちろん、1日2日で戻る訳はないが、早めに禁煙をすれば、数年で綺麗な肺になるようだ。

 いま書いているミステリーの主人公はタバコを吸うのだが、喫煙者などフィクションの中だけで良いのではないか。そういう時代がもうやって来ているのかも知れない。


 イギリスの公共放送BBCが450人規模の雇用削減を実施し、113億円程度の予算削減を図る模様だが、内部では反発も強いようだ、と、BBCが報じている。この辺はさすがと言える。日本のメディアなら他局他紙の事は報じても、身内の事はスルーするところだ。矜持プライド責任感のレベルが違うのだろう。


 EUの欧州議会は29日にイギリスの離脱協定案を可決した。これでブレグジットに関わる手続きはほぼ完了、イギリスは今日31日の午後11時にEUを離脱する。明日からはもうイギリスはEU加盟国ではなくなる。さて、どうなるのか。

 経済的に相当キツい事になるとの予測はあるが、実際のところはやってみなくてはわかるまい。EU加盟国内にはEU懐疑派政権の国もある。世界経済にも影響があるかも知れない。離脱したイギリスが今後どうなるか、多くの国が見つめていよう。波及する影響が小さいと良いのだが。


 ドイツの病院で、新生児の未熟児にモルヒネを投与した看護師が逮捕された。まだ訴追されていないが、殺人未遂の罪に問われる見通し。本人は容疑を否認しているそうだ。

 医者だとか看護師だとか救急救命士だとか、人の命を扱う職種には、時折シリアルキラーが混じっている。まあ普通に考えれば、本来その予備軍は世の中至る所に潜在しているのだろう。医療関係では本当に簡単に人が殺せるために、それが顕在化しやすいのではないか。

 とは言え、なかなかそれを前提とした社会にするのは難しかろう。つまりこの先も、こういう事件はときどき起こる訳だ。難儀な事である。


 ゲーム機メーカーのアタリといえば、アタリショックで潰れたかのようなイメージが強いが、ブランド自体はいまも存続している。そのアタリがアメリカのアリゾナ州フェニックスにホテルを開業する予定であるらしい。

 単なるホテルではなく、ホテルとビデオゲームの融合を目指しており、「VR(仮想現実)やAR(拡張現実)のコーナー、ストリーミングゲームを楽しめるスタジオ、eスポーツのイベントを開催できる会場などが設けられる」(CNN)そうだ。

 さすがにテーマパークを作るのは難しいからな。ホテルというのは規模的にも目の付け所が良いのかも知れない。でももし将来、任天堂がホテル経営に乗り出したりしたら、一巻の終わりである。ハイリスクなような気がしないでもない。


 アメリカのミネソタ州インターナショナル・フォールズ市において、税関・国境警備局(CBP)が偽札90万ドル(約9810万円)分を押収した。すべて1ドル札だったという。どうやら中国から入って来た荷物の中から見つかったようだ。

 何故1ドル札だったのだろう。一番流通しているのが1ドルなのか。アメリカでは100ドル札とか高額紙幣は店で受け取ってもらえない場合があるとか聞くしな。堅実なところを狙ったのかも知れない。まあ、偽札作りなどに手を染める山師に堅実もへったくれもない気もするが。


 同じくアメリカの税関・国境警備局がメキシコとの国境で、薬物密輸用に掘られたトンネルを発見した。その距離、約1313メートル。深さは約21メートルで、高さは約1メートル65センチ、幅は約61センチ、換気装置、電気供給、排水路にカート用の軌道、そして入り口にはエレベーターまで完備してあったという。

 金も時間も労力もかかったはずなのだが、薬物密輸とは儲かるものなのだな。いや、メキシコは麻薬組織が国を動かしているようなものだし、トンネルくらいは掘れるか。壁を作りたいというトランプ大統領の気持ちはよくわかる。


 そのトランプ大統領は今年大統領2期目を目指して選挙に臨むが、主要州では現在リードを保っているものの、民主党との差は僅かで、逆転される可能性もあるとのこと。民主党支持者がしっかり投票所に足を運べば、とロイターは書いているが、それが一番難しいのではなかろうか。

 虫けらはトランプ氏は嫌いだが、じゃあバイデン氏やウォーレン氏、サンダース氏が大統領になったら、と思うと、ちょっと頭が痛い。プーチン大統領や習近平主席に鼻先で笑われるような大統領になるだろう。何か上手い手はないものだろうか。虫けらはアメリカ人ではないのでどうしようもないのだが、何ともヤキモキするところ。


 今日はこんなところで。はあ、早起きしたい。明日は買い物に行きたいのだが、さてどうなる事やら。本を読むにも時間を作らなきゃならんしな。まったくもう。

 昨日は2500文字近く書けた。何とか頑張った方だろう。さあ、今日も頑張ろうか。

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