第44話 2019/11/27 プライムとか
本日は9時起き。何か気が付いたらもうこの日記も10万字を超えている。早いな。相変わらずたいした事は書いていないのに。
金を使い出すと止まらない。あれやこれや金の必要な事が湧き出てきて、どんどん流れ出してしまう。たまらんなあもう。蛍光灯って2年半も持てばいい方なのだっけか。十年くらい使えたらいいのに。
いまAmazonプライムの年会費って4900円なのだな。値上げしたのは知っていたが、あまり意識していなかった。虫けらが会員になった頃は3900円だったな。1000円の値上がりだが、Amazonで買い物しまくってるから、すべての荷物の送料合計が4900円だと思えば物凄く安い。
そう言えば最近とんとプライムビデオは見なくなった。見たい作品がない訳ではないのだけれど、何か踏ん切りがつかない。勇気が必要、とまで言うのは大げさなのだが、どうにもまとまった時間をとって「さあ見るぞ」という気分になれない。まあそれはまったくAmazonのせいではないのだけれど。
それでもいつか気が向いたときにまた何か見られる場所があるというのは、気が楽であるとも言える。でも気が向く事が本当にあるのだろうか。
いま何本かのアニメは毎週見ているが、それ以外はテレビ番組をまるで見なくなったし、映画も観ていない。資料になりそうな本は読んでいるが、小説は読んでいない。これでいいのかなあという不安は少しある。「面白い」とはどういう事かを感覚で理解できていないとイロイロまずいんじゃないのか。もっとたくさんの他人の考える「面白さ」に触れないといけない気がする。そういう焦りは常にある。
さて、NTTドコモは26日、『ギガホ』『ギガライト』のユーザーに対し、12月1日よりAmazonプライムを1年間無料で利用できるサービスを開始すると発表した。キャンペーンへの申し込みが必要だが、年会費4900円はドコモが負担する。ドコモとしては他社との差別化により顧客の囲い込みができて、Amazonとしてはサービスの便利さを知ってもらえるメリットがある。どちらにとっても損のない関係だ。
ただ、当たり前だが2年目からはAmazonのサイトで解約をしないと、4900円を支払わなければならない。これがな。契約から数ヶ月間無料とか初年度格安とか、この手のサービスはイロイロあるが、どこかで騙されている気がしてならない。
そう言えば大阪ガスが送電事業もやっていて、Amazonプライムが無料で使えるというサービスプランがあるのだが、これは期間限定ではない。契約している間、ずっとプライムサービスを利用できる。年間で6500円お得! とか宣伝しているのだけれど、プライム料金をのぞけば年間で1600円しか安くできないのだな、と思ったりしている。ちょっと意地が悪いか。
とは言え、Amazonプライムは便利である。これが当たり前になってしまうと、年間4900円くらい惜しくないと想う人も少なからず出て来よう。そしてまた金が金を呼び、Amazonが大きく肥え太るのだ。やっぱり何か騙されてる気がするなあ。
今月16日、山梨県知事が顔に絆創膏をいくつも貼って公の場に出て来たのだそうな。これについて26日の記者会見で、レーザーによるシミ取り治療をした事を明らかにした。
……だから何やねん、という話である。これを産経新聞が報じているのだが、趣旨がまったく理解できない。この記事の最後はこう結ばれている。
「政治家と絆創膏をめぐっては、平成19年に赤城徳彦農林水産相が顔に絆創膏やガーゼを貼って記者会見に臨んだが理由を説明せず、事務所費問題で辞任。2年後の衆院選で落選した」
??? である。その赤城氏は顔に絆創膏を貼ったから落選したのか? 「顔に絆創膏を貼った理由を説明しなかった、けしからん!」と有権者の怒りを買って落とされたのか? それは全然関係ないと思うのだが。
とは言えぶっちゃけた話、書く話題がなくて休む事の多い虫けらには、こういう何の意味もない記事で紙面を埋める気持ちが理解出来なくはない。新聞は休めないからな。とにかく何とか文字数を消費して、紙面を文字でいっぱいにしなくてはならんのだ。そのための埋め草である。大変ですなあ、と少しばかり同情してしまうところ。
26日、フィリピンの上院議員がある決議案を議会に提出した。フィリピンの送電事業者の最大手は、全国の78%の家庭に送電するナショナル・グリッド・コーポレーション・オブ・フィリピン(NGCP)であるのだが、この会社の株式の40%を中国の送電会社、国家電網公司が保有しているのは安全保障上の問題ではないのか、との内容だ。
上院議員曰く、
「わが国の海域や領土で攻撃的に振舞う外国が、わが国の送電網を支配することについて、じっくり考えて欲しい」
「その国はわれわれの選挙を妨害し、テレビやインターネットなど通信技術へのアクセスを遮断することができ、国の経済や安全保障を崩壊させかねない」(以上ロイター)
とのことだ。まあ、普通に考えて普通ではない。株式の40%を1社に握られているというのは、日本国内ならその時点で関連会社となる。50%を超えれば子会社であるし、超えなくても役員の派遣や資金提供の状況によっては子会社とみなされる。電力は現代社会の命脈を握る力である。それを事実上外国に管理されている状態がマトモな訳がない。
とは言えな。この株式が非合法に取得されたものならともかく、何もしていないのに無理矢理没収する訳にも行くまい。出来るのは公開買い付けで株を買い戻す事くらいではないか。それでも中国は反発するだろうし、先々難しい問題になるのでは。
でもこれ日本も他人事ではないのだよな。「外国から電力を買おう」とか「パイプラインでガスを輸入しよう」とか言う国会議員は日本にも居るのだから。水道民営化の問題もあるし、ライフラインの確保は国家が管理すべきであると考える次第。
今日はこんなところで。先月収穫したサツマイモをそろそろ食わねばならんのだが、さてどうしようか。芋ご飯でも作るかな。
昨日も3000文字ほど書けた。今日か明日には6万文字を超えるだろう。頑張って当面の目標である10万文字を目指すとしよう。エンディングとかまだまったく考えていないのだけれど。
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