『まえがき』

まだ構成を練っている段階です。

変更になる可能性がありますが、それでも先の展開が気になる方はどうぞ。

３章序盤のネタバレが含まれています。

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『３章予告』

林間合宿から帰ってきた９班のメンバーは、ランキング戦で頭角を現していた。

そんな中、東高１年生の頂点を決める新人戦がいよいよ始まる。

大会運営を執り行う生徒会は、人手不足を解消するために、１年生からの補充を計画していた。

９班メンバー７人は、工藤凛花（くどうりんか）の推薦で生徒会ハウスに呼び出される。

しかしそこには、もう１人招聘（しょうへい）されていた。

新人ランキング１位にして、入学式で新入生総代だった男。

彼の名は高宮飛鳥（たかみやあすか）。

富士の高宮家の次期当主にして、高宮芙蓉（たかみやふよう）の従兄弟。

九重紫苑（ここのえしおん）の不用意な発言のせいで、飛鳥は芙蓉を敵視する。

１位の高宮と最下位の高宮。

新人王はどちらの手に。

しかし並行して、もうひとつの物語が展開される。

九重紫苑を狙った新たな暗殺者がニホンに送り込まれる。

最初の襲撃にて、まさかの絶対強者が負傷する事態に陥る。

無敵に思えた彼女の弱点のひとつが明らかになる。

芙蓉は暗殺者から紫苑を守り抜くことができるのか。

他にも芙蓉への協力に苦悩する的場蓮司（まとばれんじ）、

生徒会役員入りのために張り切る橘由佳（たちばなゆか）、

草薙静流の弟にあたる本家後継者と試合をする草薙胡桃（くさなぎくるみ）、などなど。

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