Linxというゲームの実態
数日後、
コードを入力した事を伝えると、
「だったけ? すまん、忘れてた」
ゴリ押ししといてこれかよ。俺は胸の中で先輩を殴った。
「先輩はちなみにどのステージまで行きましたか?」
先輩は、ステージ? 何それ。ととぼけた顔を見せた。
「お前、その調子だとあのゲームがどんなゲームかまだ知らねーみたいだな、ウケるわ」
そう言って先輩は誰かからかかってきたスマホに出ると、そのままどこかに消えた。
どんなゲームかだって?
音ゲー、ストーリーゲームだろ?
俺は気になってネットでLinxについて調べてみた。すると意外な事が分かった。
『Linxはあなたのために生まれ、あなたとともに成長します』
どうやら新しく開発された
ネットの交流掲示板を見ても、沢山の種類のゲームが存在していることが分かる。王道RPGだったり、アクションだったり、シューティングだったり。それぞれが自分の好みのゲームをプレイしていた。
なるほど、これがヤバイってことか。
まあ無料でもそこそこ楽しめるからいいか、リアナ可愛いし。
あまりに課金をせびるようだったら止めればいい、そう高を括っていた俺はやがてその魅力と罠にはまっていくことになる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます