お兄ちゃんを愛せるのは私だけなの
一ノ瀬 彩音
第1話 お兄ちゃんを愛する心Ⅰ
私には年上のお兄ちゃんがいてとてもお兄ちゃんの事を
好いているというか愛しています。
お兄ちゃんを他の女性に渡すくらいなら、私がお兄ちゃんの
事を愛し続けます。
血の繋がっている兄妹なのでご結婚は出来ませんが、それでも
恋人までなら大丈夫なはずですよね。
ここまでお兄ちゃんの事を想い愛しているのは私だけです。
私のお名前は
職業がごく一般的なOLです。
私のお兄ちゃんのお名前が
職業が鬼道家の御曹司をしているんです。
元々お兄ちゃんは鬼道家を継ぐ人間なのでしょうがないと思います。
私自身は御曹司であるお兄ちゃんが大好きで愛している。
今も私は愛しているお兄ちゃんの傍に居ます。
今、私の格好は上着を着てて中にはインナーも着ていて下はスカートという
格好をしているのと、下着はきちんと穿いています。
お兄ちゃんの格好と言うと……上はTシャツで下はジーンズという格好で
身軽な感じの格好をしています。
私はお兄ちゃんに声をかけるため、お兄ちゃんの近くまで行くと
声をかけるのでした。
「ねぇ、お兄ちゃん、何をしているの?」
お兄ちゃんは私の方に振り向いてこう言ってくるのでした。
「今は御曹司としての公務をしているんだよ、茜はあっちにいっててくれ」
「うん、公務の邪魔してごめんなさい」
「いやっ、もうちょっとで公務も終わるから」
「じゃあ、終わるの待ってるね」
お兄ちゃんが御曹司としての公務をしているので邪魔をしたくない私は
高級そうなソファーの上に座って待つ事にするのでした。
待っている間もお兄ちゃんは御曹司としての公務をしていてすごいなと感じます。
私には到底マネ出来ない事だとはっきりとわかります。
私のお兄ちゃんは私と違って何でもこなせる人間なので尊敬しているのも事実です。
そんなんだから私はお兄ちゃんの事を好いてて愛しているのかもしれません。
お兄ちゃんの御曹司としての公務のお仕事を終わるのを待っているとお部屋のドアが
ノックされる音が聞こえる。
するとドアノブが動いてドアが開いて一人のメイドが中に入って来ると
「失礼させて頂きます、勇作様」
お兄ちゃんもメイドがお部屋の中に入って来るのに気づいたのか、
一旦、公務を中断してメイドに声をかけることにした。
「どうしたんだ? 何かあったのか?」
「いえっ、どうしているのかとご心配になってしまって」
「そうか、心配してくれてありがとうな」
「はい、大丈夫そうなので私は失礼させて頂きます」
メイドはお部屋から出ようとした時、私がソファーで座っている事に気づくと
「茜様、くれぐれも勇作様のお邪魔だけはしませんように」
私はメイドにそう言われると
「お兄ちゃんの邪魔なんてしません」
メイドがお部屋から出て行くと、お兄ちゃんは私の元へ来て高級そうなソファーに
座るとこう言ってくる。
「茜、公務が終わったから何かするか」
「うん、何かしたいね」
これでやっと愛しているお兄ちゃんと交流が出来ると思うと
私は嬉しくてしょうがない。
お兄ちゃんとどんな事をして交流しようか考えているとお兄ちゃんが
私にとんでもない事を聞いてくるのでした。
それは果たして、どんな事を聞いてきたのでしょうか。
その後、私とお兄ちゃんはデートをして楽しく過ごしています。
楽しく過ごしているのはいいですけど、お兄ちゃんは公務のお仕事が忙しくて
なかなか遊んでくれないというか構ってくれません。
私が何度かアプローチするとお兄ちゃんは構ってくれて嬉しいです。
結局、お兄ちゃんの事は愛しているけど、なかなか愛せる機会が少ない。
私はそれでもずっとお兄ちゃんの傍に居て甘えて愛しているという事を
しっかりとしていると思います。
私の幸せはお兄ちゃんと居る事です。
お兄ちゃんを愛せるのは私だけなの 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます