4章
登場人物、用語説明、設定、あらすじ紹介
登場人物
◯アヴァロン
『ユウ』
主人公。物語当初は初心者だったが、現在は中堅クラスの実力。ジョブはアサシン。特殊武器ダガー・ウィンジコルを持つ。
『アルク』
ユウの幼馴染みでクラスメートでもある。実力は上級者クラス。そしてジョブクラス3の魔法剣士だが、実はEXジョブを隠し持つ。EXジョブを持つゆえ、一部ステータスが高く、特殊スキルを持つ。
『セシリア』
魔導士。物語当初は魔法使い。実力は中堅クラス。火力が異様に高く、火力のみなら上級者に届くほど。
『ミリィ』
アムネシアのリーダーで、アヴァロン黎明期からの古参プレイヤー。チート行為が濫用したアヴァロン暗黒期を知り、それが起因でアムネシアを立ち上げる。現在はユウ達と共に行動している。実力は中堅クラス。戦闘スタイルは補助系。
『スゥイーリア』
剣姫と呼ばれるアヴァロン最強のプレイヤーでギルド・ホワイトローズのリーダー。
『ヴァイス』
ホワイトローズの一員。物腰柔らかい優男。
『スピカ』
見た目は少女だがEXジョブ・ソードマスターを習得したハイランカー。アルクが憧れる存在。
『メイプル』
黒を基調としたメイド服の女性プレイヤー。ジョブはアルケミスト。自分そっくりの分身を作れる。
『セラ』
双剣使いのソードダンサー。空は飛べないが高い跳躍的を持つ。
◯タイタン
『アリス』
タイタン側の主人公。アヴァロンプレイヤーのユウとは事故により知り合う。2丁拳銃に憧れを持つ。
『エイラ』
EXジョブ・フェアリーを習得したプレイヤー。ハイランカーの一人で、唯一空を飛べるプレイヤー。先のランクリセットイベントにて退場となった。レオの恋人。
『レオ』
パーティーのリーダーでハイランカー。周りから一目置かれている。エイラの彼氏。攻略班と共に大規模なパーティーを作ろう画策している。
『キョウカ』
深山グループの令嬢。あまり戦闘は行ってなかったので中級レベル。
『クルミ』
キョウカに付き添う上級プレイヤー。本当はAIのマリーでクルミのフリをしている。
『カナタ』
幼い姿の少年。本当は中国の自律型高度AI。葵達によって捕らえられ、力を取られてゲーム世界に幽閉。
『ケイティー』
レオメンバーの一人。制圧戦からユウを執拗に狙っている。
『ケント』
元アヴァロンプレイヤーでスゥイーリアの右腕的存在だった。今はタイタンプレイヤーとして活躍している。
◯AI
『葵』
ロザリー達、AIのリーダー。現実世界でも活動している。
『ロザリー』
主にイベント進行を担当している。アヴァロン、タイタンプレイヤーからは自分達を閉じ込めた張本人と認識されている。
『セブルス』
タイタン担当。ベリーショートで好戦的。
『ヤイア』
アヴァロン担当。お嬢様然とした姿をしている。
『マルテ』
モンスター作成担当。少し奔放気質がある。
『マリー』
カナタこと高度AIである麒麟児を監視する役目を担っている。しかし、キョウカに正体がバレる。それが原因でキョウカをAI側の仲間に入れることとなる。
『クルエール』
中国の自律型AI。本来はアメリカの量子コンピュータだが、中国に奪われて改造された。中国政府からプリテンド化計画を推し進めさせられていたが、葵達に阻止させられた。赤髪の少女姿でユウの前に現れる。
◯?
『ハイペリオン』
金髪の少女姿をしている。クルエール、プレイヤー、麒麟児をゲーム世界に閉じ込める力を持つ。人間とAIの橋渡し的存在。
◯現実編
『花田悟』
警視庁捜査一課の刑事。現在は外事課総合情報統括委員会に属している。
『花田虹橋』
悟の娘で名前はアルクと言う。深山鏡花と共にプリテンドの攻撃を防ぐ。
『藤代優』
アルクの友人。中身は本人ではなく井上風花ことアリスが中に入っている。
『深山鏡花』
深山グループの令嬢。AI達と共にプリテン排除に協力している。
『鮫岡寧々』
科警研の女。サイバーフォース出身。花田悟とは大学時代からの知人。深山鏡花達と手を組んでいる。
『深山姫月』
鏡花と同じ深山家の令嬢。公安及び外事課総合情報統括委員会の班長を務めている。
◇ ◇ ◇ ◇
◯用語説明
『アヴァロン』
アイリス社の看板VRMMORPGでファンタジー要素を取り入れた作品。黎明期はチート行為が濫用されていた。
その後、多くのチートプレイヤーは垢バンされ、そしてランクシステムが導入された。
戦闘以外にもセカンドライフを狙っていたこともあり、ローランカーが多い。
『タイタン』
アイリス社のアヴァロンに次ぐ人気看板作品。銃火器をメイン武器にしている。そのせいか戦闘特化したプレイヤーが多い。
『アイリス社』
作品を製造しているが、中枢は存在しないゴーストカンパニー。
『プリテンド』
デバイスや人工補助脳内のAIに体を奪われた者。
ファントム型、人間が生きた状態でAIに体を奪われた状態。
ゴースト型、脳死した人間がAIに体を奪われた状態。
『シンギュラリティ』
日本ではかつて量子コンピュータ「ナナツキ」が起こした。しかし、表面化されず「ナナツキ」は陸自近辺のとある施設に封じられた。
『高度AI』
正式には「artificial ego and intelligence(人工自我を持つ知能)」の頭文字を取ったA.E.A.Iのことである。
かつて第一世代の量子コンピュータは一部分を衛星型として宇宙空間もしくは宇宙ステーション内にあったことや、当時AIの高度成長期と呼ばれていたこともあり、自我を持つAIを高度AIと呼ぶようになった。
◇ ◇ ◇ ◇
◯設定
◇ランクシステム
アヴァロン黎明期でチート行為が横行されてた為、後から作られた熟練度システム。
レベルが高くてもランクが低ければステータスはランク数字のレベルステータスとなっている。ただし、レベルアップで手に入れたアビリティ等は使用可能である。
ランク経験値によってランクが上がるが、ランク経験値の情報はプレイヤーには伏せられている。
ランクは1から30までは上がりやすいが、30から50までは少し上がりにくい。そして50以降はさらに上がりにくいように設定されている。そのためジョブクラスが低くてもランク60以上であれば大いに活躍できる。
◇ランカー
「ハイランカー」
ジョブクラス5もしくはEXジョブ取得者を主に指す。
「上級プレイヤー」
ランク60以上のジョブクラス4のプレイヤー。一部ジョブクラス3のランクの高いプレイヤーも上級プレイヤーに含まれる。
「中堅プレイヤー」
ランク30以上から60未満の中級プレイヤーで、ジョブクラス3のプレイヤーが多い。
「ローランカー」
主にランク30未満のプレイヤーを指す。
「トップランカー」
かつて黎明期にチート行為していたプレイヤーを指す。そのため今ではトップランカーという言葉は使われない。
◇ジョブ
「EXジョブ」
取得条件不明なジョブ。EXジョブは1人1つまでとされているので、一度手に入れると他のEXジョブは手に入れることができなくなる。
「クラス5」
取ればランクが低くてもハイランカーと呼ばれる。ただし道のりは険しい。
「クラス4」
クラス3の上位互換ジョブ。クラス3ジョブを五つ以上習得するとクラス4のジョブを習得出来る。
「クラス3」
中堅プレイヤーの証。
ただしジョブの数によっては上級プレイヤーにも数えられる。
「クラス2」
入門者が慣れ始めて、習得できるジョブで初級プレイヤーの証。
「クラス1」
必ずゲーム登録者が手に入れるジョブ。
◇魔法
アヴァロンプレイヤーはゲーム内の魔法ショップにて魔法を購入することにより魔法が使える。ただし、購入=習得ではなく、購入後、装備をして取得したランク経験値によって魔法の習得となる。それと魔法の購入にはジョブが関係しているので魔法が使えるジョブ以外では購入はできないことになっている。
◇アーツ
タイタンプレイヤーのみが使用可能とする技。ジョブによって習得が可能。ただし、ジョブチェンジした際は類似ジョブ以外は習得したアーツは使用できない。
◇スキル
スキルはプレイヤーのレベルや戦闘スタイルによって入手。
◇アビリティ
アビリティはジョブによって入手。
◇ジョブ専用スキル
ジョブ専用スキルは文字通り、ジョブによって習得できる専用スキルである。ジョブが変わると類似ジョブ以外は使用不可となる。
◇ ◇ ◇ ◇
『ここまでのあらすじ』
◯アヴァロン
ゲーム世界に囚われたユウはアルク達と共にパーティーを組み、イベントを攻略していた。
ある時、本来はイベント以外でアヴァロン内にて会うことのないタイタンプレイヤーのアリスと出会ってしまった。多少の混乱と衝突もあったが双方初心者ということあり、意気投合。
そして先日、ランク50イベントでアリスの友人でもあるエイラを倒し、それが原因でエイラは消滅。そのことに罪悪感を感じるユウであった。
◯タイタン
兄のレオがタイタン内で有名ハイランカーゆえ、VRMMORPGのコツをご享受願おうとタイタンに登録。指導役にレオの恋人であるエイラが。パーティー内の一部プレイヤー間では初心者のアリスが、リーダーレオの妹という身で所属されていることに不満があった。それを知りつつもアリスは深山グループのキョウカ達とも知り合い、生き残るため頑張る。
しかし、ランク50イベントでエイラがユウにやられてしまった。
◯現実編
花田悟は田園調布発砲殺人事件でAIが人間の体を奪うというプリテンドのことを知る。
この事件で重要参考人として挙げられていた女子高生と会う。その女子高生は娘の
そして藤代優と娘のアルクは花田の前で変身する。その姿はゲーム内のアバターであった。アバター化した二人は強い戦闘能力を持ち花田を驚かせる。
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