主人公から見た世界が広がっていって、一行目からぐんとこの世界に引き込まれました。
主人公は心に傷を負った普通より大人な女の子。一度夜の街に出れば彼女はいろんなものを見ていろんな感情に浸る。そんなダークな雰囲気が詩的で読みやすい地文によって展開されている。哀愁漂うけれどどこか吹っ切れた登場人物に注目です。
うまく伝えられずもどかしいですが読めばわかります!短編ですのですぐに読めます。
とにかく余韻と物語内の世界観は半端じゃないです。伏線もあり、色々考察できると思います。出会えて良かったと思える作品でした。