第3話 「らじちゃんねる」がおもしろいらしいと聞いて

らじちゃんねる。と言ったところで、何それ?って話だろうと思うので、今のサービス名で言うと、「ねとらじ」である。


だいふくさんと名乗る管理人が、個人で運営されていたネットラジオ配信サービスで、放送ツールさえあれば、誰でも放送ができるという手軽さか、いろんな人が配信しているという噂であり、興味はあったものの名前が某掲示板ぽいところから、アングラ系と勝手に思い込み、行けずじまいだった。


その間に、気がつくと名前が変わっていました。


その思い込みが一気に吹っ飛んだのが、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったライブドアによる買収のニュース。いくらなんでも上場企業が、まったくのブラックなサービスを買うわけはないだろうという安直な考えで聞き始め、どうせ聞きやしないだろうと軽く放送を始めてみたりしていました。


もう既にいた住人と、新たに入ってきた住人で、それはそれなりにコミュニティが成立していて、これはこれで楽しくはあったのですが、「可能なら電波のラジオをやってみたい」とふたたび思うようになったのもこの時期でした。


話は戻りますが、大体時系列としては、らじちゃんねるが生まれる前後くらい。コミュニティFMが無かった我が愛媛にも、コミュニティFMができるという話が入ってきました。


どうやら、少し前までやっていたイベント放送局の規模を縮小したようなもののようであるらしいのだけど、我が街は送信所からは少し遠く、とても手元の小さなラジオでは聞く事ができなそうです。

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