第19話
南の果てムーランルージュ
ムスペルムに続いてる
溶岩地帯
ここのサラマンダーは
精霊やめて魔物化しているらしい
だって魔石あるし
見た目は山椒魚
イモリみたいな
黒くお腹が赤く
そんな色だ
擬体のレベル上げも兼ねている
ヤマタ討伐で80迄上がったが
スライムの上限とか知らないし
人間なら100くらい
竜種ならレベル1の差が
とてつもないステータスの変化だろうし
最悪新しいスキル作って付与する
擬体ということで
多少はオリジナルの魔法も使える
極光
赤く煮え滾る溶岩に
黒い岩白い瘡蓋みたいな
あ、塞がってないところから
赤い液体が覆って
熔かしてる?
川を横断したようなところ
亀裂かなんかだから
ちょっと動かすと外れる
んで重みで落ちる
川から全長7メートル
赤いホルスタウロス
赤い髪
赤い肌
2本の角
宇宙の神秘が詰まったような
爆乳
お互い一言も話さぬまま
ホルスタウロスはぶっ倒れた
「まいどー」
敵性反応で来たけれど
途中で聖剣化された破片で
瀕死の重傷を負い
確認をして息絶えた
そんなところか
まあいいや
なんかいるなー
吸収した肉体の
5分の1スケールの肉体を模倣
スキルも何も無い抜け殻
横たえたそれに
◎円炎焔閻淵
「艶入れたほうがよかった?」
ホ『仮初の身故お気使いなさらずに』
ス『じゃあ焔ちゃん負けて神格とられた?』
ホ『ご冗談を男神すら認めないのですよ』
ス『まあいーやラビュリス返すから』
ス『この固体の牛族の天敵は無しね和解』
ス『でさお願いがあるんだ』
簡単に事情を話す
んで金鶏実体化
光りが弱くなって
消えかかったとき
消えそうに緩い
ファイアーボールが
ホルスタウロスから
下手投げで投げられた
条件反射で咥えた
全身が燃えて赤くなり
やがて燃え尽きて
黒くなり
中から光りが溢れ出し
黒い煤を吹き飛ばした
やがて人化状態になると
恭しく頭を垂れた
金髪巻き毛
金の2本の巻き角
褐色の肌
金色の6枚羽
ス『この子中の人焔さんとはどんな縁が?』
ホ『命に代えても守りたい人だよ』
ス『へー、で竜種を乱獲しない保障は』
ホ『自分の精神体に混ぜて隠していた』
ホ『なので私が火竜帝になればいい』
ス『あーちょっと待って』
火竜を作るに当たって
継承は聖剣方式にすることとした
剣はミカエルの炎剣を参考にし
フランベルジュとした
具体的には七支剣とも
紅炎
蒼炎
煌炎
翠炎
紫炎
白炎
黒炎
白い石を磨き
白銀色の剣を作り
剣の腹に七支の魔力回路を描きあげる
全ての回路に砕いた紅玉石と淦液の
魔剣用ミスリル溶解液で魔力回路を書き
属性ごとの精霊石を薄く割り貼り付けていく
聖銀で上から覆い
磨き上げシンプルな剣にする
緋色金で淵や刀身の一部を飾ってお仕舞い
火竜ですが
ゴルゴダさんデータが親和性抜群
手持ちだと白いのは大丈夫
他は微妙なんですよねー
ミミの尻を食べた個体を調整
赤いラヴァーフェチのお嬢さんみたいな
尻尾がいやらしいですね
核の無いスライムに
次々に命令文を書いて投入
数々のスキルと技能を与え
スライムは消滅します
最後に剣の鞘の機能
スナと同じような
付けて剣を収めます
溶岩溜りに蹴り入れます
「早いもん勝ち失敗したらそのまま破棄」
焔さんが追って飛び込みました
ボッゴッ!!
溶岩が吹き飛びました
すっごい反発されてる
侵蝕諦めてラビュリスの皮ベルトつけた
コインを嵌め知識を手放し
憑依を試した
体の主導権を握り竜化
赤い鱗の真っ赤な竜
短めの逞しい首
2本の角
小さめの前足に
逞しい後ろ足
二足歩行可能な
小さめの赤い翼と
大して長くも無い地味な尻尾
あれ?
良くも悪くも
ドラゴンだなぁ
以上
人化してもらいましたよ
こいつもかよ
褐色のダークエルフの女
そんな感じ
気が変わらないように
憑依を固定化させて
もう逃げれなくしました
完全に魂に定着しています
角どうした?
尻尾も
目出し帽の皮鎧版みたいな
角のついた赤いラヴァーマスク
皮の全身鎧は滑らかで光沢のある
真っ赤な素材で
表面の透けているのが鱗と同じ素材らしい
鞭のように細い尻尾
魅惑のボディライン
うんうん
もう好きにすればいいよ
クリエイトハウス
火竜の城
溶岩の一部埋め立てて鉱山を造り
城は出城
城壁で溶岩地帯を囲む
んで金鶏どうする
名前も含めて
焔(我はボルケイノ彼女はナイトで頼む)
スナの機嫌が一瞬で悪くなり荒れる
殺気すら篭った声で聞く
ス「ナイトはkが無いほう?」
焔「本当に済まぬが彼女は元はナイトメアだ」
ス「ふぁっそれ禁忌じゃないのか?」
地獄の牛頭馬頭とかあるから
それほど仲が悪い訳でもないのか?
褐色だからジャージーか
くらいの認識だったが
ス「証拠を見せろよ」
数頭の馬がいた
眷属召喚か
黒影青影は分かる
ナイトメアだろ
目赤いし
ス「この赤いのなんだ?」
火馬赤い鬣と尻尾
萌え盛る陽色
そう説明に書いてある
のボディカラー
黄色とオレンジの中間色を
ネオンカラーにしたような
ヒュウマと名付け貰い受ける
ス「赤竜王ボルガノスとルナール」
ス「いやルナリーでいいよ」
スナは帰らずにヒュウマと遊んでいた
遊び場所はコキュートス
氷雪の門は通らずに直接向かった
ヒュウマは超優秀で
炎は騎乗者の害にならず
暖かさと体力回復効果
一度炎を吹き出せば
あたり一面の雪を溶かし
視界は良好
触れる前に敵は敗れ
まさに無双
七支剣作ったときに興が乗って
いくつか魔剣もどきを作っていて
試験運用も兼ねていた
結局ボスが誰だったかもわからずに
クリアした
アイスダンジョンの入り口は
北の裂け目より西側にして
大きな山の断崖絶壁に
横穴を開け入り口とした
スナはけげんそうな顔をした
ダンジョン用に開放されている
クリーチャーは根住みとデーモン
牛族スライム、ヘルキャット
火蜥蜴
コキュートスの魔物は
倒した自覚が無い
回収していると思うも
記憶が無い
これまた後にしようか
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