第21話 力のダンジョン3
手袋が無い無い
『なぜ2回言うのです?』
『見えて無いだけで保護はされてます』
『条件を満たせば効果が上がり視認されます』
ふーん
忘れたとかじゃないのね
『早く追わないと助けられませんよ』
これ剣じゃ無くない?
なんかオカシイよね?
『元がグラディウスなら』
『タワーシールドの隙間から』
『突く 叩き付ける等が』
『主な使用方法なので』
『別におかしくは無いです』
まぁいっか
相変わらずおバカなゴルゴダは言いくるめられました
そして子一時間ほど練習
一度成功しているので
詠唱は「火柱」で済むように
他に
銀珠なら
マジックアロー
グレーターヒール
が使えることが 解りました
てくてく歩くこと半時
まぁ1時間くらい
初めての敵はラットマン
2足歩行のネズミーマウげふんげふん
初心者に人型とかイジメデスカ
『ライフドレインを使います』
『武器を構えてIn Jux Maniと唱えます』
『創造 罠 癒し』
『又は発生 危害 生命』
『一度理解すれば使えますので』
『武器が相手に触れる度吸収するので』
『魔剣でなくとも付与出来ます』
遠距離攻撃で倒すんじゃないんだ・・
『相手が弱いうちに戦闘に慣れないといけませんので』
「In Jux Mani」
ちなみにグレーターヒールは
In Vas Maniでした
今は短縮置き換えで「癒せ」で発動するけど
触媒の珠の交換で手間取ると危ないとかの理由かな
ラットマン
グレイの毛並みで短パンだけ履いているのは
一応私への配慮なんでしょうか
背は私と同じくらいで鋭い爪
手を前に出して身構えてる
襲ってこないから臆病なのかも
『振りかぶって斬るのではなく』
『前に突き出して確実に当ててください』
恐る恐る対峙して後一歩というところで
ラットマンの右手が振りかぶる
咄嗟に剣を突き立てると
ラットマンは力無く腕がだらんとした
え?体に触れただけだよね
剣と繋がったリボンがドクンと何かを吸い取ると
私の胸もドクンと跳ね上がる
吃驚するくらいの力が溢れさらに剣を突き立てる
ラットマンの体が砂のように消えた
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