婚約破棄から始まる恋愛もあるでしょう
一ノ瀬 彩音
第1話 婚約破棄したおかげで幸せになった
私はこれから婚約破棄しようと思っています。
理由は相手の男性と相性が悪くなってきているからです。
相性が悪いのにいつまでもお付き合いするのはどうかと思ってて
相手にも失礼かと考えているのです。
それで今、私は婚約破棄をするのですが、その相手が目の前に居る。
どうして目の前に居るのかというと私が呼び出して来てもらって
いるからなんです。
私のお名前は
職業がご令嬢をしています。
久遠家のご令嬢をさせて頂いております。
そして、お相手の名前は
職業がサラリーマンです。
私と彼では身分の違いもありますが、それ以前に婚約というお約束を
なぜしてしまったのかと後悔しているのです。
後悔する行動は避けたいという事実があります。
とりあえず、私は勝也と大事なお話をさせてもらうつもりです。
私の心が落ち着いた所でお話をしようとしましょう。
「勝也、急に呼び出してごめんなさい」
「いやっ、早苗の呼び出しならすぐに来るさ」
「それはありがとうございます」
私は勝也に婚約破棄したいという事を言わないといけません。
なかなか言うのも勇気が必要ですよね。
「勝也、あのね、婚約のお約束をしてたと思うのだけれど、
婚約破棄させて頂きたいのです」
「そっか、わかった」
「随分とあっさりとしているのね、それでいいの?」
「ああっ、それでいいさ」
「うん」
「まぁ、早苗がなんとなく俺と居ても楽しそうにしてないから、
薄々は気づいていたよ」
「そうなんですね、それは余計な気を遣わせてごめんなさいね」
「それは気にしないでいいよ、俺が勝手にしてた事だしな」
「はい」
「まぁ、今までありがとうな」
「はい、こちらこそ、本当にありがとうございました」
私はとうとう婚約破棄をしてしまったのです。
これでもう後戻りは出来ません。
私と勝也は別れるとそれぞれ別の道を歩む事になるのでしょう。
私は婚約破棄した翌日、外出をしていると一人の男性とぶつかって
その男性が私のタイプで告白をすると成功して恋人になる。
男性と恋人になると私はデートの日時を決めて別れます。
もちろん連絡先の交換も忘れずにしたのです。
デートの日になると男性は私にすごく優しくしてくれて
それに紳士の方で私はこの人と結婚したいという気持ちが出てくる。
私は男性とデートを重ねていくうちに男性の虜になってしまって
この人じゃないとダメという事実を知る。
その後、私は男性に婚約して下さいと言うと男性は構いませんよと
言ってくれて私は本当に嬉しい。
これはきっと運命的な出会いでしょう。
もしかすると婚約破棄したおかげで素敵な男性と出会えたというのも考えられます。
どっちにしてもこの幸せは絶対に手放しません。
それから時が経つにつれてお互いの事をもっとよく知っていき、同棲生活が始まる。
同棲生活中も男性は本当に素敵な方で私のお話をよく聞いてくれて尽くしてくれていた。
私も男性に尽くしているとますます親密となり、お互いに口付けしたり、デートしたり、
楽しい事を毎日しています。
私はこんな幸せでいいのかと考える事もありますが、余計な事を考えると良くないと思って
考えないようにしています。
それから何日か後に私と男性は結婚をして夫婦となると私と男性は新しい新居で
暮らす事になったのでした。
それからも私と男性は幸せな毎日を送っていると男性も喜んでいて私も嬉しい気持ちになると
お互いに相思相愛なんだと感じていた。
私は幸せな日々を送っていける事に感謝しています。
感謝こそがすべての始まりです。
神様、素敵な男性と巡り会えた事に感謝しております。
本当にありがとうございました。
私は本当に幸せです。
婚約破棄から始まる恋愛もあるでしょう 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019
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