百合といえば女の子同士がキャッキャウフフしながら時折チュッチュアハハみたいなほわほわしたものを浮かべそうなものですが。この作品に関しちゃ、そりゃあもう凄絶にドロッドロです。ですが、これもまた一つの魅力と特色。
百合度の高さに狂喜し、不穏な展開にドキドキ怖いけど気になる展開!!最後まで目が離せません!
親友との会話から見えるほんのりとした違和感が目に見える形になったシーンは、なかなか読み応えがありました。親友との何気ない会話も、駆け引きじみたものになっていくのでしょうか。タイトルからは不安しかありませんが、果たしてハッピーエンドになるのか?どうでもいい事ですが、バブル期に複数の男と付き合っていた女が全員に同じアクセサリーをねだり、一つを残して後は全部質屋に売ったという話を思い出しました。