第4話 未知の生物住まう世界へ…


 PM28の充電が切れたためアナウンスで指示を受けドローンのコネクターでの充電を行いつつ他にもドローンと孤立した場合には太陽光でもチャージが可能であるが少し時間がかかるというデメリットも聞いたところで次にマキナ自身やドローンについてこの未知の地上で生き抜くための説明が始まり…

マキナの体は破損部位の再構築や動くためのエネルギー取得の方法が人間よりに作られており化石系燃料や核燃料で動いているのではなく単純に口から摂取した食料やエネルギー体を内部のエネルギー変換機で全身に回しているということと構造が人間と同じということでもしっかりと出るといういらない情報も聞いてしまいやれやれな表情をしていたが話は続いておりマキナの体は破損した腕や足…臓器等はエネルギーを大量消費し強制的に再構築されるというが頭(脳)だけは何があっても損傷させてはならないと強く注意され。どうやら脳を損傷及び頭と胴体の切り離しは死に直結するものだと覚悟し何があってもその部位は守らねばと手を強く握りしめ続いてドローンのエネルギー補給方法の説明になり…ドローンは太陽光で自動的にチャージされ、他にも生物からエネルギーを吸収するというSFのような機能から先ほどもでてきたエネルギー物質系の摂取を行うとエネルギー変換が行われされ微粒子となって大気中に散るという点にマキナはどうして自分にはその機能をつけなかったのかと問うと発案者及び製作段階で人間の生活を重んじた結果だという答えに呆れ果て脱力すると次の説明に移ると強制的に場を流され今着ている装衣スーツのさらなる説明が始まった。



「現在マキナガ装着シテイル装衣ノ更ナル説明ニ移ル。

ソノ装衣ニハ多種多様ナ場面デ機能的優位ニ立ツ為ニ設計サレタ言ワバパワードスーツト言ッテモ過言デハナイ。

マズ手始メニ…ソノ壁ニ向カッテ張リ付イテ立ッテミルトコロカラ始メヨウ。」

「あのジャンプ力を強化する機能以外にも壁に立てるのか?

ますますこのスーツが手放せなくなっちまうな…よっと、本当に立てた!

で、次は何をさせたいんだ??」

指示通りに壁に足をつけ天井まで歩いていくと次に腕や足、背中といった特定の部位から殺傷性のあるエッジが出せると言われ意識を集中し手からエッジを出したりしまったりを繰り返し慣れたところで先ほどまで自分がいた位置に3体のダミー人形が設置されそれらを的確に殺傷し無力化せよという命令にマキナは固定していた足を天井から舞い降りるかのように開放し床に落ちるまでに用意されていたダミー人形を3体同時にバラすとアナウンスはクリアと告げ最後に現在の位置や情報を互いに交換できる機能を兼ね備えたバンド型の送受信機を受け取り…食料や充電が完了した武器と弾薬の装備を整えたところでここから一番近くの村のような地形になっている場所を衛星探知で得るとそこを目指すと言ってマキナはドローンを従えこの場を去ろうとしたところ…再びアナウンスに引き留められた。



「マキナ…マサカ徒歩デ向カウ気…カ??ソレハ…アマリニモ無謀…

エネルギー効率ヲ考エ…同ジク光トエネルギー体デ半永久的ニ動ク…サイザーGT45デ世界ヲ調ベルトイイ…」

「最後の最後までおんぶにだっことはこのことだな。

久々に地面を歩き回れると思っていたけどエネルギー効率を考えると乗り物は必須だよな。ありがたく使わせてもらうそれじゃ期待して待ってな。」

「ドローン、サイザーに固定完了これよりナビゲートを開始する。」

あらかじめ用意されていた移動用ことサイザーGT45にマキナはまたがりそのハンドル部分にドローンが固定されるとハッチが締まり巨大エレベーターとなって地上まで移動が始まり数分も立たないうちに閉じていた地上方面のハッチが開くとマキナはサイザーのスロットルを回し颯爽と地上へ飛び出し指示された任務を遂行すべく近くの村へと向かうのであった。

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