第5話九条さんのいない時の光雲くん

「そう言えば俺この前の祭りで5万貰って1万を席代にしたから4万余ってるんだよな… 」


「九条さんバイトだしアマゾソ見るか…」


「俺って九条さんいないと1人の時間多いよな…」


「九条さん早く帰ってきてくれないかな」


「あ!この4万円でps5とゾンビゲーム買って九条さんと遊ぼう!」


「アマゾソポチッと…支払いは振込でっと…」


「これで九条さんと遊べる!」


その頃九条さんは…

カラオケ屋でバイト中


「んー。休憩遅いわね…今日は忙しいし仕方ないっか…」


「光雲くんなにしてるのかしら…」


「え!またアマゾソ見てる…変なもの頼まなければいいけど…」


店長乱入!!!


「おぉ!九条さん!なにしてるのかな?」


「あ!店長!いやゲームしてたんです!」


「まぁ休憩中だから好きなことしていいんだけどね。それより最近出たps5流行ってるらしいよ九条さん」


「(Ps5…?確か光雲くんが当てたけど貰えなかったやつ…)」


「ん?どうしたんだい?九条さん?」


「いや!流行ってるんだなぁと思いまして…」


「ま!この店の給料じゃ難しいよね。特別に時給上げてることも秘密だし…」


「いえいえ!私だけ1200円にしてもらってるだけでありがたいですよ!」


「あ!お客さん来ちゃったから僕行くね。休憩しなよー!」


「店長…ps5ってそんなに流行ってるのかしら…帰ったら光雲くんに聞いてみよっと」


「さーて私もそろそろ仕事仕事ーっと」


こうして九条さんのバイトは終わった…



「ただいまー!光雲くん!」


「おかり。九条さん。アマゾソでps5とゲームソフト買ったよ!この前のあまりで支払うから九条さんカードは使ってないよ」


「Ps5!?(店長が言ってたやつか…)」


「そだよー。もうこのゲーム機古いじゃん。」


「ま、まぁそうね。それでソフトは何買ったの?」


「ゾンビゲームだよ!2人で出来るからさ」


「ゾンビゲーム??私ホラー苦手じゃないけど…」


「これからは俺1人じゃなくて九条さんともゲームしたくてさ!」


「(光雲くんこういう所あるのよね…)」


「どしたの?九条さん?おーい。九条さん!」


「はっ!な、なんだったかしら?ゲームよね!いつ届くの?」


「アマゾソだから明日かな」


「早いのね…私明日は休みよ?」


「うん。九条さんのスケジュールは全部知ってるよ」


「そういえばスマホアプリで共通スケジュール作ったのよね」


「まぁそれ見なくても俺大体わかるけどね」


「今日はもう寝ましょ!私疲れてて…」


「あー。10時間バイトだもんね…俺も眠いや…」


「ほら?光雲くん。ロフトおいで?」


「このロフトちょうど2人寝れるんだよな…九条さんそんなに小さくないのに…」


「身長のことはいいわ…それより寝ましょ?」


「なんか前々から思ってたんだけどその抱き枕使ってないよね九条さん」


「光雲くんが来る前までは使っていたわよ。というか一人暮らしだと寂しくなるものよ」


「俺夜喉渇くんだよね。バター抹茶ラテ買ってきてあるからそこ置いていい?」


「光雲くんも好きになったのねバター抹茶味」


「あの祭りから…もう結構経つな…ねぇ九条さん?」


「そうね…気づけばもう10月よ…それも中旬よ」


「九条さんが明日バイトないのはスケジュール見なくてもわかったって言ったじゃん?なんでだと思う?」


「え???」


「バイト先の店長。優しいんでしょ?そんな人が台風19号直撃の日にシフト入れないと思ってさ」


「あぁ。そうね。嵐の前の静けさって言うのかしら。今は何も無いけどね。」


「俺思うんだけど。このアパート大丈夫なのかな?」


「やばいと思うわよ…」


「九条さんここって家賃いくらなの?」


「3万円よ。それでも新築アパートなのよ」


「ロフトとかしっかりしてるもんね」


「ま、まぁ私が借りる時には2Fの203号室しか空いてなくてすぐ決めたのよ」


「九条さん…このアパートの前で俺煙草吸ってたらなんか翌日張り紙してあったんだけどそれって俺のせい…?」


「光雲くんだったの!?てか煙草吸ってる所みたことないわね…」


「九条さんいない時は外出て吸ってるよ?」


「確かにたまに部屋にいないと思ったらそーゆーことだったのね…」


「九条さんは煙草吸わないの?」


「私は吸わないわよ!でもカラオケ屋のバイトで匂いには慣れてるわ。だから気づかなかったのかも」


「いや。俺煙草吸う時毎回ファ○チキ食ってるから多分そっちのほうが匂いするんだと思う…」


「そうなの?あれってそんなに匂いしないわよ?」


「俺のは特別使用なの!揚げたてが出来る時間分かってるから!」


「なんでこんなにポイント貯まってるのかと思ってはいたけどそーゆーことだったのね…」


「それと光雲くんそのファ○チキTシャツで買いに行ってるわけ?」


「もちろん!」


「ですよね…てか煙草代なんて明細に書いてなかったわよ?」


「あぁ、俺九条さんカードのポイントを電子マネーに変えてそれで買ってるからね」


「つまり実質無料って訳?」


「そうだね。俺ps5もそうしたかったけどあれは自分で買いたかったから」


「私達寝ようって言ってから随分経ってない?」


「そうだけど外がもうがたがたうるさいんだよね」


「私達の部屋2Fだからね…それも直撃よ」


「台風直撃ばっかりだね最近…南のほうじゃないから俺たち停電とかにはならなかったけど…」


「そんな細かいこと言ってたら住んでるところ読者さん?にバレちゃうわよ!」


「プライバシー情報だったね。俺もバレたらやだな」


「そうよ。さぁ早く寝ましょ」


「九条さん毎朝俺に抱きついてるけどあれはなんなの?」


「う、うるさいわね!抱き枕の癖よ!」


「ふーん。まぁいっか。明日はゲームしよ!って台風で届くのかな?」


「知らないわよ!遅れたらまた私の休みの時にやればいいじゃない」


「そだな。おやすみ九条さん。」




作者は台風直撃地域に住んでおります…

また話にしてしまったとはいえ

千葉県南部の復興を千葉県民として

心より祈っております

そしてなにより

今回の話にも出てきましたが

台風直撃して九条さんのアパート以外にも

被害が最小限になることを願ってます

停電や電車が止まるということは

もう想定されてるそうです

千葉県が災難な年になりましたが

同じ千葉県民として千葉の意地を

見せたいところです

僕に出来ることはコンビニのレジ横の

募金箱に寄付するくらいですけど

もしこのシリーズが流行って書籍化とか

人気作品になれば

微力ながら復興支援に関わりたい所存です

それは千葉県のみならずです

千葉県復興の為に他県様から多額の

ご支援や物資を届けて貰ってるので

そのお返しとでもいいましょうか

とにかくなにか出来たらと思い今回は

この話題にしました

千葉県は負けないぜ!!!!

後書きが長くなるとあれなのでこのへんで

ゲームの回は次回なのでお楽しみに!!

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