正直読み始めたときは主人公がTSだし小学生だし異世界人だしということで物語に没入できるか不安でした。
しかし読み進めてみると丁寧な文章の書き方で一人称視点だからこそできる主人公の自問自答を交えながら、身に迫る問題を解決する。
内容は違いますが雰囲気的に探偵ごっこをしているみたいな感じて微笑ましく面白い作品でした。
また、現実に起こりうるであろう問題が多いので主人公に迫る敵が何となく分かりはらはらしてしまいます。
読者には分かるけど主人公には分らないという不思議な状態になってしまいますがそれがこの物語のあり方(逆異世界転生)であって面白い部分だと思います。
今まであまり読んだことのないジャンルだったので続きが楽しみです。
応援しています。