第5話「桃太郎鬼と日本猿」

 ペンギンとボストンテリアと日本猿か…。

日本猿の話、要らなく無いか?

「要りますキー!何故なぜ自分の話、跳ばすのでありますキー?」

猿は必死にうったえ、作者は第4話のボストンテリアの語尾に[ワン]付けるのを忘れている事に気付く。


「おい、さるー!どこだー?」

そして作者の無能を何処吹どこふく風と温羅うらの娘が猿を呼ぶ。

たすかったキー)

「なんでありますキー?」

「いぬ、遊んでたら屋根ボールひっかった」

「解ったであります取るですキー、でも遊ぶなら公園がいでありますキー?」

「解ったー、さる、ありがとー」

ボール、この時点にいて作者は第4話のボールをまりに変えたいと思いネット小説なのだからいくらでも直せる事に気付きづくもここまで書いた第5話を書き直したく無いと、このまま突っ切る事とした。

「さるーお買い物行くから付いて来てー」

「おちび殿どの、それはいのですがお金の使いかたはいまだ難しいでありますきー?」

「かんえいつーほーと5えんの違い解んない」

「それはなかなかでありますキーな」

猿はそう言うと寛永通宝と5円玉が共存きょうそんしてるのかこの世界はと、この世のありようを疑問に感じた。

ここまでの猿を見て皆様お分かりだろう。

そう、猿は普通なのだ!キャラが立っていないのだ、語尾にしれっと「あります」を足した所で焼け石に水なのだ。

猿はこのあと普通にチビの手を取り買い物へと出かけた。

ちなみに作者が猿の立場なら、頭の上にでも乗って出かけたことだろう。


この物語はフィクションです実在の鬼、日本猿とは一切関係ありません。

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