第10話 響け、彼女選びのジャンケンポン
「あ、私ちょっと、」
ピーマンが俺に流し目を向けながら
席を立った。
ウフン💕💕
俺は「ウエェェ━━━━🤢💦」☁
リバースを気付かれ無いように
ハンカチで口を隠す。
ムリムリムリ
「あ‼ 私も」
コレを合図に熟女ねーさん達が席を立っ‼
「わたしも、私も」
全員後に続く、どうやらボスは
ピーマンらし い。
「俺達も決めよーぜ‼」
直大が手招きして
頭を寄せスクラムを組み、
気にいった彼女の名前を確認。
俺も一応、頭をつつこんで
「俺はパスする。」
スッポーンと素早くラクビーの
スクラム状態から抜ける。
ああだこうだ、と押し問答がつづく。
「皆美人だよなー
決めれねー!」
“イヤイヤ、おまえらバカか?
どんだけ、がっっいちゃってるの?マジ、ベジタリアンかょ。“
「よおおおし‼ジャンケンで1組づつ
消してくぞー。」
オオ﹏オオオオ〜オオオ_オ
「あ、俺いいから、ほんっとにいいか ら‼」
凄く遠慮する。
そう言いながらコイツらとは別、別‼
意中の彼女もじーっと見てる。
離れて、サラダをパクパク・・・パク
だけどちょびっと気になるのは
仕方ないよナ。
《ジャンケンポン》
ウワッ ´⊙⊙`ん?
《ジャンケーンポーーん》
おー‼ ๏д๏おー‼
《ジャンケンポンポンポンポン》
wォオー!! 💪💪ヤッタ!wおおっ!
《《《ジャンケンポンポンポン
ポ━━━━━━━━━━ン》》》
ウオォォwww
威勢のいい、
ジャンケンポン、ポンポン‼が
カフェに響く、一般客も、誰と誰がカップルなのか興味津々で見守っている。
サラダを抱え連中から離れる。
「おれ、関係ないですから。」
ほぼカップルが揃った所に
デザート到着。
パートナーの決まった彼女らも
ニコニコ楽しそう。
彼氏候補も決まりデザートも決まり
熱いコーヒも付いてくる。
「コーヒですか?紅茶ですか?」
柔らかい彼女の微笑みに
しばし見とれながら答えた。
俺の意中のカフェの彼女❤
「あ、あ、コ《コーヒを2つ。》」
꒪╻꒪|| ゲゲッ!!
意中の彼女との会話に
突如わりこむ女の声‼
俺はギョッとして隣をみる。
『ぴー、ピーマン‼なんで?
なんで隣
に ピーマン??お前が・・・
おるん?』
ピーマンは腕を絡め
自分の男扱いで、ベタベタしてくる。
カボチャとキュウリが、チッみたいな素振りをしていた。
〃〃俺はピーマンに決まったのか?〃〃 ピーマンが残りものか?〃
で‼俺も残りも・・・の・・か?
ってかぁ、ピーマンおばちゃん?
おばちゃーんじゃゃゃゃん
ヤダヤタウソ-ン~マイッタ。
イヤイヤ俺、
愛しの彼女みつけたん だよ‼
無理、無理、むーーり‼
俺は愛しの彼女と、今日
話をする約束したんだよ。
「直大、直大なおーとぉ‼」
仰け反って直人を見るが、
直大は大笑い‼・・・
(;๏д๏)ハッ!
オバチャンを俺に仕向けたのか?
直人の仕業か!ι(`ロ´)ノコノヤロウ!!
あれ?この辺で、俺の仕掛けた
オカマ軍団が来るはずなのに?
アレ!
慶一道は、キョロキョロ
すると、┣¨ヤ┣¨ヤ┣¨ャ┣¨ャ
ドカドカ
「あ〜〜ん。おくれちゃったぁ〜
💋 ゴメンなさあぁぁぁい。
合コン、私達も参加ぁ」
あ‼いたいた、いたわ﹏よぉ。
「直大、御持ち帰り━━━♡゙ピトッ
飲みにいきましょうよおぉぉ。
なによぉ、あんたブスじゃないのぉ
チチに騙されちゃだーめ‼」
直人ピタッと寄り添う彼女らに
ブブブーブッ💨 •́ฅ•̀ クッサ ブボボ〜
ジャガイモ彼女を屁で押しのけ
直大に飛び付いた営業のオカマ。
キャーキャー
キャッなーおーとっ
「エッ、おわっ、無理無理無理
クッサお前誰‼」
「あ、た、し?直人用の、オカマ」
ブーチュッ❤
チュッチュッチュッ
ついでに💨ぷぷーっ💨ブッ
あはは、あはははは慶一道は
おかしくておかしくて・∵ブハッ
直大はあわくって、股間を捕まれ、
屁を撒き散らされ、
見えはしないが黄色いメタンガス
が充満中な中直大は行方不明
カフェから居なくった。
昔から逃げ足は早かった。
チッ逃がしたかークッソ
しかし、もう1人危ない奴がいた。
「ぅぅぅわつ!か、佳代」
兎のオブジェの横の硝子に佳代の姿を鷹斗が見つけた。
鷹斗は咄嗟にオカマに財布から3万握らせ
「俺も連れて行ってくれ〃」
ジタバタジタバタしながら
耳うちした。
「アーアアン、逃げられたか?
あれで良かったか、慶一道。
あれ、そいつも!」
もう1人のおかま役におかまが聞く。
「なんかァヤバいらしいの
ほらぁ、あの子よ。
睨んでるわぁ、
連れてくわよ。」
ピラピラと3万をフリフリ
そう言って何でも屋は、帰っていった。
しかし残りの何人かはまだ、カフェにいた。騒動が収まると
「よしよしよーし、」
「残った、奴で、カラオケいくぞー
おー、おー、おー」
蒼太がタクシーを呼び
ぽい、ぽい、ぽい、と詰め込み
1台、2台、3台と入れ込んで行った。
オカマに化けた、何でも屋は急に
オッサンになりドカドカと、がに股で歩きながら、鷹斗に聞いた。
「お前、浮気か?」
「いや、その、出来心って言うか?」
「あれは、アレだ、マークされてる
な‼
しばらく大人しくしてたがいいぞ、
今日は大人しく帰れ‼
俺も嫁一筋にしたら、それはそれでいいもんだぞ‼」
「はぁ、」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます