第2章 何回だって旅に出ようよ

始まりの合図

僕はヨウ、暁陽あかつきよう

ここ、ジャパリパークで生まれたフェネックのフレンズとヒトのハーフなんだ。


最初、研究所みたいなところで目覚めた時は昔のことはほとんど覚えてなかったんだけど…セルリアンが落とす記憶のピースを少しずつ集めていくうちに色々と思い出したんだ。


前までは訳あって生きてるような死んでるような存在だったけど、僕が首からつけてる太陽の首飾りお守りの中に宿っている魂だけのフレンズ、ラーの試練を受けて今はちゃんと生きてる。



それからもう一年半は経つ。

僕はもう17歳になって、かけがえのない親友のツクヤは16歳になった。


そして…


「忘れ物はないですか?」

「うん!大丈夫!」


今日は、ツクヤが見つけた新しい拠点への引っ越しをすることになった。

今までお世話になったロッジを離れるのは残念だけど、新しい場所が楽しみ!


「たまに遊びに来るよ、姉さん」

「楽しみにしてるよ、とっておきのを用意してね…フフフ。」

「それはやめてくれよ…」


きっとこわーい話だ、ツクヤが縮こまっちゃうくらいに…


「一つアドバイスするならツクヤはゾンビは平k…」

「ストップ、やめろ。」

「ひーん…」


はいやめます、しゅん。


「何か困ったことがあったら、この名探偵アミメキリンに相談して!」

「そうする〜」


迷うほうの迷なんじゃないかというのはぜったいに言っちゃいけない。

…そんなことより!


「そろそろ行こうか?」

「ですね〜」「だな」


僕たちはロッジのみんなに挨拶をして、スタッフカーに乗り込んだ。

荷物がたくさんあるから、壊れた乗り物を作り替えた荷車に乗せて行くみたい。

ツクヤ、いつのまにこんなの作ってたの…?


〜移動中〜


「ねえ、新しい拠点ってどんなの?」


隣に座ってるツクヤに、引越し先について聞いてみる。


「図書館のある森の中に瓦礫で塞がれた道があって…瓦礫を撤去して道を進んだらそこにあったんだ。」


へーー…そんなところ気がつかなかった…


「奥に進むとキャンプ場と大きなバンガロー…宿泊する家のことだな、それがあったんだ。」

「おお!」


キャンプ場!いいね!


「俺はこの半年の間、暇を見つけてはそこに行って整備をしてきたんだ。」


ほー…最近見ないと思ったらそういう事だったのか!


「でも、一人で大変だったんじゃない?」

「一人じゃないさ、ナミちーも手伝ってくれた。な?」

「当然!わたしは未来の名医の助手なんだからね!」

「医療カンケーねぇだろ…?」「まあいいじゃないですか〜」


さすがナミちーだね!


「それと…ギンギツネの手も借りた、最近機械を扱うのにハマってるらしいからな。前に行った時にゲームも直していたらしいから、彼女はかなり才能がある…。」

「ふーん…今度わたしにも教えてよ、機械の扱い。」

「もちろん、というかどうした?」

「うーん?わたしにもわからないけどなんか複雑だった。」


この二人は図書館であった時から仲良しだよね、こういう間柄ってマンガでみた覚えがある!


「ヨウ…?なんでそんな見守るような目を…?」

「え?そうかな?」


そのあとはしばらく黙って、手とか繋いだりするのかなーって考えてた。


「新しい場所って、図書館に近いんだよね?」

「そうだな?」

「じゃあまた博士たちに会えるのか!」

「ああ…また何か作って持っていくか。」


博士たちって美味しいの好きだからね!


「だったら僕も手伝う!」

「ヨウは〜…あぁ、味見をしてくれ。」

「…?ハッ…‼︎

うん…!」


そっかぁ…前に失敗しちゃったんだった…。

うーん、料理はツクヤに任せるね


〜数十分後〜


図書館の横を通ると、助手席に座っていたツチノコが道路を指差していった。


「あそこだろ?」

「ああ、そうだ…ラッキー、このまま頼む。」

「わかったヨ」


『ブロロロロ…。』


ラッキーがハンドルを動かして、車は森の中にできた道を進んでいった。

誰も使ってないって雰囲気をすごく感じるがたがた道だった。


「アワワワワワッ…」

「ラッキー、大丈夫かな?」

「うーん…振動で少し揺さぶられているだけだろう。大丈夫だ、多分。」


この道を通ってすぐ、広い場所についた。

そこには家みたいな建物や石でできた煙突のついたものが置いてあったり、料理ができる場所もあった。


「おー!ここ?」

「そうだ、ここが俺たちの新しい拠点だ。」

「わあ、すごい!」

「すごいですね〜、ほらツチノコ…あそこに変な形のものがありますよ」

「あれは飯盒だ、料理の道具だな。」


スタッフカーを駐車場に止めて、キャンプ場に降りた。

そしてみんなでキャンプ場を探検してみることにした。


「広い場所だね!ここなら遊びもできるしちからくらべもできそう!」」

「横になってお昼寝したら気持ちよさそうですね〜」


向こうではナミちーとツチノコ、ツクヤがいる。


「んー?ツクヤ、それなに?あっ、ツッチーこれ知ってる?」

「これは石窯だな、料理のためのものだ…ツクヤ、何に使うつもりなんだ?」

「パンやピザなんかを作ったりするつもりだ、今から楽しみだな…!」


わあ、パンやピザまで作れちゃうのか!?ツクヤすごいなぁ…


「ねえねえ、僕たちが住む家も見に行こうよ!」

「そうだな…よし、こっちだ。」


ツクヤに連れられてくると、たくさんある家の中に二つ綺麗な家があった。


「わあ…!」

「元は宿泊用のバンガローだ

名前は『ひまわり』と『あさがお』だな。」

「大きいですね〜」「いい場所だね!」「オレには広すぎるな…。」


僕たちは『ひまわり』の中に入って中を見た。

綺麗に掃除されていて、暮らすのに要りそうなものがすでに置いてあった。


「あれ?どうしてこんなに綺麗なの?」

「それは、俺が近場のフレンズに手伝って貰ってここを整備したからだな。

博士と助手の力も借りた…料理を要求されたが。」


なるほど…最近出掛けてるな〜って思ったらそういうことだったのか!

広いなぁ!


「ツクヤ…。」

「どうした、ツチノコ?」


ツクヤに話しかけたツチノコはなんだか浮かない様子だった。


「なんというか、ここはオレには広すぎる気がするんだ…。」

「おお、そう言うと思って…作っておいたぞ?」


ツクヤはツチノコを、ひまわりの隣の元倉庫っぽい家に連れていった。

元倉庫と言ってもそれは完全に家だった。

僕たちもついていったよ!


「どうだ?実はツチノコがどっちを望むか考えた結果ひまわりの中とここの両方にツチノコ用になる部屋を用意しておいたんだ。」

「な…マジか…。」

「ちょっと待っててくれ。」


ツクヤはひまわりの中に行くと、何かを持って戻ってきた。


「これは?」

「コインを入れるケースだ。必要なら…」

「…!!

っふふ…イイな!?」

「他にも陳列棚とか作っておいた…前にヨウがツチノコはコレクションを持っているって聞いたからな。」


ツチノコは家の中を嬉しそうに見回った。


「最高だな、砂漠からコレクションを持ってこないとな…その時は手伝いよろしくなスナネコ?」

「めんどくさいです〜」

「オイオイッ…」ズコッ

「僕も手伝うよ〜」


ツチノコの家を見た僕たちはツチノコの家から出て、もう一度ひまわりへ入った。


「ここはキッチンスペースだ、元々火を怖がるフレンズのために電気式のコンロになっていたみたいだな?」


電気式、と聞いて僕とナミちーは同時にびっくりした。


「「えっ!?火を使わずに料理ができるの!?」」

「ああ、できるんだ。」


知らなかった〜…そうなんだなぁ…。


「料理ですかぁ…この家では出番はないかもですねぇ…」

「ひどいよー!?」


僕だって料理できるもん…

できるんだもん…

た、たぶん…?


「そしてこっちはソファーだ、くつろげるスペースだな…っていつのまに…!?」

「気持ちいいですね、ここ…むにゃあ…」


ツクヤがソファーを紹介するより前にスナネコはもうソファーでゆったりくつろいでる…さすがはマイペースな猫チャン…


僕はスナネコを起こして、今度は個室に行った。


「ヨウの部屋だ、ここに物を置いて…それから図書館からヨウが使っていた布団を持ってきた。」

「わあ、いい部屋だね!」


こんないい部屋貰っちゃって…嬉しいなぁ

そして、スナネコの部屋も…


「絵を描くための道具、それから物をしまっておけるスペースだな。」

「いいですねぇ、これ…。」


スナネコも自分の部屋が気に入ったみたいだった。

それと、この家にはもう一つ部屋があったんだけど…


「もう一つ…ここはツチノコがここで住むと言ったときの部屋だったが…さっきツチノコが一人で住むと行ったから全部向こうに持っていったんだ。

つまり空き部屋だな、好きに使ってくれ?」


空き部屋をうろうろしたナミちーは、ツクヤをくいくいと引っ張っていた。


「ツクヤ〜、私たちの家も見せて!」

「…よし…行こう…!」


ツクヤはちょっと間をおいて返事をした。

どうしたのかな?


〜あさがおに移動〜


「こっちにも電気式コンロがある、それと…あさがおの方が料理の道具は難しめなものもある。」

「これは…ミキサーに電動泡立て器か…。」


ツクヤは料理が好きだから、好きなことがめいっぱいできる場所は素敵だと思う!

上を見ると、しっかりとつけられた棒があった。


「あれは?物干し竿?」

「いや高すぎだろ物干し竿。」

「あれはナミちーのぶら下がりスポットだ、どうだ?」

「す…すっごい!最近ぶら下がれてなくて何か物足りなさあったんだよね〜?」


ナミちーは大喜び、ツクヤもどこか満足そうにしていた。

二人はホントに仲良いよね〜!


「気に入ってくれて何よりだ…!

次はこっちだ、ついてきてくれ」

「なになに〜?」


ナミちーはぶら下がりスポットから降りて大喜びしたままツクヤについて行った。

僕たちもその後ろについていくよ!



ツクヤについていくと、綺麗な部屋があった。

体温計などなどいろいろな道具…わかった、ここは具合の悪い子を見る場所だね。


「今ある設備で作った診察室だ…といっても病気のフレンズを安静にさせたり応急処置の済んだフレンズを運び込んで傷を治すぐらいかな。

ここは別の扉から入れるようになっている。」


白いベッドもあるし、傷薬やサンドスターの瓶もたくさんある…

なんか…なんだっけ?…あっそうそう保健室…

保健室みたいだなって思った!


「フレンズを診る時はナミちーにも手伝ってもらうつもりだ、前にナミちーが手伝いたいって言っててな…」

「そう!ツクヤイチの助手としてね!」

「おおっそうか、頼りにしてるぞ?」ニコッ


ナミちーは誇らしげにエッヘンとしていた。


「さて、次だ…今度は俺の部屋とナミちーの部屋だな。」

「わーい!楽しみ!」


さっきの部屋から階段を登っていくと、二つの部屋があった。

まずはツクヤの部屋…本棚がある、参考書と漫画がきっちりと分けてある…あ、ツクヤも漫画は読むんだね!


「あとここは…あっ…」


本棚の中にはツクヤのお父さんの日記も大切にしまわれていた。

ツクヤのお父さんが生きていたしるし…みたいなものだからね?


「まあ…俺の部屋はこんな感じ。

ここ最近で荷物を少しずつ運んできたからな、あとはベッドだけだろう。」

「次わたしの部屋!楽しみ!」


ナミちーはツクヤの手をぐいぐいして急かしていた。

すごく楽しみって感じ


「じゃあ…ほら、ここだ。」

「いっえーい!!」

「元気ですね〜」「転ぶなよー」


ナミちーの部屋は上品さとかわいさを感じる部屋だった。

そしてここにもぶら下がりポイント!


「す…すっごい!ツクヤぁ!!」グイー!

「お、おお…それはよかった…とりあえず手を離してくれ、腕が痛い…。」


ナミちーは目をキラキラさせて喜んでツクヤの手を握っていた。

腕をぐいぐい引っ張っていたけど…。


「ん〜最高〜…ぐぅ」

「おおう、まだ寝ちゃダメだぞ…」


ツクヤはナミちーをぽすぽすとゆすって起こした。

ところでこれからどうするのかな?


「さてさて、部屋はこんな感じだ。

そろそろ荷物を運び込まなくては。」


そっか、それがあった!





〜荷物運び出し後〜


「ふー…大変だった。」


本とかがとくに重かった!

大変な作業だったけど、やっちゃえば一瞬のように感じるね!


『ぐぅ〜…』


お腹すいちゃった…えへへ。


「おっ?」「やれやれ…。」

「そろそろ食事にしよう…あの石窯を試してみたいしな!」

「いぇーい!」


ツクヤは手を洗って、ラッキーに具材を頼んだ。

あまり時間のかからない間にラッキーが戻ってきた。


「あれっ、早いね?」

「どうやらこの近くにも食料保管庫があったみたいなんだ。

やっぱりキャンプ場というだけあるな!」


ツクヤは嬉しそうに具材をもらって、粉を混ぜて練った。

そうするとなんだかもちもちとしたものができた。


「これは〜?」

「生地だ、これから作るもののな。」


え〜何ができるのかな?

わくわくしてくる!


「これを伸ばして…よし!ヨウならわかるんじゃないか?」


そう言って見せてくれたのは、まるくて平たいもの…これは…


「もしかしてピザ?」

「その通り!」


えーっ!

そんなのも作れるの?


「ほぉ、ピザですかぁ…ジャパリまんの味でしか食べたことないですね。」

「ねー、ピザって何?」

「ヒトの食べ物の一種だな、オレも噂でしか聞いたことがない。」


ツクヤはトマトで作ったソースを生地に塗って、まんまるなチーズや細かいチーズを上に乗せた。

そして大きいトマトをピザに乗せて、緑色の細かいものをかけて火をつけた石窯の中に入れた。


「…でも、どうしてピザを?」

「ああ、それは…ピザは父さんの大好物なんだ。

昔から母親に作ってもらってたみたいで。

レシピのメモは父さんからおじさん、おじさんから俺に受け継がれているんだ。」


「ツクヤのお父さんって結構グルメな人だね!」

「たしかにな、『忙しくて趣味が作れないからこそ食事を目いっぱい楽しみたい。』なんて言ってたっけな…」


焼けるのを待っている間、ツクヤのお父さんの話を色々と聞いた。


「そういえばツクヤのお父さんって『俺』って言う時もあるよね?『私』って言わない時ってどんな時?」

「そうだなぁ…激しく喜んだり悲しんだり、怒ったりする時は『俺』になる時があるな。」


へぇ…そうだったんだね!

あ、石窯からいい匂いがしてきた。そろそろ焼けたかな?


「よーし、焼けたな。」


僕たちは木の大きなテーブルを囲んで座った。

そこに大きなピザが乗ったお皿が置かれた。


「おいしそー!」

「これは…すごいですね…!」

「ああ、オレもビックリだ…!」


ふふふっ早く食べたいなぁ!

それじゃあみんなで…


「「いただきまーす!!」」


「ん…美味しい!」

「美味しいです〜」


アツアツ生地がもちもちしてる!

それにチーズとトマトがよくあってて美味しい!


「ふーふー…」

「ツクヤー、そんなに熱い〜?」

「お前さてはネコ舌だな?」

「違う、そんなことない…全然平kあちっ…!!」


ツクヤはネコ舌をナミちーとツチノコに茶化されながら食べていた。


なんかかわいい…♪

「ん?どうしました、ナミちー?」

「んーん、なんでもなーい♪」


たしかに、普段しっかりしたリーダー系のふるまいだからちょっとかわいいかも?



こうして僕たちはわいわいとお喋りしながらピザを食べて、ものすごく満足した!


「「ごちそうさま!」」



ナミちーとスナネコとツチノコは、自分たちの新しい家に帰った。

ツクヤはお皿や料理に使った道具を洗うみたいだから、僕も手伝った。


「えへへ…これからここで何があるかなって考えるとワクワクするね!」

「そうだな、俺も…やりたいことがたくさんある。」


洗い終わって、僕たちもそれぞれの新しい家に帰る。


「…これからも宜しくね、ツクヤ!」

「もちろん、こちらこそ宜しくな…ヨウ。」








〜〜〜〜〜〜〜おまけ(三人称)〜〜〜〜〜〜〜〜


ツクヤは洗い物を済ませて、自分の家であるあさがおに戻ってきた。

家ではナミちーがぶら下がっていた。


「あ、おかえり!洗い物おわった?」

「ああ、ヨウのお陰ですぐに終わった。」


ナミちーは降りてきてツクヤに話しかけた。

ツクヤはやれやれと言うようにソファーに座ろうとした…その時。


『カサカサ…』


床に『誰もが嫌うあの虫』が這っていた。

ツクヤは…


「ひっ!?」キュッ

「うおっ…!?」


思わず驚いて、夢中でナミちーの手を握った。

ナミちーはツクヤが手を握ったことに驚いた。


「…もー、ツクヤは大袈裟だな〜?

こんなのただの虫だよ、セルリアンに比べたらなんともない!」

「いや…それでもなぁ…あっ、すまないナミちー…」

「え?あ、気にしないで?」


ツクヤは手を握ったことに気が付き、恥ずかしそうに手を離した。


「まあ…とりあえず…

ツクヤが怖がってるでしょ!しっしっ」

「べっ…別に怖がってはない!」

「意地張っても遅いと思うよ!?」


まるで夫婦漫才のようなやりとりをしながら『例の虫』を追い払った。

その後ナミちーは、ツクヤのかわいい一面を思い返しながら思わずにやっとしてしまった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜







みんなが寝静まった後、島から少し離れた海に一隻の船が浮かんでいた。


「わぁ…やっと見えてきた…」

「懐かしいね!みんな元気にしてるかなぁ?」


帽子を被った少女と、猫耳を生やした少女が船の上で話す。


「しっ、二人とも寝てるから静かにだよ?」

「えへへ、そうだった♪」


帽子を被った少女は、島を見つめてそっと呟いた。



「ただいま…。」



〜次回に続く〜

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