第五集 真相を探す
生きている。そう安堵したあとに、暗がりでもわかる襤褸布のような文徳の姿に息を呑んだ。
両肘を使い、這いずりながら格子に向かって進んでくる。頭を持ちあげるのも辛いようだ。ときおり床にうつ伏せになって休みをいれる。
あと少し。喉に張りついた声の代わりに、格子のすき間から手を差し入れた。
明麗の白い手が、汗と皮脂に雲脂や埃が絡んで、乱れに乱れた髪に届こうかというそのとき、ゆっくりと文徳が頭をもたげる。腫れぼったい目を数回しばたたかせてから、最大限に見開いた。
「めっ! ……いれい?」
苦しげに顔を歪めながら身を起こすと、牢の格子にもたれて座った。
「どうして、こんなところに君が」
「それはこちらが訊きたいことよ。放火でもない小火の聴取が、こんなに厳しいはずないでしょう」
間近で見る文徳の汚れた獄衣には、ところどころに血がにじんでいる。無精髭の伸びた顔もひどいものだ。傷や痣がいくつもある。明麗は、ひと目で彼が拷問を受けたのだと理解した。赤黒く乾いてこびりつく血を拭おうと練絹の手巾を手にしたが、傷に障りそうでできずに握りしめる。
文徳は逡巡するように衣の綻びを爪で弾いてから、視線をさげたまま明麗に尋ねた。
「太子殿下は、お元気?」
「……いまは、昇陽殿にいらっしゃるわ」
現在の諒元の様子は明麗とて聞いていない。伝えられることはそれだけである。
けれど文徳はほっと息を吐き、咳き込んだ。今度こそ明麗が手巾を差し出すと、受け取ったそれを口にあてしばらく喘いでから、かすかに笑みを浮かべた。
「そう。それならちょっと安心かな。――でも、気を抜かないで」
「どういう意味?」
ただでさえ小さな文徳の声が、ささやきに変わる。明麗は、牢の格子に押しつけんばかりに顔を寄せた。
「枝燈のろうそくに細工がされていたらしく、殿下のお命を狙う者の仕業ではないかという話になっていて。それが僕だと疑われているみたいなんだ」
「なんですって!?」
明麗の大声が牢獄に反響する。すかさず「うるせえ」と苦情が返ってきた。通路に視線を向けると、どうやら怒鳴り声は地声らしいファトと話をしていたはずの子喆と目が合う。いまにもこちらに歩いて来そうだ。これ以上の長居はできない。
両手で口を囲い、文徳の耳に近づけた。
「あなたの無実は、わたしが必ず証明する。だから、もう少しだけ我慢してちょうだい」
文徳はゆっくり首を左右に振った。冷たく硬い床のうえで、明麗と正対するように膝を揃えて座り直す。
「僕は大丈夫だから、ぜったいにもうこんな無茶はしないで。君は、殿下や皇后さまのお傍にいなくちゃいけない。それが務めでしょう」
返事を拒む明麗にかまわず、文徳はさらに言う。
「最後にひとつだけ。李太子太傅殿に伝言をお願いできますか。「あのお話はなかったことに」それから「申しわけありません」とも」
「右筆のこと?」
たとえ無罪放免となっても、一度は投獄された者が就ける任ではないだろう。明麗としては望んでいなかったとはいえ、このような形で話が消えることは不本意だ。
「わかったわ。せめて今までどおり殿下の書の師でいられるように、父からも頼んでもらうから」
現実にはそれさえも危うい。文徳自身も悟っているのか、あいまいに笑んで小さくうなずくだけだった。
明麗は両手を牢房の内側に伸ばし、文徳の右手をとる。
「この手にまた筆を握る日まで、けっして諦めないと約束して」
淀んでいた空気が、わずかに動いた。獄吏が戻ってきたらしい。
後ろ髪を引かれながら立ちあがろうとすると、それまで力の入っていなかった文徳の右手が明麗の手を捕まえた。
「なに?」
「あ、ごめん。ええっと、
「
「いや、ごめん。忘れて。ほんとうに、申しわけない」
明麗から手を放し、文徳は牢房の奥へよろよろと戻っていく。
「女官殿! 牢屋見物は気が済みましたか。いくら物珍しくても、これ以上はご迷惑になりますよ」
「……いま参ります」
一日でも早く、ここから文徳を出さなくてはいけない。強い決意を胸に明麗は子喆らのもとへ戻り、大理寺をあとにした。
文徳に釘を刺されるまでもなく、再び牢を訪うことはできないだろう。茜から紺へと色を変えていく空を見あげることなく、東宮門への帰路をたどる。
「やはり、女官にしておくには惜しい方ですね」
戻りが遅れた理由を求められた際の証人として東宮まで送る、と柳子喆がついてきていた。
「当家にきていただければ、その才を存分に発揮できますよ」
異国との取引に、明麗の語学力や知識は大いに役立つ。葆を飛び出し、様々な国へ赴くことも可能だ。後宮にいてはとうてい叶うはずもない可能性を、子喆は言葉巧みに売り込む。
しかしその魅力は、いまの明麗には何ひとつ響かなかった。
「柳殿こそ、なぜ採試まで受けて官吏などになられたのです? 商売のほうが、はるかに向いていらっしゃいます」
素っ気なく言い放ってから、明麗はふと引っかかりを覚える。「官吏など」自分はたしかにそう言ったのだ。
「
「兄君に不満があってお断りするのではありません」
柳家が商家であることや、相手が自分より二十近くも年上だとか、再婚のうえに亡妻との間に残された子どもたちがいる、などが理由ではない。
明麗は立ちどまって、夕暮れに佇む宮殿の瑠璃瓦に目を細めた。
「皇宮を離れるなど考えられないのです。なので、結婚はしません」
明麗の真横にならび、子喆は同じように甍の波を眺める。
「それは、相手が林文徳殿でも?」
「なっ……!?」
驚く明麗を置いて子喆は歩き出す。差をつけられた数歩を走って、横にならんだ。
「あなたのようにうつくしく家柄も申し分ない、皇家との繋がりも深い令嬢との縁談が、地方の商人に転がりこんできたんです。いったいどんな
柳子喆の表情は、明麗の目には官人というよりも商人として映る。値踏みされているようで、不愉快だった。
「そのなかに、いくつかの風聞がありました。ひとつは、すでに主上のご寵愛を受けているというもの」
当然ながら大嘘である。反論に大きく開く明麗の口を、子喆は手をあげて制した。
「わかっています。事実なら、後宮から出られるはずがありませんからね。ほかに皇后との関係を邪推する声も聞きましたが、こちらも荒唐無稽すぎて」
顔を逸らして失笑する。明麗はといえば、あきれて声も出ない。しかし、笑いをおさめた子喆が続いて一段落とした声で告げた内容は、明麗を困惑させるものだった。
「もっとも信憑性が高かったのが、浅からぬ仲の平民文官がいるというものでした。なるほど、これが疵かと納得したものです」
本来であれば、顔も知らぬ夫に嫁ぐ日まで邸の奥に閉じこめられ、家族以外の男と会話する機会さえ与えられないはずの娘の醜聞だ。貞節を重んじるような名のある家門ならば、縁組の相手としては敬遠するだろう。李家や明麗を貶めようとしたのかもしれないが、風評のせいで縁談から遠のいていたというのなら、むしろ願ったり叶ったりである。
「バカバカしい」
「同感です」
くだらぬ足の引っぱり合いを吐きすてた明麗に、しみじみと子喆が首肯したが、真意は少々別のところにあったようだ。
「そのような些事を疵とし、むざむざ逸品を手に入れる機会を放棄するとは、じつにもったいない」
こちらはこちらでバカらしい。付き合ってはいられないと、明麗は歩を速めた。それに、わずかに歩幅を広めただけで、子喆がついてくる。
「それで、きちんとお別れはしてきましたか」
だれと、など訊かなくてもわかった。明麗の眉間に深いシワが寄る。
「あそこに彼がいると、ご存じだったのですね」
「噂が真実なら、どう交渉してあなたを譲っていただこうかと考えていた矢先だったので、手間が省けました。まさか李家の根回し……はでなさそうですね」
明麗がにらみ付けたので、子喆は言を撤回した。
少なくとも、文徳を皇帝の右筆に推すつもりでいた父ではない。兄の可能性を考えるが、諒元を危険に晒すことはしないだろうと結論づける。では、だれが文徳を陥れたのか――。
「どのような罪状かまでは調べられませんでしたが、大理寺の獄に繋がれた者に明るい未来があるはずもない。悪いことは言いません。すべての過去を皇宮に捨て置き、新天地で兄と継子との新たな人生を――」
「違う!」
思案に沈んでいた明麗が、まったく耳に入っていなかった子喆の長口上を遮る。
「そう。狙いは文徳だったんだわ」
文徳が皇太子暗殺未遂事件に巻き込まれたのではない。実際はその逆だろう。しかしそうなると、なおさら真犯人の目的が不明だ。一文官の文徳を廃したところで、どこのだれが、どのような利を得るというのか。
「とにかく蓮華閣に行かないと。それから枝燈と、ろうそく……」
「ブツブツと、なんのことです?」
思考を遮る子喆が鬱陶しい。東宮門は目と鼻の先だ。
明麗は髻から銀釵を勢いよく引き抜く。
「この皇城にある牢獄が、あんなにひどいところだなんて知りませんでした」
「劣悪な環境に置くことも、一種の責めですから」
「これで、何日くらいあの牢に十分な食事を配れますか。――できれば、李家の名は伏せて」
「林殿だけでなく、皆に?」
「あそこにいる者たちはまだ取調べ中の身。罪が確定されたわけではありません。人としての扱いを受けるべきです」
「いろいろと難しい注文ですが、私にはどんな利益が生じるのでしょう」
堂々と不正の橋渡しを依頼しているのである。子喆でなくとも安請け合いはしないだろう。だが彼は「できない」とは答えなかった。
明麗は大きく息を吸う。これに、葆の商売人で惹かれぬ者はいないはずだ。
「国の宝を守れます」
「あいにくと英雄譚には興味がないもので」
「四書仙の筆にも劣らない書を商いできるようになるかもしれないとしたら?」
「かもしれないとは、ずいぶんと不確かな手形ですね。もうひと声。あなたご自身を、ということならよろこんで承りますが」
「……欲をかくと、何ひとつ手に入りませんよ」
別の方法を考えなければいけないようだ。諦念の嘆息を吐いたとき、差し出していた釵の重みが手のひらから消えた。
行方を追って顔をあげると、真剣な目つきで子喆が査定している。
「この見事な赤珊瑚は、西方の海で採れたものでしょうか」
満足げにうなずくと、丁寧に手巾に包んだ。
「極端に良くはならないでしょうが、
「たったそれだけ?」
大部分が、彼と官吏の懐に入ってしまうのだろう。日数の少なさに落胆し、明麗は耳に手をやった。両方の耳から紅玉のついた耳環を外し子喆に渡す。あと幾日かは日延べできるはずだ。
「それから」
まだなにか、と子喆が身構えた。
「周楽文殿がどうしていらっしゃるか、調べることはできますか」
「ああ、林殿の養親の。とくにお咎めがあったようではありませんが、自主的に邸で謹慎なさっているときいています」
「ではそれを……」
文徳に伝えてほしいというのは、さすがに欲張りすぎだろう。ちょうど宮門の前に着いたこともあって、明麗は頼みを呑みこんだ。
明麗は無言で柳子喆に頭を下げると、門衛に預かり物の門符を見せて側門をくぐった。
しかし、まっすぐに自分の房には帰らず、蓮華閣に立ち寄る。あたりが暗くなっていることを差し引いても、火災があった建物には見えない。それでも入り口では、二名の衛士が見張っていた。
「李女官殿。なかへ入ることはできません」
明麗を知っているようだ。篝火に照らされた顔を見るなり、錠を下ろした扉の前に立ちはだかる。
「書房に忘れ物をしたの。取りにいきたいのだけれど」
「命令ですので」
「でもあれがないと、思悠宮の改築が進まなくなってしまうわ。皇后さまが楽しみになさっていると、陛下もお喜びなのに」
憂いに眉を曇らせると、衛士らは困ったように顔を見合わせた。
彼らはしばらく額を寄せ合ったあと、明日の日中ならば東宮書史局の書吏が出仕するので、そのときなら大丈夫だろうと教えてくれた。
東宮殿の殿門でも、帰りが遅くなった理由を問い質されることはなかった。ほどなく夕餉を運んできた宮女に留守中のことを尋ねても、とくに変わりはなかったという。明麗の寝支度を整え下がろうとする彼女に、不要な箸があればほしいと頼んだ。
宮女は訝しげな顔をしながらも、一膳の竹箸を手に戻ってくる。礼を言って受け取る際、明麗は彼女が持つ灯りに些細な違和感を覚えた。その理由に思いあたり、宮女の後ろ姿を呼び止める。
「たしか、いつもはそんな行灯ではなかったと思うのだけど」
殿内の移動には、ろうそくを立てる手燭を使っていたはずだ。それが今夜は、頼りないあかりが灯る油皿を入れた手提げ行灯を持っている。普段はどうでもよいことが、なぜか気になった。
「先日、東宮にあるろうそくを持っていかれてしまったんです。新品も、使いかけのも全部ですよ。いま明麗さまのお
行灯を胸の高さまで持ちあげてみせ、宮女は「暗いし、めんどうだ」と愚痴を残して帰っていった。
いつの間に回収、交換されていたのか。明麗はまったく気づいていなかった。燭台を書卓の近くまで移動させると、ろうそくの炎が大きく揺らいだ。
おそらくは、文徳が話していた件が原因だ。ほかにも細工がされた物があるかを調べているに違いない。
この東宮殿や蓮華閣を含め、皇城で使用されているろうそくの大半は、国が管理する工房で作られている。いつ、文徳の書房に持ちこまれたのだろうか。
「いたっ!」
考え事をしていたら、書刀で指先を切ってしまった。これで三度目である。さらに二ヶ所ほど傷を増やしてどうにか箸を削り、先端を尖らせることに成功した。
それを墨に浸けて紙のうえで、左から右に動かしてみると細い線が引ける。頻繁に墨をつけなければいけない難点はあるものの、縦線や螺旋もなかなかうまく書ける。手製の筆の完成に、自然と笑みがこぼれた。
一転して表情を引き締めた明麗は、まっさらな紙に異国の文字を綴りだす。
それは、再び皇后へと送る嘆願書だった。文徳の無実を訴え、獄での囚人たちの扱いを批難し、皇太子に害をなした真の犯人を探す許可を
書簡を朝食のときに宮女へと託したのちも気が気でならない。今回も梨のつぶてで終わってしまうのだろうか。
皇城を歩き回ったことと寝不足で身体は疲労を訴えていたが、頭は妙に冴えている。今日もまた文徳が拷問を受けているのかと考えると矢も盾もたまらず、明麗は東宮殿門の外へ飛び出した。
蓮華閣に到着すると、見張りの衛士は交替していたが、扉は大きく開かれている。申し送りがされていたのだろう。「あまり長い時間は困りますが」と入室が許された。
屋内に入ると、戸から窓から、すべてが開放されていていつもより明るい。その中を数人の胥吏や宮女たちが、掃除道具を手に動き回っている。
「李女官殿!」
文徳の唯一の部下となる
「大変でしたね、欧陽書吏」
「やっとお調べがすんだので、今日は大掃除です」
被害はわずかだったとはいえ、雷雨のなかでの消火作業だっため、床には無数の足あとが残されている。明麗は当時の混乱を表したようなそれをたどった。
捜索済みの書房は、あらかた片付いていた。書卓にはすぐにでも使えるように筆や硯が並ぶ。いつもとちがう点といえば、反故一枚落ちていない床にできた、そこで焚火をしたかのような焦げ跡と、ろうそくがすべて取り除かれている二台の枝燈くらいだ。
「文徳は、ろうそくに細工があったと言っていたけど」
ひとつひとつ灯皿を確認しても、それがどこかはわからなかった。ただ、文徳は常に全部のろうそくを点けていたわけではない。点ける場所も定まっていなかったはずである。それでは、仕掛けを諒元の在室時にあわせるのは難しいだろう。やはり、文徳を狙ったと考えたほうが妥当だ。
無事だったアザロフ語の書物を手に書房を出ると、欧陽然に声をかけた。
「ここのろうそくも、みんな回収されてしまったたのね」
「そうなんですよ。倉房にあった分だけじゃなく、使いかけのまで! 林局長も返してくれないし。なんなんでしょうね、まったく……」
汚れた雑巾を指先にからめ、ぐるぐると振り回す。
「書房で使っていたろうそくは、文徳が補充していたの?」
「いちおう私や宮女の仕事なんですけど、ご自分でされるときもありますよ。気づいたひとが、って感じですね」
ならば、欧陽然たちにも疑いがかかってよいはずだ。けれど彼らは、こうして通常どおりに出仕している。文徳だけが厳しい尋問を受ける理由が、ほかにもあるのだろうか。
「あの……。ろうそくが火事に関係していたのでしょうか」
眉根を寄せていると、背後から遠慮がちに問われた。明麗が応えるまえに、欧陽然が鼻を鳴らす。
「あたりまえだろ、宇粛。ほかに火の気なんてなかったんだから」
「そうですよね! すみません、お話の邪魔をしてしまいました。それ、洗ってきます」
宇粛は欧陽然から雑巾をひったくると、桶いっぱいの泥水を波立たせながら出ていった。
「あなたや宇粛も、聴取されたのでしょう? どんなことを訊かれたの」
「火が出たときにどこでなにをしていたかとか、さっき李女官にも訊かれたような、ろうそくについてとかですかね。知っている以上のことはないのに、しつこくって」
うんざりといった顔をする欧陽然をなだめすかして同じ話をさせる。しかし出火した瞬間を見たわけではない彼からは、明麗が飛び出していったあとの書房で、いったいなにか起きていたのかを知ることはできなかった。
蓮華閣を出た明麗は、宇粛を捜す。人工的に造られた池に沿って歩いていくと、柳の陰に座りこんでいる姿をみつけた。
水面に濯ぐでもなく布を浮かべる背後に近づき、軽く肩を叩く。すると宇粛は大仰なくらいに驚き、青ざめた顔で振り向いた。
「明……麗さま」
みるみるうちに目に涙をためる。それがこぼれる前に、宇粛は雑巾をもったまま、両手で顔を覆った。
「やっぱり、なにか知っているのね」
明麗が両肩を掴むと、ふるふると首を横にふった。
「知らなかったんです! あんな……あんな大変なことになるなんて、本当に知らなかったんです!」
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