第三集 大罪を犯す
取り替えたばかりの紙の真ん中にぼたりと墨が落ち、大きな染みを作る。そのうえに、力任せに筆がおろされた。穂先は四方八方に広がったまま、かすれた線が中心から外側に向けて螺旋を描いていく。しかし太い線は、三周もしないうちに紙の端まで到達してしまった。
「太子殿下、よぶんな墨は落としましょう。筆はそのように握るのではなく……そうです。軸はこのくらい立てたほうが細い線が書きやすくなりますよ」
筆を持つ諒元の手に重ねた手を、文徳は筆先をつけずに紙のうえで動かす。
「手首から先だけでなく、腕全体を動かすようになさってみてください。あ、肩の力は抜いて……」
宙で何度も円を書いてみせてから、真新しい紙に替える。
諒元は入念に穂先を整えると、大きく息を吸う。それを閉じこめるようにきつく口を結び、今度はそっと筆を運びはじめた。
稚拙な線は波を打ち、一定の太さを保てない。線と線との間隔もまちまちだ。それでも外側へと広がりながら渦を作る。今度は五巻きほど書けたところで筆先が紙面を飛びだした。
書卓の周りには、文徳の手蹟による何枚もの渦巻きが散乱する。髪の毛のように細い線で書かれたそれは、もとは師から課せられた運筆の練習のためのものだった。いまでは考え事していると、勝手に手が動いてしまう。
静かな水面をかき混ぜたときにできるような渦と見比べて、諒元は白い頬を膨らませた。
「もういっかい!」
「殿下。そろそろ文字の練習に戻りましょう。そうですね……」
束の間にできた静けさに耳を澄ますと、どこかで鼓を打つような音がした。
もう永菻名物の雷の季節なのか。文徳は明かり取りの窓を見やる。まだ雷雲は遠いようだ。
文徳が筆を持ったとたん、不満げだった翠緑の瞳は紙面に釘付けになった。その姿を目の端に留めながら、一点一画を意識して丁寧に書きあげる。
「諒だ!」
諒元は、現れた自分の名前の一字を食い入るように見つめる。
「この文字には「あきらかする」や「嘘のない」といった意味があります。
「どういう意味?」
それまで、書房の片隅で書を読んでいた明麗が顔をあげた。
「殿下の師を辞めるということ? 東宮史書局も? そんな話は聞いていないわ」
「明麗。いまは太子殿下の書の時間だから……」
「殿下にも関係あることよ。あなたが辞めてしまったら、だれが書をお教えするの!」
明麗に詰め寄られ、下からは諒元が不安そうな視線を送ってくる。文徳は書卓を周り込み、諒元の前に膝をついて拱手した。
「まだ確かでないとはいえ、太子殿下へのご報告が遅れましたこと深くお詫び申しあげます」
額づく頭に震える小声がかかる。
「文徳、いなくなっちゃうの?」
「ご心配なさらず。太子太傅殿が良い師をお連れするでしょう」
周楽文に後任を引き受けてもらえたらと考えているのだが、まだ話はできていない。だが宜珀なら、諒元にとって最適な人選をするだろう。そこに不安はなかった。
ところが諒元はうつむき、涙をこらえるように両手で衣を握りしめた。
「わたしがじょうずに字を書けないから、文徳、いやになったの?」
「それは違います!」
力を込めて否定したが、諒元はますます表情を固くしてしまう。
「急な異動の理由はなに? 説明して」
雷鳴が近づいていた。窓に貼られた絹越しにも、外が暗くなってきたことがわかった。
文徳は立ちあがり、ろうそくに火を点けて灯火の数を増やす。その一挙手一投足を、明麗が大きな瞳で追いかける。突き刺すような視線を背中に受け、文徳は自分の失言に肩とため息を落とした。
「まだ正式に決まったわけではないんですよ」
前置きは不要とばかりに、明麗の眉間にシワが寄る。諒元はときおり瞬間的に明るくなる窓を見あげていた。
「光栄にも、陛下の右筆にとお声をかけていただいて」
息を呑む音が聴こえるかと思うほど明麗が驚く。開いた口から大声が飛び出すより先に、文徳は早口で説明する。
「後宮に戻りお休みになる
妻子との月見の約束を果たせなかったのは記憶に新しい。明麗が諒元にむける視線が、剣呑さを増す。
「わかってるの? 皇帝の右筆がどういうものなのか」
「知ってるよ。名誉なことでしょう」
長い葆の歴史のなかでも、右筆を置いた皇帝は極わずか。ましてや、農民の子がその任に就いたという記録はない。
「やっぱりわかってない!」
明麗の怒声に、天を裂くような雷鳴が重なる。
両手で耳をふさぐ諒元のもとへ行こうとした文徳の官服の袖を、柳眉を逆立てる明麗が捕まえた。
「右筆になってしまったら、もう林文徳の手蹟ではなくなるのよ」
引き千切れそうなほどに袖が引かれる。
「この世から、あなたの書が消えてしまうの!」
次第に激しくなっていく雷にも負けない金切声が書房に響く。諒元が、立てた膝に額を押しつけうずくまる。
「でん……」
「いったい、なにを考えているの」
多少声は抑えられたものの、明麗は袖を放さない。
文徳はわずかに眉根をよせて、小さく嘆息した。
「なにって、出世だよ。陛下に侍り、朝議にも出られる。いまよりずっと俸禄も増えるだろうね」
「そんなことのために書を捨ててしまうの?」
そんなこと、と口の中で復唱した文徳は苦笑する。出逢ったころの明麗が、閑職に満足する彼の尻を、たびたび叩いていたことを思い出したのだ。
口角があがった口もとの意味をどう解釈したのか眉間のシワを深めた明麗にむけて、文徳は首を横にふる。
「べつに文字が書けなくなるわけじゃない。僕は書家でもないし、なにも問題はないでしょう」
葆国の皇帝の右筆になるということは、単に勅命を代書するのではない。皇帝の意を汲み、正確にそれを書に落とし込む。手蹟をまねるのではなく、自身の手蹟が皇帝のそれと同等になる。それゆえ右筆の書は厳しく管理され、自由に文字を綴ることを禁じられる。書に名を記すこともできなくなるのだ。
しかし文徳には、書家として後世に名を遺したいという想いはなかった。己の死後、だれにどう評価されようと、それを聴くことなどできないのだから。
けれどもそれで、明麗を納得させられるとも思っていない。案の定、文徳を責めるように睨みつける。
「あなたがよくても、わたしはいや! 第一、陛下がそんなことをおっしゃるはずが……」
言いさして目を見開く。そのまま、眦を吊り上げた。
「父ね?」
「太子太傅殿は、陛下のお身体をご案じなさっているんだよ」
おそらくは、文徳が想像しているよりも多く皇帝の疲労は蓄積されているのであろう。まだ斃れられるわけにはいかないと、焦燥に駆られるくらいに。そうでなければあの李宜珀が、このような贔屓をするはずがなかった。
それは明麗も承知しているのだ。一瞬、瞳の中に灯る怒りの炎が弱まったが、雷光の瞬きとともに勢いを戻す。
「でも、それとこれは別の話。まだ誥書は下りていないのよね。父さまに……いいえ、陛下にお目通りしなくては」
文徳の袖から手を放す。
今度は文徳が、戸口にむかう明麗を引き止めようとした。しかしなめらかな絹の袖は、手のなかをすり抜けていく。
「明麗、いけない!」
「陛下は諌言を咎めるような方ではないわ」
文徳の制止にも足を止めず、明麗は顔だけをこちらにむけて言い放ち、書房から出ていってしまった。
蓮華閣の出入り口には東宮侍衛が控えているとはいえ、太子を残して追いかけるなどできない。文徳は書卓の下に隠れるように身を縮める諒元の傍らにひざをついた。
「お見苦しいところをお見せしてしまい、もうしわけありません。――太子殿下?」
返事がない。耳を閉じるちいさな手にそっと指で触れると、額に赤い跡がついた顔がゆっくりとあがった。
「もう、終わった?」
おそるおそるといった声を、雷鳴がかき消す。諒元の肩がびくりとはねた。雨も降りだしたようだ。
「ご安心ください。ご存知のように、皇宮に雷は落ちません」
皇城の北にそびえる雷珠山の中腹には、葆の始祖が荒ぶる龍を封じた祖廟が建つ。その龍が、雷の多い
「ちがう。……けんか」
翠の瞳が、下から責めるように文徳をのぞく。諒元はその目を室内にさまよわせ、くちびるを噛んだ。
「文徳はどこかへいっちゃうのでしょう。けんかしたから、明麗までいなくなっちゃったの?」
「けんかなどしておりませんよ。明麗はすぐに戻ってまいります」
「文徳は?」
「
明麗が指摘したとおり、皇帝の命は下りていない。宜珀はなんとしてでも右筆を認めていただくと約したが、どうなるかは不明だ。だからといって、龍の伝説のように気休めを答えることができなかった。
「……きらい」
立ちあがった諒元の手には、筆が握られていた。その穂先から墨滴が滴り床を汚す。
「文徳なんか、だいっきらいっ」
目の前で筆を振りあげられ、文徳は反射的に目を閉じ首をすくめる。かすかな風を感じたかと思うと、背後でカランと乾いた音がした。
「どこへでも行けばいい!」
脇を駆け抜けていく諒元の姿を、顔をあげた文徳が目で追う。その時だ。
――雷が落ちた。
そう錯覚してしまうほど明るさを増した室内に、なにかが爆ぜる音が響く。
高所から四方八方に火花が飛び散り、目を見開いて立ちすくむ諒元に降り注いぐ。
「殿下!」
我に返った文徳は飛びつくようにして、諒元を自分の懐にかき入れる。それと同時にひときわ大きな破裂音がして、閃光に目がくらんだ。
ちいさな身体を抱えてうずくまっていたのは、さほど長い間ではない。音と光の暴力が止んで顔をあげると、文徳の腕の中で諒元は意識を失っていた。
「だれか! 太医を」
懸命に呼ばわるが、鳴り続く雷のせいか、ひとが来るようすはない。連れて行くほうが早いと諒元を抱き上げた文徳は、床の上で揺らめく炎をみつけた。散乱していた紙に火花が飛んだのだろうか。にじむように広がっていく火と諒元を交互に見て、そのまま蓮華閣の出口へと走る。途中で、ようやく書吏の
「すみません、林局長。雨が降ってきたので戸を閉めて回っていました。どうなさっ…」
「太子殿下!?」
ぐったりと目を閉じる諒元を見て、侍女は悲鳴をあげる。
「火が! 書房が燃えています」
言い終わる前に書房に飛んでいく書吏とは逆方向へ、文徳は急いだ。
息を上げて扉から出ると、軒下で控えていた東宮侍衞らが目を丸くする。しかし文徳の「火事」のひと声で、すぐさま散っていく。
「
「わ、わたくしがっ!」
涙を浮かべながらついてきた侍女がうわずった返事をし、裾をからげて雷雨のなかを走り去る。ひとり残った東宮侍衛長に諒元を預けると、
「いったいこれはどうなさったのだ」
「わかりません。でも、お怪我はされていないと思います。とにかく安全な場所へ」
腕に諒元を抱いた田赫がうなずくのを確認すると、文徳は蓮華閣の前にある池を目指す。報せを受けて集まってきた官人から桶を受取り池の水を汲むと、いま出てきたばかりの建物のなかへ戻った。
幸い、火は速やかに消された。燃えたのは大半が渦巻きを書いた反故紙で、濡れた蔵書はあっても焼かれずには済んだ。あとは床に三尺四方ほどの焦げ跡がついたが、修復にはそれほどかからないだろう。
雑巾を絞りながら、文徳は踏み踏み荒らされ水浸しになった書房を見渡した。
出火の原因となった火の粉は枝燈から降った。水を浴び、火の消えた灯皿へ腕を伸ばす。
「林東宮書史局長。田東宮侍衛長殿が……」
呼びかけられ、思わず手を引っこめる。戸口には困惑した面持ちの欧陽然と、配下を従えた田赫が険しい顔で立っていた。
「田殿。太子殿下のご様子は?」
「先ほどお目覚めになられた。太医の診たてでも、いまのところお身体に特段のご不調はみられないそうだ。陛下のお計らいで、しばらくは昇陽殿にてご静養なさる」
「そうですか。よかった」
ひとまずほっと息をつく。その文徳を侍衛が左右から挟み、腕を拘束した。
「なんですか?」
驚いている間に、両手首がまとめて縛りあげられる。繩の端を引かれ、文徳はよろめいた。どうにか堪えて顔をあげると、田赫の厳しい目と合う。
「林文徳。そなたを大理寺にて尋問せよとの命が出ている」
「それはわかりますけど。なにも、こんな……」
宮城内の出火は重罪であるが、今回の
しかし抗議の言葉は、田赫の剣に手をかける動きで引っこんでしまった。
「言い分を聴くのは我らの仕事ではない。おとなしく調べに応じれば、痛い目には合わずにすむだろう」
田赫は一瞬だけ辛そうに目を細め、文徳に背を向けて歩きはじめる。その後ろに繩を持つ侍衞がつき、必然的に文徳が続く。さらにもうひとりの侍衞が最後尾を務めた。
湿った石の床の冷たさに感謝する日がくるとは思わなかった。
横たわっていた文徳は難儀しながら身体の向きを変え、今度は左の頬を床につける。床によどむいろいろなものが混じった臭いに顔をしかめた瞬間、不快は痛みに取って代わられた。
田赫の忠告がなくとも、ひょろりと細長い文徳に、日夜重罪人を相手にする大理寺の獄吏に抵抗できる力など持ち得ようものか。首に荒縄をかけられても、訊かれたことには素直に答えた。しかしそれが、彼らの欲しいものではなかったからなのか、力任せに頬を張られ、倒れたところに水をかけられた。
両頬は熱いのに、生乾きの獄衣が体温を奪い寒気がする。硬い床を伝ってうめきやすすり泣きが届く。異国のものとおぼしき叫びに、夜番の獄吏が怒声で返すが、かみ合っていないのだろう。不毛な応酬は、幾度となく繰り返される。静寂な夜を諦めた文徳は、薄くかび臭い衾をかぶりどうにか眠りに就いた。
厚い石壁に阻まれ、刻を告げる鼓の音も届かぬ牢獄で夜が明けたとわかったのは、灯りの乏しい牢獄に朝日が射しこんだからではない。冷めきった薄い粥が配られたからだ。
家人から付け届けでもあればもう少し実のあるものが出てくるのだろうが、文徳はそれを期待していない。むしろ、養父にまで累が及んでいないかが気がかりだった。
次の日も、前日と同じように拘束され尋問を受けた。訊かれる内容も変わらない。
「太子殿下はなにゆえ倒れられた」
「驚かれたのではありませんか? いい年の僕だってびっくりしたくらいですから」
同じやり取りを繰り返され、文徳の返答もぞんざいになっていく。いっこうに進展がみえないことに獄吏も苛立ちを募らせ、捕具の先を床に打ちつけた。
「では、なにに驚かれた」
「だから! 突然、ろうそくから火花が散ったんです。こう、バチバチっと。そのあと光ってバーンとなって」
声に合わせて後ろ手に縛られた手を開いてみせるが、正面に座る法官にそれが見えるはずもない。視線は文徳から卓上の調書に落とされる。
「ろうそくと申したな。それに火を点けたのはだれだ」
「……僕です」
爆ぜたろうそくの場所を思い出す。あれは、火災がおこる少しまえに灯したばかりだった。真新しかったろうそくに、不審な点などあっただろうか。記憶をたどる文徳の背を、獄吏が捕具の先で突く。
「正直に吐け! 太子殿下を害そうとしたのは、おまえの独断か。それともだれか別の者の指示なのか」
「……は? 僕が、殿下を?」
自分には、失火のみならず、皇太子暗殺未遂の嫌疑までかけられていることをはじめて知らされた。
「そんなことして、僕になんの意味があるんですか」
動きの不自由な身体で乗り出してつんのめり、右肩をしたたかに打つ。苦痛に歪めた文徳の顔を、大理寺の法官は冷めた目で見下ろした。
「身の程もわきまえず、欲に目がくらんだのだろう。いくらで引き受けた。それとも、より良い官職を約束でもされたか」
「……違います」
ひやりと心臓を冷たい筆で撫でられたような気がして、わずかに返答が遅れる。法官から目を逸らした視界の端で、録事が筆を走らせていた。
己の身が危ういときでさえ、文徳は彼が書いている文字が気になった。このような記録には、見たこと聴いたことをそのままに表す
いまの文徳の言葉はどのように記されたのか。首を伸ばして調書をのぞき見ようとするが、床に押しつけられた。背中にあたる棒の先が胸を圧迫する。
「で、殿下に、おうかがいして、ください。そう、すれば」
苦しい息の下から訴えると、法官は椅子の上でふんぞり返って鼻を鳴らした。
「その太子殿下がおっしゃられたのだ。そなたにひどい目にあわされたと、な」
「そんな、バカな」
「殿下が偽りを申されたとでも?」
不敬という新たな罪状を加えられそうになり、文徳はあわてて左右に頭をふるのが精一杯だった。
――右筆の件は、まだ明るみになってはいない。
牢房の床に敷いた菰のうえでうつ伏せになった文徳は、獄吏たちの言動を思い出し、安堵していた。
調べにより、火災の原因となった火花は、枝燈のろうそくから出たものと判明した。あきらかに人為的に細工されていたらしい。そのことでいっそう疑いが深まり、文徳への尋問は日増しに厳しくなっていった。
それでも宜珀と交わした約束が知れたら、痛くもない腹を探られる可能性も考えられる。李家を――明麗を巻き込むことは避けたい。どれだけ厳しく取り調べられても、文徳はその件を漏らすことはできなかった。
重ねて訊杖を受けた臀部が熱をもちはじめたようだ。息をするにも苦痛を伴う。次第に意識が遠のいていった。
ふと目を覚ますと、近づいてくる足音があった。寝起きの頭で聴くその音は、いつもよりずいぶんと軽い。
もう夕餉の時間だろうか。
食事が置かれる格子際までの数歩も、いまの文徳には遠く感じる。それでも、食べなければ身がもたない。必死の思いでたどり着くと、両肘を支えに顔をあげた。
けれども、格子のすき間から差し入れられたのは粗末な椀などではなく、磁器のように滑らかな肌理をした白い手だった。
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