私は中学1年の時に処女を捨てた。

2つ上の先輩とヤッた。


お母さんがヒステリックで私に暴力を振った。

小さい頃からそうだった。

慣れていたのに、その時は無性に悲しくなった日だった。


泣きながら外に出て、ずっとコンビニの裏にいた時、

その先輩から声を掛けられ、そのまま。


その人は、同じ中学校の3年生。

結構問題児で、学校で何度か見たことがあった。

その人もなにか闇を抱えていたのかもしれない。そんな気がした。

私はその人が無性に愛おしくなった。可哀そうで、辛そうで。


それから何度も会うようになり、そのたびにヤッた。

最初はセックスの仕方なんて知らなかった。

その先輩は優しく全部教えてくれた。


先輩の家にはよく行くようになった。

先輩の友達も会った。

その先輩の友達ともヤッた。

先輩はそれを止めなかった。

どこかで止めてくれるの期待していたが、一度もなにも言わなかった。


私は、セックスをするたびに思う。

今目の前にいるこの男の人達は、求めてくれている、私を、と。

それが、私には嬉しくもあり、悲しくもあった。


セックスはやめられなかった。

先輩ともヤり、その友達ともヤる。

友達の彼氏ともヤッたことある。


最低だ。

私は汚れている。汚い。


女友達は、みんな私から離れていった。

美宇以外は。


私は、そんな美宇を大事にしようと思う。



だから、陸先輩と寝たことがあることも、絶対に言わない。


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