第17話 天才錬金術師と地下要塞〜かっこいい秘密基地作ったけど人がいなくて寂しいから闇ギルドの本部にすることにした


あらすじ

論理を無視した異常な研究を続け国際指名手配を受け天文学的な数字の懸賞金をかけられている天才錬金術師ディールは完成した秘密裏を前に唖然とした。

「一人しかいないと秘密裏持ってても全然楽しくない」


不老不死になって1600歳を超えても少年の心を忘れられないディールが知り合いの協力を得て闇ギルドをつくる予定。


◇◆1






天才錬金術師ことこの俺、ティールは世界の錬金術師達をまとめあげるグランドマスターにして一人の男として秘密基地に憧れるありふれる大人でもある。

錬金術の門を叩いて禁呪を経て不老不死になり現在まで画期的な発明をしてきた、が!

お偉いさんのジジババ供も揃いも揃って馬鹿ばかり、全く全く馬鹿しかいないのか。

それに世の中のクソ供は錬金術の素晴らしさをわかっていない。

何が"魔法の方が優れてる"だ。

世界中のありとあらゆる知識を納めたとかいう大賢者のジジイを知識で打ちのめした天才な俺から言わせてもらえば錬金術こそがもっとも優れているんだ。

魔法やら魔術なんて世界の法則を強引に捻じ曲げて現象を起こしているだけじゃないか。

錬金術は世界の法則に沿って発現までの過程を省略している。


ーあ?わからない?


はぁ…、簡単な例がある。

よく一緒にされがちな、回復魔法のヒールと錬金術の再生の違いだ。

結果的にはどちらも欠損部を元に戻す。というものだ。


○欠損部が指一本だったと過程した場合

回復魔法ヒールによる回復時間は0.05〜4.8秒、回復時の消費魔力は世界魔術協会が定めた基準で2、回復後の反動なし、回復時の痛みなし、違和感あり


錬金術再生による再生時間は1.20〜61.02秒、再生時の消費魔力は8。(これは一般人の持つ魔力の3分の一に相当する。)

再生時の反動は術者の腕によるが基本的になし、回復時の痛みはなし、違和感なし


一見、ヒールは再生の上位に見えるが魔法というのは神の力とやらと、対象と術者の魔力を使い強引に現象を起こすもので、弱っている人にヒールをしたら死にましたなんてこともある。更にヒールし過ぎて肉体が爆発したなんていうこともある。

そもそも、唯一尊敬する錬金術師グレゴリによれば神なんてものはもはや存在せず、世界を作った反動で死に、死体から漏れ出したエネルギーが魔力として様々な生き物に宿っているとある。

グレゴリの書にある有名な一節「神は死んだ」は皆知っているだろうが彼はそのような偉大な発見をしておきながら世間から冷たい目に晒されしまいには教会によって火焙りにされた。

グレゴリとは友であり、良き理解者だったが、同時に分をわきまえてやってはいけないことを定め秩序を作っていた。



錬金術が後ろ暗いものだと言われ始めたのはその頃で、グレゴリがいなくなりしたかった研究をやり、ちょっとやらかしてしまってやばい生き物を外に放ってしまって錬金術師=怪しげでやばい行為に手を染めている人みたいになってしまった。

具体的に言うと魔族だ。

スラム街から拉致…じゃなくて保護した人達をとある国の軍部から秘密裏に依頼を受けて強化兵士を作る研究をしていた。

だが、想像以上に強くなりかなり厳重に拘束していたのに逃走、世界中で猛威を振るい魔族と魔族のリーダーが魔王とか呼ばれるようになっていたな。

だが、逃げ出したくらいでは自分の名前や錬金術師の行為だとバレることはなかったはずだ。

これはちょっと見余っていた自分が悪い。

今までグレゴリのおかげで実験に人間を使ったことがなかったため、まさか自分の情報を話すとは微塵も考えてなかったのだ。

魔族供が暴れる先で俺の名前を出すものだからすぐバレた。

以前、ギルドが危機に陥った時、グレゴリに頼まれて資金集めに奔走していた時がある。

魔物を狩る時に使う眠り草を品種改良して中毒性の高い薬草を生み出し知り合いの商人に通して世界中にばら撒いた影響で、国際指名手配されたからな。

だがおかげで莫大な金が集まり、ギルドを建て直すこともでき、また一口噛んでいた商人や全面協力してくれた知り合いの商人は闇の商人として裏を牛耳る帝王になったそうだ。

俺が商人だったら幻覚草だけ作っていても良かったかもしれないが、錬金術師だったので、製造方法を売り払い足を洗った。

相変わらず指名手配は消えず、年々懸賞金は増えるばかりだったが。

しかし、懸賞金の額が凄まじいこと…。

こんなにあったら捕まえても懸賞金のせいでいくつもの国が破産するだろ。

馬鹿だろ、誰だよこんなにかけてるやつ。世界中に流通している金全部集めても足りないな、絶対。


指名手配になってからはちょっと外を歩けなかったから魔族が脱走した研究所を捨てて作りかけだった秘密基地に潜って研究と基地の拡張を続けた。





いやっほーい!

つ・い・に!


完成だぁぁぁぁああ!!!

いやー、長かった。

一人で作ったから時間かかったなぁー。

一生終わらないかと思ったよ。

不老不死だから死なないがな…フッ。

不老不死ジョーク……笑えよ。

あ、一人だったわ。


せっかく作り終わったのに誰か祝って。

ぼく、さみちい…

こもってからどのくらい経ってるんだっけ?

【E 888年88月88日88:88】

あ、ダメだ。このカレンダー壊れてやがる…。

メッセージの魔術でも使ってちょっと聞いてみるか。(※魔術…魔法が使えない人の為に作られた術)


あー、魔術使わないから忘れちゃたな。

確か机の上に魔術書あったはず。

あ、これこれ。

大魔術辞典〜猿でもわかる日常魔術〜


…猿が分かる訳ねぇーだろ。

通信魔術…じゃなくてメッセージ、メッセージはー…。

お、これだな。


= === == ====== === == =====


メッセージの魔術。

メッセージの魔法すら使えないとはよほど魔法に嫌われているのですね。

しかし、基礎中の基礎である魔術の方ですら使えない…と?(笑)

そんなあなたに朗報です!

この本では猿でも分かるように書かれています!文字が読めなくても大丈夫!

今も読めているはずです!

= === == ====== === == =====


・・・なんだこの本は。

ムカつくわー。仕方ない続き読むか


= === == ====== === == =====


ではまず魔術はわかりますか?

わからない方は本を読むのをやめて下さい。本にも読む人を決める権利がありますので。

では分かるという方は下をご覧ください。


ꥃꥄꥐꤳꤲꤵꥁᛀᚬᚫᚧᛟᛧᛘᛑᛤ᛬ᛇ᛭᛭ᚳᛃᚻᚠᛁᛂᛛᛥᛮᛊᛎᛠᚥᚺᚶᛈᚪᚬᛇᛜᛕᛖꥄꤸ


寸分狂わない綺麗な二重丸を書いてください。

そして上に書かれた完璧な魔術式を書き込んでください。


◎←の外側の円に一行目のꥃꥄꥐꤳꤲꤵꥁᛀᚬᚫᚧᛟᛧᛘᛑᛤ᛬ᛇ᛭᛭を書き込み

内側のもう一つの円である○の中に頭文字と最後尾がつながるようにᚳᛃᚻᚠᛁᛂᛛᛥᛮᛊᛎᛠᚥᚺᚶᛈᚪᚬᛇᛜᛕᛖꥄꤸを書き込みして下さい。

そして最後にこの魔方陣に魔力を注ぎ対象の魔力の込められた魔石を乗せメッセージと唱えて下さい。

わからない方は、猿以下です。ご愁傷様です。


= === == ====== === == =====


最後の一言余計だろ。

魔石の方はあるし大丈夫だな。


えっと。

誰に聞こうかな。

幻覚草扱っている商人のカルカンでいいや。下らないことでも答えてくれるし。

「メッセージ"パルーク・ルフ・カルカン"」


《ꊸꎊꎊꎊꎊꎊꎊꎊꎊꎊꎊ……"通信中"》

《ꊸꎊꎊꎊꎊꎊꎊ……"対象魔力の検索に失敗"……"類似魔力を検出中"》

《"システムꤲꤴꥆꥇꥉꥁꥀꤵによるの解析を開始"……》


あれ?こんな時間かかったっけ?


《"解析を完了"……類似魔力反応を確認しました。通信を行いますか?》


「類似?もしかして死んでるとか?んー、まぁ日付聞くくらいだし最悪誰でもいいや


"はい"」



《・・・・・・・・『…"ザーッザッザ…"はい?誰ですか?えっ…誰だろ?』》


通信が悪いのかザーッっいう音がする。

しかも声の主がめちゃくちゃ貧弱そう。

心配になってきた。


「『あ、もしもし?聞こえてるかな?』」


《『あ、聞こえてます!誰ですか?!』》


でかいな。声。普段、メッセージ使わないのかな?

誰ですかって本名いうの?

盗聴されてたらどうするんだ。

普通に考えてメッセージ飛ばす時はアダ名だよな。


「『錬金術師』」


《『錬金術師…?…そうじゃなくて名前です』》


は?まじか…名前を?

馬鹿だこいつ。


「『君は誰なんだい?俺は友達の商人にメッセージ送ったはずなんだが繋がらなくて代わりに君に届いたみたいなんだ』」


《『友達の商人?あ、僕の名前はパルーク・ルフ・ハ…』》


「『ちょっ!?待て待て早まるな!ばっ、おまえ馬鹿だろ!メッセージの魔法で本名なのる馬鹿がいるか?!普通。

……もしかしてパルークってことは息子か?』」


まじかよ、いつのまにか結婚したんだ。

なんだよ、結婚式に呼んでくれても良かったのに。

絶対の魔法吸収を誇る世界樹を吐き払うことが出来る戦略兵器を搭載したゴーレムでもあげようと思ったのに。


《『馬鹿ってなんですか!?』》


「『そういうことだ』」

馬鹿を知らないとか馬鹿だろ。

大丈夫かまじで。


《『初対面で馬鹿って酷いって意味ですよ!父を知っているんですか?モジュールを』》


モジュールって誰?

もういいや名前出しちゃえ。

「『誰だよ。そいつ、カルカンだ。パルーク・ルフ・カルカン知ってるか?って言うかおまえの親族だよな?』」


《『カルカンですか?

はい知ってますよ!お爺様です!知り合いなんですか!?』》


まじか、最初に友達って言ったじゃん。

「『あ、ああ、そう、友達なんだ。

それでな……あ、そうそう。

家のカレンダーが壊れてしまって今何年の何日なのか聞こうと思ってメッセージしたの』」


《『ええ!?そんな下らないことを聞こうとしていたんですか!?

えっと、今日は星導歴203年です』》


ん?セイドウレキ?

何それ、創世歴じゃないの?

「『それが分からん。創世歴で頼む』」


《『創世歴でですか?えっと…203+71+90+102+1124は…えー』》


「『1590だ。おまえ、計算遅いな(笑』」

まじか…てか創世歴って1124年までで終わったのかよ。

203の星導歴のほかにも71、90、102とあったからこれも違う歴があったということかな。

俺がこもってから、ぴったり1022年か。キリがいいな。

まぁいいや、聞きたいこと聞けたし。


《『あの、もしかしてお爺様と同じ天人ですか?』》


テンジン?転陣?いや天人か?

また知らないワードが…

「『長生きという意味だったらそうだ』」


《『!?じゃあ、お爺様のこと知ってたら教えてください!ある日突然いなくなってしまったんです!』》


「『歴を聞いてくるような人間が知ってると思うか?知らん。あと教えてくれてありがと。じゃーね』」


《『ちょっ!?ちょっと待って下さい!』》


「『何?』」


《『もしコッチに来ることがあったら歓迎しますよ!もちろんご馳走も』》


「『んー、じゃあ予定があったら行くよ。』」


《『はい、是非!期待して下』……"魔力残量が低下"…"通信が切断されました"》



期待して下さい。かな?

よし、今すぐ行こう!

期待して待っていろ的なことを言われて相手がゆっくり準備しているところに行って「え?準備してないの?」って言ってやりたいし。




side ハ??


通信切れたみたいだ。

ん?そういえば名前聞いてない。気がする。

どうしよう…





◇◆2






生まれも分からず、何故か生き延びた。

ゴミを漁りゴミと罵られ生きたことに後悔してなお生きることにしがみついた。

体は小枝のようで背も小さく声も出ず、何故生まれたのかと、何故自分だけが生き残ったのか嘆き、死にたくないと涙を流してうずくまった。

次第に動けなくなった。

唯一の財産だった毛布をクソ餓鬼どもに目の前で焼かれても、もう贖う力なんてなかった。

涙も枯れ、目も開かず、

このまま死ぬのかと心の奥底で思い、少し安堵した。

そして神を恨み呪った。

夜なのか昼なのか朝なのか、ここは何処なのか自分さえ誰なのかわからなくなった。

死んだら楽園があると言うが、皆からゴミとして扱われる自分でも入れてもらえるのだろうか……。

このまま死ぬのは嫌だ。

もし…体が動くなら、誰でもいいっ!

誰か、幸せな誰を道連れにしてやりたい。

そんな湧き上がる気持ちに動かない体を呪い世界を呪った。

誰か、誰か誰か誰か!

力を

力を下さい







ーーー力が……欲しいか?



ッ!?

その声は、耳によく入って来た。

すでに聞こえなくなったはずの耳からその声は聞こえて来た。

力が…欲しいか と

力、ああ、そうだ

力が欲しい

欲しい欲しい

力があれば

やり返せる、奪える、殺せる!

欲しい!くれぇ!寄越せ!

力があるものが奪い、自分もそうされて来た、ならば力…があれば

欲しい、そんなもの

与えられるものならば、与えてみろ


多分、声は出なかったと思うが口は大きく開いてそれから動かなかったはずの体は動いて右手が彼の足を掴んでいた。



ーーふふふ、はははは!良かろう良かろう


ーーー少し眠れ








◆◇



懐かしい夢を見た。

まだ自分が人間だった頃の話かな。



孤児として生まれ孤児院にも入れず世間から見捨てられたスラム街でも更に見捨てられたゴミ捨て場で私は生きてきた。

誰かが捨てた何かがスラムに集まって、スラム街の誰かが捨てた正真正銘のゴミがゴミ捨て場に集まる。

そんなゴミ捨て場の住人からしたら、捨てられるゴミも宝だ。

腐ったパンのカスも、何かの骨も、ゴミ捨て場の住人も…。

昨日の友人が今日のご飯なんてよくある話だ。食べ物に困ったから殺しましたなんてザラにある。

スラム街に慈悲を与えにきた聖女様は慰め者になりスラム街の人間に慈悲を与えぼろぼろになってゴミ捨て場に捨てられて食べ物として私たちにも慈悲を与えてくれた。


しかし、それっきりで、それからはまた同じ繰り返し。

そして死にかけていた。人生に絶望していた私を救ってくれたのは慈悲深き聖女でも神様でもなく錬金術師だった。


神は嘘ばかりだが、錬金術師は嘘はつかなかった。

力を望んだ力を与えてくれた。

望めば望むだけ。

やせ細った体は人間の大きさを超え肥大化し見えなくなった目は開き、万物を見通す魔眼として開眼した。

聞こえなかった耳は些細な物音でも聞こえる程によくなり、背中には羽が生え、口からはブレスが吐けるようになっていた。

種族名をアビスナイトデビルキメラドラゴンとか言っていた。

彼がまだ待てと言ったが、私が人間の頃から溜め込んでいた恨みが溜まりに溜まり、ついにいい付けを破って同じ境遇の仲間達と脱走した。


本能の赴くままに木を焼き、山を削り人を薙ぎ払った。

少し前まで恐ろしかった剣は通らず、魔法は弾いた。

この素晴らしい体に感謝をしたとともに強者の快感を味わった。

初めて自分が強者になれた瞬間…怯える人間を見て私たちは獰猛な笑みを浮かべて泣き叫ぶ悲鳴を聴きながらゆっくりと握り潰した。



快感に溺れ、幸せな誰かをこの世界を恨みんだ私達は自身らの強さに気づいた。

あらゆる魔物より早く走り鉄すら引きちぎる怪力を持つ者。

山を貫通する程の魔法を操る者。

ありとあらゆるものを食べそのものの能力を得られる者。

私たち…いや我々は、あの神よりも慈悲深い錬金術師によって魔物の力を取り込んだ人間として改造された仲間達の意味を込めて、人間を超越する種族。魔族を名乗った。

そしてかの錬金術師を我らの希望、魔族の神"魔神ディール"として崇拝した。

それと同時に世界中に存在する偽物の神とそれらを崇める国家を襲撃し滅ぼしていった。

いくつか滅ぼし、人間どめを虐殺してようやく落ち着いた頃には何年も経っていて、脱走したことを謝って力を与えてくれたことに感謝しようと施設に赴いたがすでにもぬけのからで我々は後悔した。

我らの神に懸賞金をかける不届き者は数多くいたが、情報はなく結局あえていない。

人間の支配地を魔族の支配地に塗り替え国を築いてからは戦争は少し落ち着いた。

落ち着いてからは、つがいになるものも多く魔族は繁殖力が強くここ数百年で人間の3分の1程にまで人数を増やした。

身体的な利のある魔族と知と数に利のある人間との戦争は泥沼化した。

人間は努力しなければ強くなれないが技術によって対抗する。

魔族はただ生きてるだけで強くなる、食べたらもっと強くなる努力したら更に強くなる、戦うとかなり強くなる、傷つくと信じられないくらい強くなる。

そういうように作られた。

強く強く強く強くなった。

強くなっても更に強さを求めて努力した。

世界は人間だけじゃない、ドラゴンも、得体の知れないものもいる。

肥大化した体は洗練され、次第に小さく魔力は濃く濃縮された。

そして人間に姿が戻った時、私は魔族の長、魔王に正式になった。

魔族で魔王を名乗る奴らを力でねじ伏せた。



今日から魔王になる×××××だ。今までの緩いやり方はもうウンザリだ。

我々魔族がなんなのか忘れていないか?

絶望だ。あの絶望を思い出せ。

弱い自身を呪い、幸せそうな誰かを憎んだあの日を。

我々に剣を向け、魔法を打ち効かないとわかって怯えた愚かな人間どもを!

さあ、進撃だ。滅ぼせ、殺せ、喰い散らせ!

自慢の牙で、爪で、炎で!

奪ってやろう。

全てを奪い世界を絶望に塗り替えてやろう。進め、進め、もっと進め、行けるところまで行ってやろうではないか!



さあ、蹂躙せよ!




アレは若木の至りというやつだね。ちょっと恥ずかしいな。

しかし、こんな夢を見た日だ。

きっとそろそろ会えるんじゃないかと思っている。

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