第6話 王国を出奔しよう
放逐された後、見た目の全財産を確認してストレージに入れた、防衛用のゴーレムを4体作成し一応自壊プログラムも組み込んでおく、掘っ立て小屋の守りはこれで良いので其処で一晩明かす事にする、渡されたショートソードの魔法も魔法破りで直ぐに処理、魔物誘因なんて危ないモノを放置するなんて出来ない、此処はただでさえ危ない【死の荒野】入り口といった場所でも何が出てくるのか判ったモノでは無いのだから。
【死の荒野】
王国、帝国、森林国の3国が接触する不踏破地帯、主な原因は内陸地の為に降水量が少なく、土地が痩せていて農作物が育ちにくい地質に、魔物が跋扈する事が挙げられる。
土地自体は大体地球のオーストラリアが入る程であるが、3国共に開拓が出来ないのは訳が有る。
各国境面より大抵徒歩1日辺りを超えて開拓村を造ると魔物が氾濫し襲って来るのである。
掘っ立て小屋程度がポツンとある程度ならば徒歩2日の場所でも問題は無いが(今居るのは此処)此処を過ぎると何時でも魔物が襲って来るデンジャーゾーンに為る。
魔物の分布は判明している所では、国境面より大抵徒歩1日の範囲内部を敬称深度1として
深度1
グリン・ウイード スライム・ウーズ ビック・ラビット デザート・ウルフ
深度2
徘徊するサボテン さ迷うオアシス ヒュージ・スパイダー 岩石猪
深度3
レッドキャップ ラージ・コボルト レッサー・オーガ トロール
深度4以降は判明しているだけでデス・ナイトやオーガ、サンド・ゴーレムが出現するらしいが深度3から集団で襲って来るらしく被害が増大し情報を集める事すら遅々として進まない
地形も最初は平均だが深度が深くなると共に起伏が大きくなり、深度4では渓谷も存在するらしい。
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