6th:黒之主と楓(現代)
黒之主:我が神になって…随分長く経った筈だが、お主は変わらぬなヨアヒムよ。
ヨアヒム:主人こそ。随分神々しいですな、ほっほっほ。楓様の力をモノに出来た何よりの証拠です。
黒之主:………神になった楓の姿も興味深いがな。
ヨアヒム:並の精神力では、到底堪えうるものではございません。恐らく楓様なら…壊れてしまっていたでしょう。
楓:あっ、黒之主だ!この人誰?
黒之主:………旧友だ。
楓:黒之主って変な格好の友達多いよね?やっぱり神様だからかな?
(ヨアヒムは声を殺して笑っているようだ)
ヨアヒム:(さすがは楓様。記憶がないとはいえ神になった主人に物怖じせず接するとは…)
黒之主:奴は昔からああなのだ。生業に関わる格好ゆえ、気にも留めなかったが。
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