卯月:………人前では、仮面を取ることを推奨します。礼儀ですよ。

ウェパール:あのねせんせー、凄い"まじっく"だね！お面と服が浮いてるよ！

卯月:……………何ですって？身体が見えないんですか？

ウェパール:んーん？服のなか、真っ黒。何にもないよ。

卯月:(まさか…とうとう生命活動が停止した影響が？早く…蘇生の術を捜さないと！)

ヨアヒム:(………こんな幼子が、既に亡くなっているとは。なんとお痛ましい…。それにもう一方、私に全く興味がないようですね。辛辣ですな…)

ウェパール:ね、おじさん。どんなまじっくなの？僕も真似する！

ヨアヒム:ほっほっほ……"マジシャン"にとっては"マジックの種"こそ秘密にするべきもの。そう簡単には教えられませぬ。

卯月:(く……ウェパールの興味を引くのは上手いようですね！)

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい