第67話
そういうと机の中を調べた
「何も入ってないぞ?」
「引き出しを取り出してください」
ガコンっという音がして中を覗いた
黒い袋に入れられたノートが引き出しの裏側に固定されて見つかった
「アナの奴用心深過ぎだろう」
そのユノの呟きに皆賛同していた
「では開きますよ」
「日記か?なんて書いてある?」
人間には読めない字だって事はわかるだがクロードにも読めないと首を振った
「ってダメじゃねぇか」
「ちょっと待て。これ暗号だぞ、それもノヴェル家の使う何でアイツが?」
レオンは見覚えはあったのだろう
これを読んでいると言う事はレオンがそこに居るのですね?
もし、婚約式までに私の身に何かあった時の為この文を残します
当たって欲しくはなかったがこの文を読んでいると言うことは私がさらわれたと推測する
そうなった場合、私がとる行動は2つ薬による抵抗を試みるか、呪術による肉体強化の二つだ
万が一私が毒で動けなくなっていた場合は自身の血で知らせることにする
君たちは、私が合図をするまで慌てずにいてほしい,特にユノは絶対に助けにこようなんて思わないで
あとレオンが送るであろう式神は私が持っている。この意味わかるな?
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