人生のように


わたしは

わたしの中の安全装置が外れるのを確認した

そしてわたしは法には束縛されないわたしとなったのだ

わたしは現実世界からの逸脱を始めた

神様のほっぺにガムをくっつけて逃走するのだ

ざまあ

第三世界でダークマターを吸引した

もう誰にも止めることは出来ない

時計の針は効力を失ってさっきそこでぐったりと死んでいるのを発見した

わたしの血液は風のように体内を流れ

線は

二度と交わることなく

互いに真っ直ぐに突き進むのだった

刀でモッツァレラチーズを叩っ斬った

「ずびゃっとね」

シルバーシートに火炎瓶を投げそこに座っていた人参を殺す

詩だ

やりたい放題以外に意味は無いと考えるわたしがいる

わたしは次の段階へと進む

この詩を終わらせる方法を考える

この詩があなたの目に触れている今現在

この詩には始まりがあってそして終わりがある

けれどあなたがこれを読む前

つまりわたしにとっての今この瞬間には

この詩は始まってはいるがまだ終わってはいない

しかし終わりは突然、訪れる


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