飽きたんだよ

おれはもう飽きたんだ

お前はどうか知らないが

隣りの席に座っているお前の気持ちなんてわからないが

おれはもう飽きたんだ

だから酒を飲む

おれはもう役目を終えた

そのことをわかっているんだ

何か大切な事を誤魔化すために酒を飲む

おれはもう飽きた

今まで歩いて来たこの道のり

また引き返すことだけは御免だ

それなら頭を撃ち抜かれて死んだ方が遥かにましさ

こんな気持ちわかるかい？

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい