一話目を読みながら、どうなるんだろう、なんでこうなったのかな、と考える。二話目を見て、あぁ、さっき考えてたことが答えなんだな、と感じる。そんな構成なのかな。面白かったです。
私はこう感じました。何とも言えない空腹感。そして高揚感。それらが絶妙に組み合わさり、歓喜が生まれた。最高の作品です!!新しい扉が見えます!!
読みやすく、かなり面白い作品だと思います。
すぐに読めます。物語の構成もまとまってて、最後まで一挙に読ませる物語です。あえて心理描写を無くしているのだと思いますので、ドラクエの主人公への感情移入のような、読み手の感情を重ねて保管する、という形をとった小説です。
スっと物語の描写は頭にはいるのに、場面展開や時系列、結末までがあまりに早すぎて、理解するまで何回も読み返しました。それでも、結末はどうなっていくのか。 登場人物の関係性や過去が何一つ明かされてないのにも関わらず、不思議と結末までの展開が読めそうで読めない。 あまりに異色すぎる短編。この物語は「筆者の用意した結末」ではなく 「私たちの考えうる結末」で終わらせてあげたい。