【鈍色の雨】 パンフレット
(内容を一部抜粋)
●アトラクション概要
超能力を有し旧人類を憎む新種族ニューエイジ。その中でもリリスは異端の存在だった。厄介者扱いは慣れていた。それでもある目的のために、彼女は同胞たちの元を離れることを決意したのだった。
そんな折、彼女は同じく街からの脱走を図る者たちと運命の出会いを果たし――
●原作
【ニューエイジ:エンドオブヒューマン】
旧人類を憎み根絶しようとする人造の新人類『ニューエイジ』たちと戦うサイキックSFアクション。
●キャラクター
【リリス】
本アトラクションのヒロイン。ニューエイジであり第一位(幹部階級)とされるが、権限は限りなく弱い。
ニューエイジの長であるカムイに特別な思いを寄せており、人間的感情を抑制されたニューエイジ幹部たちの中にありながら恋情を知る彼女は「余計な感情を持った失敗作」として冷遇されるのだが……
能力:『絶対防御』
ごく一部の例外を除き、あらゆる攻撃を無力化する障壁を自動展開し身体を防護する。他者に対しても強力な防壁(※こちらは強度に限界がある)や治癒能力を任意展開できる。
ただし身体の損傷を伴わない、拘束といった類の加害に関しては無力という弱点がある。
【ヴォルツ】
ニューエイジ内での階級は第二位(戦士階級)。護衛あるいは監視としてリリスに付けられることが多い。凶暴かつ享楽的な側面があるため過剰な感情の動きを疎む幹部階級からは軽んじられ厄介事を押し付けられることも多い。
能力:『電撃』
体内で生成した高圧の生体電気を戦闘に用いる。シンプルながら応用が利き、遠近両射程を駆使した戦闘はもちろん磁力操作なども行えるらしい。
●用語集
【ニューエイジ】
旧人類に絶望したカグラ博士によって開発された新人類。例外なく超能力を持ち、造物主である博士同様旧人類に対して強烈な憎悪を抱き、彼らと敵対している。
現在は旧人類たちから奪った首都を本拠とし、その勢力を静かに拡大している。
とりわけ幹部階級と呼ばれる特別な者たちは旧人類の愚かしさを嫌悪した博士の設計により、人間的感情を限界まで抑制されている存在、はずなのだが……
【解放軍】
ニューエイジらに占拠された首都を人類の手に取り戻さんと組織された反乱軍。ニューエイジらに対し人数こそ勝ってはいるが、少数精鋭・拠点防衛に優れたニューエイジの勢力に対し決定的な有利を得られるまでには至っておらず、戦局は長い間小康状態となっていた。しかし、ニューエイジの力を有するある青年の登場により、その戦局は大きく覆ることとなる。
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