第25話 新と夜、喧嘩したまま迎えた朝(神楽耶夏輝様からの課題)
「描写の練習、新からの課題」を、upした所、神楽邪夏輝様から課題を頂きました
(*´∇`*)
ありがとうございます
(*゚∀゚*)
課題名『新と夜、喧嘩したまま迎えた朝』
早速書いてみます
(*´ω`*)
************
今日の仕事は塗装。
昨日まで、久しぶりの現状回復のクロス貼り替えだった為、二人とも少し疲れていました。
クロス張り替えの方が二人とも気を使わないし慣れている分、塗装は神経も体力的にもストレスが半端ありません。(現場にトイレがない事もストレスの原因だと思います)
食事をしながらテレビを見ます。
新「るー醤油取って」
る「はいっ」
私は新に醤油を渡しながらテレビ画面に目線を移しました。
テレビの画面の内容はYou Tubeのワンコやニャンコの癒し動画が流れています。
二人とも、秋と言っても外の仕事、疲れきっていて髪の毛も変な癖がついている感じ、もう見るからにくたびれた状態です。
ブッブッ。
その時です。
私の腕時計から音がしました。
私の腕時計はスマートウォッチなので、カクヨムから通知が来ると音がします。
私、カクヨム依存症です。
通知きたら、見たいです。
しかし、新はあまり私がカクヨム、カクヨムばかり言う為、ちょっとヤキモチを妬いてきていました。
る「今日もね、何とか小説更新できたの〜」
新「ふーん」
る「そんでね、今日はね、あいるさんがね〜〜」
私、カクヨム大好きです。
私が話す会話も自然とカクヨムのフォロワーさんの会話が多くなります。
私、何も考えずひたすら喋ります。
フォロワーさんである、あいるさんが大好きな私、あいるさんの名前が会話に出てくる事が多くなっていました。
普通に食べながら会話していた私達。
だんだん新の会話が減ってきます。
ブッブッ
また腕時計から音がしました。
私、またスマホを見ます。
新「ちょっと、その音、頻繁過ぎない? 浮気じゃない?」
笑いながらですが、新からそんな風に言われてしまいました。
ち、違います。
た、確かに、あいるさんの事は大好きです。
あいるさんの病状を知った時はしばらく物語が書けなくなってしまうぐらい心配しました。
でも断じて浮気じゃありません。
その日も少し怒っているのかだんだん新の口数は減ってきていて、喋っている声の語尾がちょっとだけキツくなってきている様に感じていた私でした。
新は少し頑固です。
私も頑固ですが、新がヘソを曲げると少し時間を置いた方が良いのです。
新がお風呂に入りに行きました。
私は新の下着など、お風呂上がりの準備をして、それを洗面所のカゴに入れて「着替え持ってきたよ」と声をかけました。
緊迫した空気を消したい思いで何とも思っていない風に声をかけて、浴室の中から新の「ありがとう」がシャワーの音と一緒に聞こえてきました。
もう、怒ってないかな?
私は手探り状態で、その日はそれ以外はあまり会話せずに床に着きました。
ベッドは元々別です。
部屋は襖を挟んで隣同士で、襖を間に挟みベッドを並べています。
次の日の朝4時に私のスマホのアラームがなります。
私、まだ寝ぼけていて頭がはっきりしておりません。
私は睡眠中は毎日と言ってもいいほど夢を見るのでまだ頭がポヤポヤしていました。
る「んっ、あー、起きな、起きなきゃ、新、時間」
そんな風に呻いた後、なんとかベッドから出て、キッチンに向かいます。
新の朝の食前の薬二包と、水の入った湯呑みを新のベッドの側に置きます。
る「新、薬、ココに置いとくよ?」
新「んっ」
新もまだ寝ぼけています。
私はキッチンに戻りいつも通りインスタントコーヒーを二杯入れて、テーブルに置きます。
る「新、コーヒーできたよ?」
とココで私、頭が冴えてきて昨日新と喧嘩していた事を思い出しました。
あっ、す、すっかり忘れていつも通りにしてしまった。
新「ありがとう、おはよう」
新も少しまだ眠そうですが、普通に話してきました。
はい、新、昨日の喧嘩、忘れています。
おっしゃ!
その日はなるべくカクヨムの話は避けて、ちょっぴりスマホを見るのを控えました。
『ブーッ』
軽快に鳴ったこの音。
なんだと思います?
側に居たら皆が振り返る程の大きな音です。
私のスマートウォッチじゃないですよ。
新の屁の音です。
る「私も!んーっ」
新「張り合わんで良いの!」
る「無理やった。身が出そうだで力むの止めた」
新「面白さでは、るーに敵わないんだから屁ぐらい勝たせてくれても良いでしょ?」
そう言いながら二人で大笑いしました。
はっ!
フィクション書くつもりが、ほぼノンフィクションを書いてしまった( ゚д゚)
しかも、描写の練習なのにあんまし描写無し?(駄目じゃん)
夏輝さんこれでは課題合格にはなりませんか?
_φ(・_・;
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