第3話 デート先を決める

私と彩音は何処へデートに行きたいのかを相談している。


しかし、デートの行先がなかなか決まらないでいる。


「奏は私となら何処へデートに行きたいの?」


「彩音とデート出来るなら何処でもいいよ」


「それさ、私と一緒に行きたい所ないの?」


「正直言うとね、彩音と居るだけで幸せなの」


「はぁっ、奏さ、デートしたくないの?」


「デートしたいけど、私はこのままでもいいかなって思ってる」


私は心の中ではデートに行きたくない。


理由はデートをするお時間があるなら、

彩音との時間を大切にしたいと思っている。


「デート行きたいなら、彩音が決めていいよ」


「それでいいの?」


「うん」


私はデートなんてどうでもいいと思っているため、

正直に言えば彩音とお話をしているだけでも幸せでした。


彩音は真剣にデート先を考えているように見えた。


しばらくしてお時間が経過すると彩音が私に声をかけてくるのだった。


「奏、ケーキ食べ放題のお店に行きましょう」


「ケーキ食べ放題のお店?」


「嫌かな?」


「ううん、嫌じゃないよ、行きたい」


「それじゃあ、ケーキ食べ放題のお店に行きましょう」


「うん」


デートの行先が決まった事によって私と彩音は準備をしている。


ケーキ食べ放題のお店に行くとなるとしっかりと食べないと元は

とれないわね。


私と彩音は準備が整うと、ドアの所まで歩いてドアノブの動かしてドアを開けて

お部屋から出ると玄関に向かう。


玄関に着くと私と彩音は靴を履いて扉を開けて外へと出る。


「奏、ケーキ食べ放題のお店に行くよ!」


「うん」


どうやら彩音はテンションが上がっている。


そんなに私とデート出来るのが嬉しいのでしょうか。


私も彩音とデート出来るのが正直嬉しい。


ケーキ食べ放題のお店ではどんな出来事が待っているのでしょうか。


私はそれが楽しみでしょうがない。

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