第95話分かる解る判る?
あの後母の料理を食べて風呂に入り
またベッドへとダイブした。
関係ないけどご飯は美味しかったです。
さてと、これからどう動くべきなのか
まぁそれが分かれば苦労はしないよな。
問題点が多すぎるだろ
とにかく今は『松本花菜』の発言について
考えていくか。
そもそも何故彼女は退場してしまった『小倉優依』の存在を認識していたのか?
今現在考え付くのは二つ
実は『小倉優依』は退場していないという事
退場してなくて実は何処かで高みの見物でもしているとだから『松本花菜』が覚えていた
だがそれでは何故『松本花菜』以外の人からは覚えられてないのか、それと何故この
タイミングで自ら退場したのか
正直挙げればきりがないほどに矛盾や謎が
出てくる。
二つ目『松本花菜』も俺や足立さんと同じ
境遇という事
しかしこれも色々な謎が残る。
もし俺達と同じであるなら何故『ああも平気に何事も無かったかの様に日常を過ごす事が出来る』のかという事だ。
だって本来いない筈の人間が居ているはずの
人間が居ない
その時点で矛盾が生じている。
しかも重要人物であるこの世界の主人公と
ヒロインに自ら?一緒にいるのだ。
もしかしたら彼女なりに動いているのかも
知れないが見ている限りではそんな様子も無かった。
まぁ『松本花菜』が俺みたいなモブに気付かれない様な分厚い仮面をつけているなら
話は変わってくるが
だがどうして仮面を着けているのか?と疑問も出てくる。
あー駄目だ考えれば考えるほど頭が混沌になっていく。
こういうときこそ足立さんの出番だと
僕は思うのですがねぇ。
といるかもわからない神様に訪ねてみたが
当たり前の様に返事は返ってこない。
ブーブーブーブー!
神様は届かなかったみたいだが、どうやら
女神には届いたようだ。
携帯の画面には
『足立恵』
はぁー俺一人だと限界だった所
全くいいタイミングでかかってきたよ。
ぶっちゃけ足立さんと話し合っても何が分かるとかはないと思うけど、精神的に楽になるんだよね。
まぁ恥ずかしいから本人には言わないけど
さてと携帯がさっさと出ろとうるさいので
出るとしますか。
「もしもし?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます