ドビュッシーのアラベスクという楽曲の選択が真智子の心模様とクロスし、作品の情緒に彩りを添えていますね。読み手として心が踊りました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ドビュッシーの『アラベスク』はとても瑞々しく清らかなメロディとして有名な楽曲で、真智子にとっては慎一と初めて出会った時に弾いた曲としての思い出もあり、慎一にとっては亡き母との思い出もあり、とても大切な曲ですね。
この小説ではそこからさらに音楽の世界を深めていくという意味で楽曲のブラッシュアップを意識しつつ、『アラベスク』はそれぞれの心の根底に流れる音楽として意識している面があります。
作品の情緒を読みとってくださって、ありがとうございます!
初球から中級にかけてのモーツアルトと言えば『きらきら星変奏曲』が思い浮かびます🎹 あと、ソナチネに収載されていた『ロンドニ長調』も好きでした🎼
真智子さんが金髪の奏者を思いつつ取る「楽譜を探す」という行動にも、ピアニズムを感じます。
自らを鼓舞して弾かれる曲がドビュッシーの『アラベスク』であること……真智子さんの原点ですね。慎一さんと出逢った日のことが甦ります。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
モーツアルトは明るく軽やかな曲が多いですよね。『きらきら星変奏曲』は楽しい曲ですが、速いパッセージを軽やかに弾きこなすのに私もたくさん練習しました;;『ロンド二長調』も懐かしいです。ソナチネアルバムは洗練された曲ばかりですよね♪
真智子はレッスンをやめて音楽の道へ進むかどうかも迷った時期があり、でもそんな真智子の迷いを解いてくれたのがドビュッシーの『アラベスク』で、ひいなさんが仰る通り、真智子の原点ですから、真智子にとっては自分自身と向きあえる曲でもあります♪♪
プログラムを見ただけで、細かく思い出せて、周りの様子さえ観察している真智子が凄いです!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
真智子は緊張しつつ、細々としたことに気をくばっていたようですね。