第241話 シティハンター
ども。
新巻へもんです。
執筆が上手くいかないので、またエッセイを書いてしまおうと思います。一応1日2千字のノルマはクリアしたからもういいかなって。土日はまとめて書くチャンスなんですけど仕方ない。ということで、タイトルに挙げた作品に関して、創作関連の話をします。
今日のテーマは実写化という点についてです。今年の初めにはマンガ原作のドラマ化を巡って自殺者が出るという不幸もありました。まあ、諸般の事情があるのでしょうけど、原作ファンが納得できる実写化と納得できない実写化では後者の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
あまりに原作からかけ離れ過ぎて駄作の代名詞にまでなってしまったアレとか、公開前に原作者が意味深なコメントを出したアレとか、ちょっと思い浮かべただけで色々ありますね。それで原作のジャンルによって難易度は変わるのでしょう。異世界ファンタジーなんかは舞台や衣装の再現も大変そうですし、実写化したら厳しそうなのは容易に想像できます。
エメラルドやピンクの髪をナチュラルに再現するのはやはり難しいと思うんです。まあ、金をじゃぶじゃぶつぎ込めば解決できるのかもしれませんが。そういう意味では現代ものは比較的実写化の親和性が高いでしょう。日本人の役者が演じるのに違和感もあまりないでしょうし。
なので、シティハンターは比較的条件がいい方ではあるでしょう。それでも、実写化作品が2作品も評判がいいという大変に恵まれた作品だと思います。フランスで作られた『ニッキィ・ラルソン』も本年ネットフリックスで公開された作品も原作破壊の声はあまり聞こえてきません。
『ニッキィ・ラルソン』は新巻も視聴したのですが、小さな齟齬はあるにしてもきちんとシティハンターとして楽しめました。どうして、こういう作品とそうじゃない作品が生まれるんでしょうね。シティハンターは2次創作の神様に愛されているのかもしれません。
と書いたところで、香港映画の記憶が蘇ってきました。うん、まあ、あれはジャッキー・チェンによるジャッキー・チェンの映画だったな。カンフー映画として面白くないわけじゃないけど、シティハンターかと言われれば首を捻らざるをえないですね。やっぱり、原作ファンも楽しめるようになってきたのは時代の流れなのかな。
これはいい流れだと思います。実写化の制作側にも諸事情はあるのでしょうけど、原作ファンを蔑ろにするのは不誠実でしょう。そのタイトルに惹かれて見に行ってがっかりというのは厳しいですからね。創作者としての新巻にはあまり関係ない話でした。
ではでは。
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