第232話 くだらないことのすべて、一秒後に胸を揺らすことのすべて
ども。
新巻へもんです。
カントリーマアムってクッキーがありますよね。年々小さくなっていて数十年後には消滅するってインターネットで擦られているあれです。それでそのバニラ味の材料に白餡が含まれているって知ってました? まあ、そのまま食べている分には全然分かりません。少なくとも新巻にはさっぱりです。
先日、馬鹿舌の新巻にもはっきりと存在を感知する方法があったのでご紹介します。赤ワインと組み合わせると、口の中に白餡の味が立ち上ってくるんです。これ、白豆の含め煮じゃん。洋と和のマリアージュ、お試しください。人生を豊かにすることにはまったく貢献することのない小ネタをご提供させていただきました。
さて、公開している『俺はしがない下請け陰陽師なんですが』をお楽しみ頂けていますでしょうか。
https://kakuyomu.jp/works/16817330651616113076
ホラーの週間ランキングで9位まで上昇し、申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちがないまぜになっています。
それから、遅ればせながら同題異話に参加いたしました。今月のお題は「くだらないことのすべて、一秒後に胸を揺らすことのすべて」です。例によって制作過程を追ってみることにしましょうか。
まずは「すべて」というところに着目です。世の中には様々なものが存在します。「くだらないもの」も色々あるでしょう。いい大人が「すべてを知っている」と言ったら滑稽です。ソクラテスにぶん殴られますね。汝の無知を知れです。まあ、こういうセリフは成長途上にある年齢で言えばまだ可愛げがあります。
すべてと言いきってしまうところの視野の狭さもまあ仕方ないよね、という感じ。となると舞台はまあ学校がマッチしそうです。狭い社会ですし、心も体もまだ未熟。次に組み込まなくてはいけないのが、前半と後半の構造です。どちらも「すべて」なのですが、これを対立とみるか、同値とみるか。ここは同値とみた方がドラマがありそうです。くだらなくて同時に胸を揺らす。そんな方向で書いてみましたが、ちょっと自分としてもしっくりはきていません。
さて、最後にお知らせです。第229話で自分には作風が合わなそうだし、時間もないからパスと言った「電撃の新文芸5周年記念コンテスト」。
すまん。あれは嘘だった。
ということで、やっぱり参加します。
もうそろそろ狼中年作家と糾弾されそうですが、本当に見送るつもりだったんですよ。
なんかネタが降ってきたのが1月27日。その土日で2万字ほどがっと書きました。土日は1日1万字のノルマを自分に課して今日現在8万8千字です。現時点の最遠日の3月2日まで予約投稿も済んでいて、10万字は到達するなという目途が立ちました。
ホラーも毎日更新しているところで、通知欄がうるさくなっちゃいますけど許してね。タイトルは『若君♂が俺のことを好き過ぎる』。明日の13日から毎日2話ずつ公開して3月8日までには規定文字数に到達させます。それが終わったら、連載中のもろもろを巻き取るんだ。壮大な未達フラグをぶちたてて本日は終わりにしたいと思います。
ではでは。
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