　ども。

　新巻へもんです。

　「嫁入り」コンテストが残り１０日となりました。拙作はまあ、「ジャガイモ小説」コンテストなら優勝したと思うんです。割とマジで。でも嫁入り後のセカンドライフがテーマなんですよね。拙作も一応レギュレーションは満たしていると思うんですけど、やっぱりイロモノ枠でしかないんだろうなあ。もうすぐ連載終了です。

　第２１４話で他の方の作品を紹介したんですが、その後２作投稿があったので、そちらもご紹介します。まあ、ここからさらに新作投稿はないでしょう。

　１作目。綾束乙さまの『レベルアップ支援の加護がない外れ聖女だと売られるように隣国に嫁がされましたが、どうやら私の加護はレベル上限解放だったようです』です。

　コンテスト応募２作目。創作意欲が旺盛ですね。

　長めの説明的タイトルで概ねあらすじが分かる親切設計です。

　少しだけネタバレにならない程度に中身に触れると、主人公のフェルリナのドアマットぶりが結構ひどい。祖国は間違いなくブラック国家。結婚を転機に幸せになっていく（だろう）という王道ストーリと思われます。作者の綾束乙さまの得意な分野ですね。

　特筆すべきはヒーローのアルヴェント。二つ名が『ゴビュレスの灰色熊』というゴツイ、疵面の男です。

　そんな外見なのですが、見た目と違って中身が繊細かつ女性慣れしていないという。ギャップ萌えが楽しめます。カワイイ。

　溺愛と主人公の活躍の両方を追求する展開と思われます。

　２作目。雨杜和さまの『猛禽王の嫁になったアルフヒルト＝ゼルダ王妃は無敵という噂です　〜『婚活』逃して異世界転移したら、ウソ😱　人外夫がいたんです💦〜』

　こちらもタイトルで概ねの状況は分かりますね。

　主人公の石倉葵が限界ＯＬとしていい味を出しています。

　異世界ではアルフヒルト＝ゼルダ・ウイルフェルメリール王妃。二話目ですでに結婚済みで、三十路の葵としては美味しいところがすでに終わっている状態。

　ゼルダのオリジナルの人格が残っているのですが、どうも望んだ結婚ではなく、婚姻関係の破綻が祖国の危機に直結するという話を聞かされて、さあ、どうするというところまで話が進んでいます。

　推測になりますが、「嫁入りしてからの主人公の行動・活躍を楽しめる作品」に重点を置いた作品のようですね。

　個人的には雨杜和さまの書くイチャラブも見てみたい気もします。

　現在コンテストへのエントリーは３４０作。２０日間で１３０作！も増えたようです。それでも賢いヒロインに比べればまだまだ少ないでの狙い目かも。

　ではでは。

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