第236話 令和5年度の総括
ども。
新巻へもんです。
インプットのために映画でも見にいこうかと上映中のラインナップを確認したら、フランク・ハーバート原作の『砂の惑星』がアンテナに引っかかります。ただパート2なんですよね。まあ、ストーリーは知ってるしそれでも問題ないかと思ったのですが、ストーリーを知ってるなら行かなくても良くねえかという結論に……。
『砂の惑星』はコンピュータが禁忌とされている世界なのと火器を無効にするシールド装置があるお陰で、SFながらファンタジーっぽさがあります。人間コンピュータであるメンタートとか、独自の権限と力を持つベネゲセリット教団とか、創作するに当たっての面白い舞台装置に溢れているので未見の方には参考になるかもしれません。ちょうどドラゴンノベルスのお題にファンタジー×SFもありますし。
で、上につらつら書いた文章中の固有名詞は何も調べずに記憶で書いてます。なんという脳の無駄遣い。ちなみについさっき気が付いたんですけど、拙作『酔っぱらい盗賊』に出てくる神官のエイリアさんの名前は、たぶん『砂の惑星』の主人公の妹から取ってますね。単に名前が浮かばなくて脳内から適当に拾ってきたので関連性とかは皆無ですけど。
さて、令和5年度が終わったので、カクヨムでの活動記録の備忘でも引っ張り出してみることにしましょうか。各月ごとの執筆、コンテストへの応募状況と結果は以下の通りになります(タイトルの後ろの数字は当月の執筆量)。
4月 賢いヒロインコンテスト
『知恵の指輪と伯爵令嬢』 ⇒選外
『俺はしがない下請け陰陽師なんですが』(2万字)
角川ホラー文庫 デスゲーム小説コンテスト ⇒選外
『アンダードッグ・ゲーム』(8万字)
5月 第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト ⇒選外
『無断転生』(11万字)
6月 カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト ⇒選外
『山田秀斗はとにかく家に帰りたい』(6千字)
『繋ぐ糸の色を教えて』(5千字)
カクヨム公式自主企画「百合小説」 ⇒選外
『召喚勇者とエルフの精霊使い』(6千字)
7月 第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト
『よいか。下僕は素直に我に従うのじゃ。のじゃー』(1万字)
⇒一次通過、落選
東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞
『名探偵と僕(10万字)』 ⇒一次通過、最終選考、落選
8月 「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテスト
『令嬢はジャガイモを愛し愛されて』(5万字) ⇒選外
「世界を変える運命の恋」中編コンテスト
『邪神の依代の私と正義の国の若き王』(5万字) ⇒一次通過
9月 カクヨムコン9
『天才忍者は異世界でも無双しない』(11万字)
10月 第2回「夫にナイショ」漫画原作コンテスト
『サレ妻は転生先でも追放に。でも天使な息子がいるから平気です』(2万字) ⇒選外
第31回電撃小説大賞
『俺はしがない下請け陰陽師なんですが』(8千字)
11月 『俺はしがない下請け陰陽師なんですが』(6万字)
12月 『俺はしがない下請け陰陽師なんですが』(3万字)
カクヨムコン9
『俺だけ使えるユニーク魔法で異世界サバイバル』
1月 『俺はしがない下請け陰陽師なんですが』(1万5千字)
電撃の新文芸5周年記念コンテスト
『若君♂が俺のことを好き過ぎる』(1万5千字)
2月 『若君♂が俺のことを好き過ぎる』(10万字)
この男’s(メンズ)の絆が尊い! 異世界小説コンテスト
『花の検非違使三人衆と禁裏衛士』(2万8千字)
3月 『若君♂が俺のことを好き過ぎる』(2万字)
『花の検非違使三人衆と禁裏衛士』(3万6千字)
KAC20243
『マダム・エクランの不思議な箱の店』(1万字)
『美少女たちと旧式宇宙貨物船で今日もゆく(仮題)』(4万字)
コンテスト外
『相棒は真面目で紳士でちょっと皮肉屋』 7万5千字
だいたい累計で97万6千字になります。短編を含めれば100万字を超えるでしょう。10万字超の長編を5本、5万字から8万字の中編を4本と書いていても、コンテストの結果としては惨憺たるとまではいきませんが、残念な結果が続いています。やっぱり自分は偶然に出来のいい作品が書けちゃったパターンなんだろうな。
ドラゴンノベルス用に書いていたのはSF色が強くなりすぎちゃってカテエラ起こしているし、なかなか難しいですね。書籍化を目指すならもうちょっと自分の思想を薄める必要があるのかも。ちと厳しい状況ですが、引き続き精進して参りたいと思います。
ではでは。
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