第208話  七月の七分七十七秒のゆくえ

 ども。

 新巻へもんです。


 二話前にコンテストの結果待ちのことを書いたのですが、実はチェックが漏れていただけでその時点ですでに、スニーカーは一次で落選してました。参ったね、こりゃ。ということで、ドラゴンノベルス向けも規定文字数到達により、弾は結局4発ということになります。


 編集部で選考中となっているコンテスト一覧を改めて見てみると、やっぱり参加作品数が多いですね。参加していないものを含めてこんな感じでした。


 第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 2,676作品

 角川ホラー文庫 デスゲーム小説コンテスト 292作品

 カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト 789作品

 「賢いヒロイン」中編コンテスト 1,140作品

 第3回角川武蔵野文学賞 569作品


 ドラゴンノベルスの魔境っぷりがイカレています。作品数もそうですけど、週間ランキング1位の星が5桁ですからね。200弱の拙作では中間選考抜けるのも厳しい感じです。一方で、デスゲーム小説コンテストは作品数もそれほど多くなくて狙い目だったのかもしれません。


 そして、開催中のコンテストですが、第2回「G’sこえけん」で週間13位とまあまあの位置につけています。前回受賞作が博多弁で勝ち抜いていたので、知恵を絞った結果が「のじゃロリ」。一定のニーズはあるはずですし、差別化は図れているんじゃないかと思っています。


 カクヨム公式自主企画「百合小説」に参加した『召喚勇者とエルフの精霊使い』は短編ながら☆50を頂きました。現時点での私の百合を煮詰めた話が書けたので結構満足しています。この距離感なんですよ。私の中での最高の百合タイムは。


 そして、月が変わりまして、同題異話のお時間です。『七月の七分七十七秒のゆくえ』。久々に制作過程を追ってみましょうか。ネタバレするんで気を付けてね。


 七がフィーバーしているな、というのが第一印象です。となれば七月七日の七夕を連想するのは自然でしょう。じゃあ、男女の間での話かなあと仮置きして、次に七分七十七秒の方に着目します。八分十七秒ではなく、この書き方をしているのが印象的ですね。とりあえず秒換算してみると約500秒になりました。


 本のタイトルになっていたと思いますが、男女のアノ時間は平均11分間らしいです。読んでいないのでスタートとラストがどのタイミングかは分かりませんが、500秒は短めということになりますね。『後藤さん』のラブシーンを詳細に書いてもいいのですが、さすがに警告くらいそうなので却下しました。


 それで、500秒って何かと考えると、太陽の光が地球に到達する時間の平均値ってことを思い出します。じゃあ、宇宙モノだな。太陽近辺で事件が発生して、それが地球に急報されて、七分七十七秒。最初に連想した七夕のことも話題に盛り込んで、男女に会話させればいいんじゃないか。ということで完成です。


 前話で多くのジャンルを書くのはマイナスじゃないかと自分で疑問を呈しておいて、すぐこれです。まあ、次の公開作は学園ミステリ大賞のミステリだし、もう気にしても仕方ないな。そのミステリは現在7万2千字、概ね完成といっていいでしょう。これ終わったらファンタジー執筆に戻るんだ。巨大なフラグを建てたところで。


 ではでは。


 

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