第207話 創作路線
ども。
新巻へもんです。
「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテストの予告が出ましたね。カドカワBOOKS編集部さまの動きは早い。「賢いヒロイン」中編コンテストの中間選考結果の発表もまだなのに、次のコンテストなの? いや、まあ、コンテストが多いというのは嬉しいことなんですけどね。
今回は、過去3回以上に求める作品を明確に提示してきています。書きやすくなったと同時に、幅が狭いだけに勝負は厳しいものとなるでしょう。物語の骨格部分が一緒なので、個性的な世界設定と魅力的なキャラクターかどうかが問われることになりそうです。
女性向けは市場分析が明確に出ているということなのでしょうかね。ちなみに男性向けはここ一年ほどは明確な軸が消えて傾向がつかめなくなっているというのが私の印象です。それで、ここまではっきりと指定してくれているのだからと、第4回の中編コンテストも参加しようかなと迷っています。
やっぱり、ウェブ小説を書くという場合には、色んなジャンルに手を出すのはマイナスなんじゃないかという思いを強くしているんですよ。もともとそうなんじゃないかという気はしていたんですけどね。以前はプラス・マイナスでトントンというぐらいでしたが、今でははっきりとマイナスではないかと考えています。
私の代表作は男性向けです。流入経路はそこが一番太いのは間違いありません。そこを読んで頂いた読者様が、別の作品を読もうとしたとします。じゃあ、連載中のものでも覗いてみるか、となった時に、あまりにカテゴリ違いだとその場で離脱してしまうんじゃないか。そんな気がしてなりません。
代表作を書いたときは神がかっていたので別枠ですが、技術的には向上しているはずなのに、読者の方からの反応がいまいちなのは期待を悪い意味で裏切っているのではないか。ラーメン食べたくて店に入ったのにクレープ出されてもね、って感じで。まあ、圧倒的に面白い話を書けばいいんですけどね。第4回の参加不参加は、とりあえず「賢いヒロイン」の中間結果見てから考えればいいか。
なんてことを考えつつ、第2回「G’sこえけん」と公式自主企画「百合小説」は準備完了しているし、なんなら「学園ミステリ大賞」向けにも書いてるんですけどね。言行不一致ここに極まれりというところでしょう。なお、ミステリは書いていて辛いので投げ出す可能性もあります。
第2回「G’sこえけん」は、個人的にはいい出来です。間違いなく第1回参加作よりも語りかけに向いたシチュかつ語り部になっています。底堅い需要があるはず。代表作の読者層と一致しているかは……考えません。百合小説の方も当社比でかなり高濃度な百合成分になっています。お楽しみに。
ではでは。
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